この頃、カクヨムのPVが伸びないと、自分の小説が読まれないことばかりに気をもんでいたが、考え直してみれば、人の作品を読んでいないのだから、自分の作品を読んでもらえないのは当たり前ということに ....
青い風がなく
白い波がほとばしる
草木は朝日に輝く
灰色の月が眠る
すべてが見えるとは つまり
何も見えてなど いないのだ
座席がひとつ空く
泣いたはずの誰かが星を見る
失ったこと ....
自己の意識を抑制して
心が向かうべきところを
知らなくては
己の意識は
方向性を持つ
新しい真の考えに至るためには
我がままなんて言っちゃだめだ
竹のようにしぶとい根っこを張り巡らして
....
ママに
ママってサク山チョコ次郎に似てるよね
って言ったら
怒られちゃった
いいじゃん
めちゃかわなのに
毎日楽しそう
笑って生 ....
変わらないもの
いくら思い浮かべても浮かんでこない
変わらないもの
愛情
変わらないというか
最初からなかった
変わらないもの
地球
....
零を 壱にする トンネル で
喉に 蓋をして 籠城
失神 寸前の玩具 を 振り起こして 朝
光源 の 舌では瞳 ドロップス
行くとも 来るとも なく 連なる季節
失念 ....
突然の雨に驚いて避けるように軒下に隠れた
冷たい雨粒が心の雫となって滴り落ちる
雨雲に覆われた白い世界
濁ったこの世界を
どうか憂いの瞳で見つめないでおくれ
傷みはやがて一筋の川とな ....
誰よりも何よりも君を想う事が罪ならば
僕は今すぐにでも高い屋上を駆け上がって
この身を投げ出そう
君と僕との幸せを祝福する者が誰もいないならば
僕は周りのどんな言葉にも耳を貸さずに
君を奪い ....
あめのやみ
あおのひろがり
ひびくもの
どこもかしこも
あるものあるもの
ひびくもの
もの哀しくも可憐な相貌
開いて結んで打ち下ろす
ときのじんわり
ひろがりいき
いきづく ....
171号線を
バイクで走る
奇跡的に壊れずにいたから
赦されたのだろうか
色々なものを振り切って
走る走る
道がずっと続いていて
色んなところに繋 ....
愛が罪を引きずってくる
静けさの中
封印されたはずの
運命がこぼれだした
唇に人差し指当てて
日常を脱ぎ捨てた二人は
裸で眠った
日が昇らないよう祈りながら
欲しかったのは
シャ ....
心の均等が崩れてしまいそうで
何もかも亡くしてしまいそうで
独り震えてた
君の優しい眼差しが天から降って来て僕は救われたんだ
捨てられた仔猫みたいに
その場その場を頼りなく生きて来たのに ....
ひさしぶりにかえってきた娘が
玄関を開けて
いえのにおいがする、といった
ずっとこの家にいるわたしには
そのにおいがわからない
いいにおいかどうか
よくないにおいかどうかも
わたしが息を ....
花の名前を調べてる。恋をしたから
髪を梳いてる。恋をしたから
光を見つけて連れて帰る 恋をしたから
くだらない言葉を愛しはじめる 恋をしたから
花が枯れたら泣いて悲しむ、恋をしたから。
....
逆剥ける体の傍に花水木
あなたのことは忘れてあげる
温い土 簡単な嘘 五月雨に
思い出すのはあなたの背中
○「好日」
体調よし
ワイフの機嫌よし
天気よし
で
今日は好日なり
○「ゴールデンウィーク」
天気はよかったけど
だれも来なかった!
金はあったけど
どこにも行かなかった!
....
ネットは荒地だからつて、何をほざいているのかわからん詩というものは読み手を幻惑させて悪の道に引きずりこむために書いてるだけじゃん。何を書いているのかわからんコメントというのもそもそもコメン ....
カクヨムのPVが伸びない。この間は調子に乗って、物語を読み進めてもらえれば、読み続けてもらえる自負があるなどと思っていたが、思いあがりでしかなかったようだ。
気にしすぎかも知れない。待てば回 ....
夜 歪み絵の上に鏡張りの円筒を置くと
立ち現れる 舶来之軽業少女
鏡の森を抜けてきたので
衣装に絡みついた光を手で払う
零度で宙吊りになる 水で書いた詩
ストローで吸い込んで要約すると
....
この朝に 、この夕に
しとしとしとしと雨降り続け
私と云うものに込められた
深い想い 、時の広がり
受け容れさせる愁雨の静かさ
朝に夕に浅く慰められる憂鬱と
自ら汚したこの魂の刺抜き ....
幼子の眼に映る淡い幻(ゆめ)
揺らめく色彩が鮮やかに通り過ぎ
輝きは更に強さを増して心の奥に強く刻み込まれてゆく
焼き付けられた記憶が勇気を与えてくれるから
握られた手のひらが光を集めて涙 ....
すれ違いの毎日
貴方と私
なんの接点もなくただ透明な空気の中を素通りしてゆく
どうか涙ぐむ瞳の奥に光るものを覗き込まないで下さい
哀しみが私の精神(こころ)を麻痺させてしまうから
私 ....
二人の傷跡見えないように
明かりを消して
唇と唇が触れたとき
月明かりを閉じ込めた涙が光る
残酷な言葉に斬りつけられて
無数の傷が口を開いた
流れ出した血の匂い
身動きできず膝を抱え ....
おぶわれた彼女は彼に傘をさす
耳と耳をくっつけて
時折 顔を見合わせて
どうか神様 この二人が
このまま幸せでありますように
あの日 竹林の小径
傘の縁から ....
2025年5月6日(火曜日)
私の住んでいる地域では、雨が降っている。今日はGW最後の日
利用者サービスとして、送迎でお出かけ
私は一人で本来どこへでも行けるのだが、その力のない利用者と同じ ....
胸の奥
ざわめく風に煽られて
過ぎるのはただ
彼の面影
闇の中宵待草の灯がともる
風薫る自慢話を聴く余裕
隣家よりハタとふ魚の御礼あり
水に滴る青紫の鮮やかなる宝石に暫し眼を止め
こころ奪われる
どんな貴婦人よりも麗しく気高く天を見上げるその姿は
地に足を着けた他の生き物逹をも圧倒させる力となり
忘れかけた感性を呼び起こす ....
僕の浮き沈みを見て
あんまり君が
泣いたり笑ったりを繰り返すもんだから
なんか楽しくなってきちゃって
もっと沈んでみましょうか
やめてくださいよ
他の誰のためでもない
自分のため ....
○「友だち相談」
小さな悩みの大部分は
友だちに聞いてもらうだけで
すっきりする
○「ゆらぐジジ心」
長生きだけが人生じゃない!
いやいや生きているだけでも幸せもんだ!
○「スマ ....
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