靴下一日一足
一旦帰宅し脱いでも またそれを履く
靴下一日一足
不思議な私の掟
今日の靴下レースのエリザベス ズボンで隠れる乙女の秘密
そう 赤い透けるランジェリーと同じ ....
シンプルなフォルム 裸体を描写する
集中力が頭の上でピラミッド型に整う
さあ 何を感じ何を観る 何を思い何を空気に乗せる
散乱したアンテナのオスの孔雀のhigh扇子
欠けて裸体が乾燥し ....
質素の中の曼陀羅 血液の中は赤だけに止まらない
溢れ出す 吐き出す息に 染め上げる曼陀羅地図
辿れよ硬直に不動の直感
木漏れ日の隙間 紫外線の害を圏外に寄せ
高級の煌きの蓄積される ....
子供色の産声が虹になる ようこそ春
肌に窘めの風 中身をピンクが指揮をとり
奏でる 現在地 ようこそ春
新しい雲が先頭をゆく ついてゆけば微風の柔らかクッション席
大人たちの ....
いつもパズルばかり置いてゆく
今宵は ただ雨のそばで 宿りながら 解くのを止める
機能性に想いを寄せた ふかふかの布団 春色にまだ染めれない
仰向けに呼吸を睡眠体制に 海に浮く
クラゲ ....
唾を呑むサウンドがトランペットの吹く空気に触れる
一寸先の昼間の終わる頃
己の残像が赤道をつたい一周する
あらかじめ光速を蓄えておく
物語の奥深く数字に置き換えられない おおざっぱな荒 ....
桜の木々にダイヤが孵化し始める
誇れるこの世に 二つの目だけで十分だ
I think 爽
夢や希望を視力検査の片目で描ける かもしれない
この張れる胸こそ不可思議の姿勢を正し始める
....
発表会 毎日が発表会
ステップの音は前と頂に向けられる
スピーカーの性能に頼らず
メガホンにスワロフスキーのデコ
発表会 今日もギリギリ合格
目的を梅見月に乗せる 桜も便 ....
佇んでいるだけで受け取って欲しい
阿吽と 目と目をぼかして
オブラートを貫いて直立に佇む 鑑を増やし
優しさにふやかし 手のひらも筋の通る表側もバイリンガルに
動かない手を振る
佇 ....
雪になれないミストの塊が降りてくる 桜の薄紅を水に溶き
私は筆の先端に任せ 続けている
墨のグラデーションを感覚に委ねる
発信源は心か魂か腹の底か 雪になりたっかたミストに尋ねる
陽だ ....
バックボーンに何かを持っている
ひとかけらの人たちも 持っている
感情は箱を開けなくとも 持っている
豊かの糧に勝ち手を誇る感情の教え
持っている ザックバラリ バレンの刀が届かない処 ....
指で叩くハードカバー 読み取る前に 期待の魔法を叩く
ページの隅の粘着を 時が来れば開かれる
鍵穴を探すだけでは 唯物を硬くするだけ
柔く優しく唯一の心を降らす 魔法は使えるだけ使う
....
日が長く レンズに艶が昇り そのように見える オレンジのマント
その海を揺らす 人間業のようにも見える オレンジのマント
王子様ですか 顎の筋肉の坂道に 憧れを乞う
そのマントは感じるに ....
手に任す 迎え始めた進化の太鼓判は押せない 甘みのない春の張り
マインド 居場所は回路脳 シナプスの光 信号
赤でも マインドは進む すくすく育ちたがる 集る虫の能
手に任す その顔 ....
磨ぎ研究を澄ます この頭を傾けずに
切磋卓越魔物
比較ほど死んだものもなかろう ひひひ
真面目に面と向かうお面もリアルさ ひひひ
笑いの壷に油も混ざる そんな卓越魔物切断の清らかな ....
国際通りに並ぶ建物はいくつ変わっただろうか
ハイビスカスのピンク色の桜 咲いたそうな
恋しく想う
血が騒ぐ 半分ブレンドさせた琉球の結晶
南の島の一番の北風の候 曇り空の奥に浅葱濃い最 ....
冬の先輩が太陽を白く吐く
先輩がもうすぐ卒業する 天道虫の校章をつけて
思い出の扉を瞼で閉じ 積る雪で熟成させる
また冬の先輩に逢う日まで
冬の真ん中の冬の先輩 祭る行事に揺れてい ....
いちご
私は舌を疑う
包まれたいちご 瑞々しく 飲み物いらずの 片手にいちご
甘さの加減のきいた されど棘のない 巧み搗かれた
小さな雪だるまたち
いちご
私は舌を ....
トルコキキョウ スカートを裾をひらゆらひらゆら させている
貴女と呼ぶべきかしら 幼い妖精の衛星が見える
貴女と呼ぶには 重力をあまり感じていない様
トルコキキョウ 月曜日に透き通る喉を 瓶 ....
考えると死にたくなる
足りない淡白な脳の色 心も曇りに道ずれ
考えに呑み込まれると死にたくなる
心技体の面積に氷河期の凍てが張る ひびは入らない
せめて心だけは切り裂いて 留まらせてや ....
逆さまに曲がったて その角には君にしか見えない導
聴く耳にイヤーマフラー 持ってるよ耳
雪のBGMを逆さまに 折れながらやってくる声の温もり
らしさの次のらしさの因
現実に耳を抓る 在 ....
浅黒い皮膚の色 その足
足首に 色褪せた鈴つけて 何を呼び出すの
貴女がコマ送りで踊れば 揺るがす影響
ブレイズが時をかける様に弾む 弾力に緩めた苦しみを放ち
瞳の縁に貴女だけの境界線 ....
そうよ歩いて行って
分かれ道は両手を広げて ますっぐ渡ればいい
イメージの運命を耕しながら 開拓を営め
そうよ歩いて行くの
重力は あと100億年は繋いでくれるイメージだから
そうよ歩い ....
後味の悪い夢を見た
夢で良かった夢を見た
分析結果の探せない夢世界からの遮断
気になる蒲公英の根から 無駄な栄養素を摂取したかのよう
現実の現状の手がかりにたすきを投げかけたであろう ....
雪の結晶が晴れた空に浮かんで見える
手を合わせたいくらいだ
結晶ほどの重さに すぐ溶け出す定めにも幸せと感謝を
捧げたい
嬉し泣きで泣きっぱなしの世の中になればいい
そんな雪綿 ....
動けばプラスにもマイナスにも成る
マイナスをかき消す爪が欲しい
私が動けばプラスにもマイナスにも巻き込んでしまう
プラスを描く賢者の杖で 魔法をかけたいあの人に
味方になって欲しい さ ....
死ぬまでに 鳴らしたい響かせがある
きっと きっと 誰しもに
私はまだ受け取っていない
私だけのギフト
本当に欲する欲ではないギフト
的がずれているのか 天を片目で見開く
....
耳から風を贈る 一致した音楽
気分と手を繋ぐ
瞬間の持続 幸あふる
気性と天気の反比例の線を膨らます努力を
楽しむ 年輪を重ね愉しむ
刹那の点線を歩んでゆく 増す増す幸こゆく
....
明るさに越える 華やかな人生を進む
時に小さな石ころを山と見積もっても 積るのは徳だけ
迷いなんて解ける糸なんだ 解かなくても
一歩引いて望めば オーロラに映える等身大の雪の結晶
一粒 ....
ただそこに在る 思考より感情を含む空気
色だけ覗けば 桜を待つ橙色 生命の明るい炎
窓を邪魔とも云わず 柔らかく射して来る ここへ来る
四季がまた美しく溶け出す マーブルにキラメキを添え ....
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