全てのお互い様に からみを解いてゆく

良かれと想う心を ただ刹那に沁み込ませたい

良かれと想う その心だけ 受け取れる温かみを
 自分の中で育てたい

全てのお互い様に より広く客観 ....
雷師が

 私の為に怒ってくれている

 私は無の病に煩悩を受け

 力を失くした

 雷師

 雷師が

 私の為に怒ってくれている

 表現に 渦 包まる

  ....
金風が色を持たず

知らせを靡かせる

 春に似せた奥行きに貫ける 秋の香

 手招きの迎える 幸せな 血液まで流れる 風

区切らずに進める一生を 淡く撫でる四季よ

 春に似せ ....
爪先に何かを察知する
 見上げれば
 呼ばれては
 また 満ち足りる月

夏の夜空の国の太陽
 いつも 満ち足りている月
 見下ろせば
 呼びかけては
 静けさに 照らす 夏の夜空の ....
重ね重ねの紺碧の この空に 

投げかける吐息を 

最盛期の第二四季が

情熱をも越える強靭の風が

運んでゆく

重ね重ねの夜空の色をも 飲み込む

この空に

情熱を ....
愛する雨 自由を解釈させる雨

掘り下げても 憂鬱になんてさせない 自由を解釈させる

愛する雨

問えない芸術が化けてる細胞の核 

幸い瞬きに 遅いと感じる瞳

愛する雨 物語 ....
優しいだけで十分だ 窘めを含んだ雨よ
優しすぎる
それだけで 十分だ

怒りの下らなさにだけ 煩わしさを感じる

年輪の結界に守られている
層が優しさの環になって 窘めを含んだ雨よ

 ....
似たものばかり 重なる油絵の厚み
偏ってゆくけれど 分野を分けたくない 

 乾く前に重ね塗る 皮膚呼吸に気がつく

似たものばかり 増えて 要約に飽きる
バランスの軸だけで 死角を生き反 ....
泳ぐ風 太陽の粉を砂鉄の様にくっつけて

煌くの

雨天に割り込んだ泳ぐ風 まるで子供

ケラケラ ケセラケラ笑う 

痛みを泳がし癒すの 子供のくせに

何を悟っているのさ

 ....
ランタナのつぶつぶ
少女はコンペイトウ
春夏秋冬 気ままに咲く
甘美の花言葉も知らない ランタナ

ランタナのつぶつぶ
少女は大人のアジサイに
雨季の間 憧れの感情に
無垢のまま 引き ....
雨季時間は妊婦の安定期に似ている

穏やかに 目を細めて微笑みを

何日も繰り返す

 雨に傘を持たす
 優しい妖精は
 紫陽花の葉をつたう
 雫のかたまりの様に
 儚く 役目を終 ....
バラードの汚れない 水溜り
つま先でなぞって
 描きながら 踊る
 
何を舞うか語るまでもない 守りの舞い

 楕円にも正円にも守り抜く 精鋭隊
 節度の節目は万人様々の

 天が宿 ....
スローモーションに

望む 

測り知れない

されど

測りたい

己の器を

自分史のページは

いつになれば

プロローグに辿り着くのか

王道なしと 

 ....
人工的な白い光は
添加物に似て もやがかかる

間接照明にロウソクの火が
馴染み深き吐息に消えない 風に囲まれた
意場所

〒7桁で留まる この世のシブミ行動範囲
黒と黄色の 蜘蛛界の ....
見上げちまった

吸い込んでゆく神秘様

コンパスでなぞるに まだ満たない神秘様

見上げちまった

松果体に月光を摩る尻尾の名残

 幸い反応なし アタシは人間 神秘様と繋がる人 ....
希望も野望も鈴鳴らし 音を選ばせ囲み込み
 
込み入る感覚 反射から還り 選音された洗脳

溶け入る感情 時計回りの秒針のみに 瞬き疲労

HEY アルファベットのマットレスで鈴鳴らし 吸 ....
なあ 君の世の為に
エキストラを上げて敬意を漂い停止する
風の膜の中へ

共存の灯火を優しく吹かし 虹を吸い込む

考えの終点はなしだ

なあ 木霊打つ脈に寄せて 
握れない 抱えも ....
準利き腕に持たす
   縺れながら起動を試みる
   連続せざるを得ない
   一重しか着せられぬ魂の衣

天動説に猜疑心を得ぬ かつての利き腕
古びた微温湯に浸かった
自己愛に引きずり ....
パステルな気分はなく
ドット模様で 毬つき

あんたがた どこさ
肥後 熊本

武者返しに反る
軟体の背筋凍る
手裏剣も跳ね返る
 神経を磨いでおくんだな

急がば回れと石垣のパ ....
六角形の星ラメと擦って皮膚に散りばめる
滑らかすぎる肌触り

うぶげ混じりの鳥肌
見て楽しむ

へそまでの夜に激流するブロンドヘアー
人工で煽られた風のリモコン持ちながら

身につけ ....
曇り空に 晴れろとも言わず されど
曇り空に 気分連れて行かれそう だなんて

よかよか 曇り空でよかよか よかばってん
受話器がはずれた ズーズー音 

もう掃除も洗濯も終えたんですー
 ....
  安心して 叫べ
   安心して 泣け
   安心して 吐き出せ

金輪際の防音装置は壊れないだろう

だから安心して
己の分際まで胸を撫で下ろす

 バックグラウンド ....
パフォーマーは反応を見る ステージのふもとの野に咲く感動屋さんを
パフォーマーは催眠されない 驕り濁らず厳かに 太陽を演じる
 その使命に 黄昏のアレルギーが目に沁みる

パフォーマーは自分を ....
回りは何もくっつかない空気が佇む 曇りの外気に文句はない

プラスにもマイナスにも ぶれない数値 平常心 圏外の感動は小波

大きめに砕いた珈琲豆 酸味嫌いも薄い酸味 熱さだけ口移し

今 ....
シラフを求めている
どんな毒もシラフを求めている

エキセントリックをコントロールできなければ
若気に崇りめいた 下克上なんかせず
 直下に座り 解毒せよ

売られた喧嘩の値札を剥げよ
 ....
黒髪を結わえる髷
高貴色の紫を額に巻きつけから結び

熨斗と呼ばれる 金と銀の不死鳥の爪
こめかみまで 桃色を入れる刺青

真紅にぼかしの効かない 凛々しく黙る口元

 三途の川まで流 ....
ヤドカリのバスタオル 頭上注意薄ピンク色
偶然かしら pjの同色のバスローブ

 夕食はまだなの 今日はオーブン料理だから
 帰宅を待ってるの
 
 湯冷めは 昼間の太陽の余韻がフワリ ラ ....
Baby 空の高さなんて
   気にせず見上げて欲しい

   太陽にも優しく
   眩しさを感じて欲しい

生まれながらの幸せに よそ見で零れる涙を
拾ってくれる人に 投げかける心を忘 ....
お金とのめぐり合わせ
悲観に胸を打たせず
雇われ芸人のように平らな道で滑る 

お金よりも大切なもの
そんな美徳 3拍子で振り終える
マーフィーを書き写す がむしゃらな上り坂

頭だけ ....
お母さん。喉乾いてませんか?お金は大丈夫ですか?
私は元気です。

 初めて貴女への感謝が溢れた時、24歳の時でした。
 命がけの出産、私の優柔不断の魂が、貴女を難産にさせてしまった。
 
 ....
朝焼彩茜色(512)
タイトル カテゴリ Point 日付
ありがた迷惑を受け取る自由詩112/9/5 19:50
雷師への恩文自由詩212/9/4 12:42
金風自由詩312/9/1 12:24
その国の太陽自由詩7*12/7/31 12:51
情熱を乞う自由詩10*12/7/25 13:00
雨連なる自由詩15*12/6/21 22:05
結界自由詩7*12/6/19 13:09
斬新には今は届かない自由詩8+*12/6/16 21:40
泳ぐ無邪気自由詩6*12/6/14 13:54
ランタナとアジサイ自由詩12*12/6/12 19:24
雨季の知らせ自由詩11*12/6/12 12:49
バラードの水溜り自由詩7*12/6/7 11:45
プロローグのゴール自由詩7*12/6/7 11:29
人格分の意場所自由詩7*12/6/4 16:56
再満自由詩2*12/6/2 22:24
走らせる自由詩4*12/5/31 15:40
共存の灯火自由詩5*12/5/28 10:30
隻腕の利き腕自由詩6*12/5/25 13:49
武者返し自由詩4*12/5/25 10:25
SHOW自由詩3*12/5/23 19:09
余暇満喫ならず者自由詩3*12/5/23 15:45
バックグラウンド金輪際自由詩1*12/5/22 15:12
パフォーマー自由詩4*12/5/20 21:02
曇りの外気を害さず自由詩6*12/5/20 11:00
ビー玉上がり自由詩2*12/5/18 11:15
首里城自由詩2*12/5/18 10:43
夕食前のひととき自由詩4*12/5/17 20:56
自由詩5*12/5/15 12:20
宇宙銀行自由詩7*12/5/14 18:27
母への手紙自由詩4*12/5/13 21:20

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