ママは 青汁の味がする
時々は トマトジュースの味がする
ママは 玄米の芳ばしい味がする
朝食は 納豆の糸が引く

ママは ほうれん草と水菜を主食にしている
おかげさまで 7・8センチまで ....
新年を迎えようと 時がさする 背中を
手を合わせたくなる
いつの新年も色褪せない新年界に居るはずだ
そのように 新年を春の意味を迎えたい

手を合わせ
合わせたくなる

合掌の外れに咲 ....
凡に生き抜きたくはない 滑稽な道にはバナナの皮が咲き乱れる
シリアスな持ち主故 そんな気分には成れない 慣れる気質もない
半分ジョーダンの段差は知っている 

つまずくんだ 小癪なその段差に
 ....
懐かしむ 振り返る過去が増えてくる
決してしがみつくものはなく 黄昏は生まれながらにもっている

私の夕刻の風

四季の問わない八方へ広がる 無菌空間の感情
誰にも晒されない 寂しさをずら ....
何か栄養素が足りないような思考
無意識に生姜湯と書いたメモに従い はちみつ不要で机の上

もう少しで つわりの時期を終える 
猫がしょぼーんと鳴いている ごめん かまってあげられない

ベ ....
責めてはいけない

倦怠を背負い 今だけと 撫でる明るめの色の心を

いつだって 怠けている訳ではない

責めてはいけない

私は今もミジンマジメで 責めようと時間を行き来する

 ....
詩の声が聴こえる

私が設定したのか された必然性の声

優しさはあなたの右に出る者はいないよ
私は微笑みながら左から見ている 戦ぎと凪の時空空間越え
声が聴こえる詩の

あなたの神秘 ....
まだ 秋に吠えているの?
もう 母になるのだから 色白に染めた肌を粉雪の背景に凭れ

ゆっくり歩んで生きなさい

胸の張りが急速に母になってゆく まだサクランボ坊主なのに
体がのそのそしか ....
雨が降っていたので そのように感じました
空と自然の営みの 湿と陰と灰の しぶみ
晴れは いつもいつも 迎えに来る 至福を吹く 生きの道

全うを急がない 備えの遺書の目次の下書きの浮き絵
 ....
丁寧に通り過ぎる風 風は感じ次第で丁寧だ
私は丁寧でありたい いたるところ艶やかの下地に

 丁寧さを吹きかける 呼吸を意識する丁寧でありたい

対極の雑魚にも諭しを潜らせたい
されど目を ....
弦を一つ引くと 張りつめた眼差しから 強靭と同じ裏地に肌が触れる

見透かした眼差しは 今は半分真実 自称はない

人の意見ほど自己中もない 主観 客観 の間を傍観

貴女に映る私は私自身 ....
まだ心拍を確認できていないから

小さな豆粒

あと10日後に確認しにいくね

小さな豆粒

今日は雨が降っていたんだよ とても落ち着く音と控えめな曇り空

一日中眠気が取れず 半 ....
私には二人のにーちゃんがいる
ただならぬただのみきやにーちゃん

双子で5つも年上のお花にーちゃん
がいる

憧憬のキアラキアラした念が 翼を広げて飛んでいる
頼もしい にーちゃんたち ....
戸惑い 落ち着き 秋霖に身籠る

乳酸菌をひたすらに欲していた
カルボナーラとシチュウをクリーム類を欲していた

浜辺の神秘の窓を拭くように その波は眠気を誘っていた

 戸惑い 不思議 ....
貴方の祖父は画家
貴方の父も母も阿蘇山を駆け上がる 馬の姿を描いていた
貴方の弟も絵をふすまに残していた

 でも貴方は描かない

 すぐに脱いでさしあげるのに

 私のささやかな夢の ....
思考が歪 これもアタシどれもそれも 殴ってやりたい
苛立ちなんてものではなく 只の思考の歪 

舐めるんじゃないよ どいつもこいつも 浅墓の知覚なし
悉く尽す唾棄なエネルギー

思考の歪の ....
時間割通りに 進まない 気にかかる空気を吸い
吐きたい処に建てる 何処にでも城を

 絶対死角から触覚で攻める 気儘な時間割り砕き者に

 促すガスマスク 酸化した元素の気儘な様にムチで叩く ....
眠れない夜に 夜中三時に

林檎が届いた

梨の方が好きだけれど

林檎が届いた

品種は普通の赤い林檎 艶もあった

林檎の連想を脳内に犇かす 

眠れない冴えの夜に 夜中三 ....
右向け左の天邪鬼 猜疑心を頼りに唯一を突き抜ける

迂回をへビメタルに足音はウーハー 進んでは振り返る
素直の尻尾は出ていないかと・・

隠れ愛の肩書き 天探女に取り憑かれた 寄り道の小石拾 ....
曇り空 夕方 現在地座標不明

体のどこかに記号番号の焼印があるはずだ

見当たらない 潔癖に皮膚を擦り過ぎたかもしれない 当の昔に

勝手に地球に線を引いた小癪な国々 

痛くも痒く ....
右腕を残像が目で追えるかの如くの動きで上げ 右顔面を覆う
左目はこっちを恭しくも冷たく見る 凝視を 含み笑い隠しながら

艶を消した呂色化の湿度感
首から下は呂色の黒身

 気にも ....
お義母さんから昨日メールがあった
ここ2・3日夏が惜しんで最期の力を振り絞っているから体調大丈夫とのこと

 若くして最愛の伴侶を亡くしながら 女手一つであの人を
 逞しくそして優しく育て上げ ....
 懐に斬新をも捨て 拾う落武者たちと亡骸 口元が泣く

男冥利を暴けず泣く訳には 空に轢かれようと それだけは出来ない

朱華色のように儚い褐色 沁み込は直接魂を貫く 宿命は誰も宥めない

 ....
力を抜きたくない
力みたくない

走り挑みたい
赤裸々にモザイク細工施す 重ね塗り 厚みの飛び出る 絵

きっと自画像だと感じる 季節の寂しさの木葉の裏側の瞠目
高揚と背中合わす 己に革 ....
右に悲しみを越えた愛の持ち主
左に575777777の天才
そして向かいに顔文字のお面をつけた小僧

窮陰の毎度の集い 私は信号無視ギリギリで
編集長の愚痴を零しながらスタバに向かう

 ....
人の大事な気持ちは どこか大切な処で静かに呼吸をしている

多分 処理なんて出来ない しない

劣っているなんて 億劫だ

途上だから 親しみ歩み近づいてゆく

 大事な気持ちは臆病に ....
そろそろ 準備はできた頃かな
心の準備なんて本当は要らない
君が時間をかけたいなら
合わすしかないから

 待っている
 待ち草臥れない音楽を流しながら 中秋の名月には準備できているよね
 ....
インスパイアを拾う頂く 奪う本能 アタシのもの
形成された思考回路に新たな道を工事している 音が煩い

タイヤが滑らかに唸る様に 道を削いでゆく 鍛冶職人の様に
未だ雷師の様な閃きはない 如是 ....
一人にやけて 窓ガラスに姿を映せない真昼間
一人企んでいる その後の人生設計を ニタニタ気味悪い
にやけているから そのままにして置く 放置プレイさ

 肉体が保っている間に 主演しなければ  ....
二枚目と三枚目を繰り返すあいつ
独自のその衒う6フィートの天才
いつもダンクシュートの鳴神が木霊する

 惚れてたまるか5フィート6インチとヒールつきの上から目線で
 こっちだって バスケで ....
朝焼彩茜色(504)
タイトル カテゴリ Point 日付
ママは 青汁の味がする自由詩10*13/12/13 22:24
新春へ「二」自由詩10*13/12/11 18:21
小癪な段差自由詩15*13/12/1 21:23
懐かしむ風自由詩11*13/11/19 12:05
仕方ないことのてんこ盛り自由詩13*13/11/12 22:29
大丈夫自由詩13*13/11/8 14:26
詩の声自由詩12*13/11/1 22:47
急速に母になってゆく自由詩18*13/10/28 22:51
雨が降っていたので そのように感じました自由詩17*13/10/23 22:35
丁寧に生きる自由詩16*13/10/20 12:37
礼儀自由詩8*13/10/18 11:27
小さな豆粒自由詩13*13/10/15 20:49
ただならぬただのみきやにーちゃん自由詩10*13/10/13 22:37
秋霖に身籠る自由詩15*13/10/11 17:02
芸術家と結婚する自由詩11*13/10/9 17:13
思考の歪時自由詩7*13/10/8 15:30
触覚VS触発自由詩6*13/9/16 23:13
林檎のキー自由詩5*13/9/16 15:22
天邪鬼迂回自由詩613/9/15 23:08
下書き上書きの線自由詩4*13/9/15 16:13
呂色に映える・・・自由詩6*13/9/14 22:54
お義母さん自由詩15*13/9/14 11:38
武器を捨てた男冥利自由詩1*13/9/13 16:38
真摯の紅自由詩5*13/9/12 22:52
両サイドと向かいに詩人自由詩6*13/9/12 15:47
甘美にくちづけ自由詩6*13/9/11 23:00
月を止めた愛の次自由詩6*13/9/11 13:04
思考回路工事中自由詩513/9/10 23:59
酔いとボケの狭間に来てくれたら自由詩4*13/9/10 14:37
あいつは美男子自由詩9*13/9/9 23:29

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