文字と言う道具を使って
 見も知らない 人に
 メッセージが送られる

 人それぞれの ステージで
 それは いろんな色に変わっていく

 変わらないもの
 永遠に続くもの

  ....
 空白の時の中
 信じるものが遠ざかる
 
 行き交う人の表情からは
 僕との温度差を感じずにはいられない

 異国では自らの命を犠牲にして
 正義のために 闘っている人がいる

 ....
 詩は 眠れないときに書けばいい

 詩は 暇なときに書けばいい

 詩は 落ち込んでるときに書けばいい

 詩は 寂しいときに書けばいい

 詩は 怒っているときに書けばいい

 ....
 薄れていくのは僕の心
 意地悪な故障をおこす身体
 
 自由に飛び交う鳥たちのような
 あの頃の記憶が残っているよ
 
 こんな世の中だから仕方ないよってセリフが
 ついつい唇からこぼ ....
 叫び声をあげていた
 寂しくて情けなくて無力で
 
 臆病だった
 ただ流される恐怖のなかで
 自分の存在を確めたかった

 認めることから始めた
 自分の殻を破るために
 もがき ....
 重い体をひきずって
 約束どおり
 旅にでよう

 穏やかな風がふき
 暖かな日差しを浴びて
 一人で旅にでよう

 しがらみを全部
 ごみ箱に捨てて
 遠くまで飛べる翼をつ ....
 いましがた カチっと心のスイッチが入った
 何かが 始まる合図だ

 危うく 微かな 季節の変わり目
 奈落の底へ落ちるのか?
 まばゆい朝焼けで心の汚れをおとせるのか?

 頭にく ....
 この目で見てきたもの
 この胸でかんじてきたもの

 そして、僕なりに答えをだしてきたもの
 それは、誰にも犯されないものだ

 間違いはあるだろう
 誤解もあるだろう

 生きる ....
 先輩は道路に座り込んでいた。現場には妹、弟二人、父が来ていた。とにかく、何を言われようが、なんと思われようが、少しでも不安を和らげて、疑問に答えなければならないと思った。
腹をすえて、これから ....
  平成15年5月14日 某病院で記す

 12日の朝、茶摘のバイトに行くのに6時45分に家をでた。その日はバイトを始めて3日目だった。茶摘をし始めてすぐに妹から携帯電話が鳴る。なんと、家が燃えて ....
 
 この星で独りで生きて行けると言う友人がいる
 クールで独り遊びにたけている

 僕は寝る前の ひとときが大嫌いだ
 嫌悪を感じる思い出が枕もとで囁くからだ
 
 心がこれじゃダメだ ....
 去りゆく季節は せつない
 迎える季節は 夢みがち

 それぞれに抱えている 命の灯火
 たとえ それが消えてゆくうつらなものでも
 たとえ それが意味のない土に帰るものでも
 それは  ....
 見も知らない男が 僕に微笑む
 春には 小さな子に 何が釣れるのとたずねられた

 見を切る寒さを 吹き飛ばす
 人肌の温もり

 ありきたりの 思考回路
 高く高くそびえたつビルの屋 ....
ある広い荒野の一角に象さんの家族が住んでいました。象さん一家は仲良しでした。そして、幸せでした。
 それには訳がありました。先祖代代受け継がれているまあるい形をした石の宝物を大事に拝んでいたから ....
 
 朝おきて、虚脱感に襲われていた
 恋人と別れる夢を見たせいだ 

 恋人の飼ってる犬が この世を去った
 僕は北窓の薄暗い部屋に住んでいる

 仕事をする気になれず貯金も使い果たし ....
 今 長針という男と 短針という女が
 愛し合って 一つになった

 12時間に一度の快楽

 24時間に一度の快楽には
 暦も祝福して一歩足を進める

 誰の上でも どこの場所でも
 ....
山を駆け 風を纏い

 花を愛し 詩を歌う
 絡まった糸を ほどこうと
 深夜の疎水沿いを 静かに歩いた
 
 流れていたのは川
 流れていたのは星
 流れていたのは時
 流れていたのは涙

 流されていたのは 僕

 見上 ....
 真っ白なキャンパスは
 昼にはご機嫌だったのに 
 夜になると ぐれていた

 何か話しかけて
 寂しさを埋めてもらおうとしたのに
 口も聞いてくれません

 たぶん キャンパス ....
 幸せはまよいのドアの先にある
 遠く及ばない想いは 上空高く舞いあがり
 地に着いた足は 知らず知らず ステップを踏み出す

 
 通り行くまよいは歩き出す手前にある
 過ぎ去った風 ....
 
 足かせ 手かせ 金かせ
 せっせっせ

 よく働くね?
 お母さん 元気かい?
 しかし、不景気だね
 小泉さん どうだろうね

 あのね

 いや

 その

  ....
  飼い猫に 爪をたてられ 涙でた

  昔見た 映画をみると 涙でた
 
  さよならと 彼女に言われ 涙でた

  いつまでも 仕事が終わらず 涙でた

  ファミレスで タバ ....
 ずっと以前から
 僕はまわり続けている

 君の鮮やかで艶やかな声が呼びかけてきて
 今も僕は 操り人形

 フラフラ 街を泳ぎながら
 君と似た声を 聞くと 振り返ってしまうよ

 ....
 貧しい時間
 非生産的な時間
 世界中の誰一人さえしらない 僕独りの時間

 砂漠をさ迷うラクダのように
 僕の心は 愛であふれたオアシスを探し求めている

 今日から明日へ 飛び越え ....
  昨日から今日へ
  今日から明日へ
  時を越える翼をみんな持っている

  どんな出来事があっても
  希望の光に向かって羽ばたくことができる

  悲しむことなかれ
  嘆 ....
 眠れない夜は 僕は数を数える
 友達の数 幸せの数 苦悩の数 罪の数

 とどまる事を知らない 僕の心の渦潮は
 紫の夜の中で 体温を上げてゆく

 何もしらない 恋人は不思 ....
 漂う秋の船にのり 言葉の妖精と戯れる時間が好きだ
 無限に広がる宇宙のように 言葉は胸の響きを照らし出す

 言葉遊びをする僕は 自由の遊覧船に乗って羽ばたく
 
 せますぎる部屋で  ....
 真っ白な 月が 頭上で 輝いてる

 優しい 光りは 芳しい香りとなって

 僕の心の 扉を ノックする

 

 そう 遠くないところでは

 悲しい涙を 一人で抱えてい ....
 曲がりくねった 坂道にため息
 頭にパズルの重み 胸に髑髏のマークをつけながら

 なかなか思いどうりに行かないなぁ
 
 僕は彼の悪口を喉までこみ上げてきたが飲み込んだ

 体中 ....
 暗中模索

 疑心暗鬼

 秋晴れ

 取り残されし者

 アメリカに行ったら 指を立てられた

 井の中の蛙

 すがりつきたくなる衝動

 見たくも無い光景

 ....
炭本 樹宏(240)
タイトル カテゴリ Point 日付
心だけは羽ばたけ自由詩5*05/10/1 18:08
歩き方の解説者自由詩105/10/1 16:38
詩はね自由詩3*05/9/30 22:47
試してみなくちゃ自由詩205/9/30 7:22
回顧自由詩405/9/30 6:14
夢ごこちの昼下がり自由詩605/9/29 12:10
明日への糧自由詩305/9/29 1:48
裁き自由詩2*05/9/28 20:51
火事の日の手記2散文(批評 ...3*05/9/28 1:13
火事の日の手記1散文(批評 ...305/9/28 0:32
弱き者自由詩305/9/27 3:09
明日に瞳をむけて自由詩11*05/9/26 22:06
超えなければ自由詩105/9/25 7:03
象さんの宝物(童話)未詩・独白1*05/9/25 3:35
弱音を聞いてください自由詩9*05/9/24 14:31
自由詩205/9/24 0:10
自然児自由詩4*05/9/23 23:52
たたずんでいる自由詩805/9/23 6:09
白いキャンバスのご機嫌は?自由詩405/9/22 2:28
魔酔い自由詩205/9/21 22:17
あのね いや その自由詩205/9/21 19:39
涙でた俳句4*05/9/21 3:27
君の声が自由詩2*05/9/20 6:02
独りごち自由詩105/9/20 0:10
時を越える翼自由詩205/9/19 8:30
生きる 生きる自由詩5*05/9/18 3:14
言葉の妖精にあやつられて自由詩4*05/9/17 1:18
白い月自由詩105/9/15 23:58
馬鹿でーす!自由詩505/9/15 17:04
シュート自由詩105/9/14 8:26

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