十字軍は戦いのさなか、異教徒への征伐を御旗に掲げた
一向一揆の門徒は、南無阿弥陀仏を唱えながら抵抗を繰り返した
アメリカは民主主義とキリスト教の名のもとに戦争を起こし
日本は天皇を象徴に、日の丸 ....
駅前の百貨店には、入口に警備員が常駐しているけれど
強盗団がやってきたら
彼らは無線で連絡を取って警察官を呼ぶしかない
洋上で
海保が不審船を追跡したり
韓国の漁船を追い払ったりしているのを ....
二〇一一年七月二十五日、僕は帰宅するとテレビをつけた
そこには砂嵐が吹き荒れ、或いは無音の世界だった
懐かしさを感じながら
数十秒ほど
見とれていたと思う
それからラジオのスイッチを入れると ....
年越し派遣村の村長、湯浅誠さんは
厚生労働省に真摯たる対応を求めていたけれど
村に設置されたハローワーク
就職希望者は数人しか居なかったらしい
国会周辺を、デモ行進したけれど
憲法を守ろう
 ....
僕は日本人です
お母さんは中国人だけど
お父さんが認知してくれたから
僕は日本人です
僕が日本人になれたから
お母さんも日本人になれます
日本人になれたお母さんが再婚すれば
新しいお父さ ....
小沢さんの
第一秘書が政治献金を違法に受け取っていた事件
違法性が認められれば、きちんと返す
これで清廉潔白だと賛美する
漆間さんが
自民党議員にまで捜査は及ばない発言をした問題
記憶にな ....
 千葉県佐倉市鍋山町の無職、土子智之さん(52)宅で2日早朝、住宅が全焼して、焼け跡から土子さんが焼死体で見つかる火災があり、県警は3日、同県市川市内に住む飲食店員の長女(19)を現住建造物等放火 .... 最近気になること。



レオパレス21のCMで、藤原紀香の後ろで踊っている少年の振り付け

買った漫画に挟まっているアンケート葉書をブーメランさせて、どうすれば確実にゴミ箱に入るか

 ....
かいだんをつくろう、きみのことば
そういえば、このいえには かいだんがなかった
そとからみれば ごうせいな さんがいだて
なのに、ぼくたちは いつも
はいってすぐの よじょうはんで
ひとつの ....
なにもせずに なにもかんがえずに すこしずつ ほころびてゆくよ
おさけと せっくすと たばこと ぱちんこと ぱちすろと
ばいとのぐちと くるまに ばいく おんなじはなし おんなじはなし
くりかえ ....
イランイラク戦争が勃発して
シーア派の人々は、イラクを追われた
当然だろう、イラクは多民族多宗教を束ねた独裁国で
イランはシーア派単一で出来ている国だったから

イラク北部にはクルド人自治区 ....
言葉など、要らない。









凛とした、外気に映える朝に。
ごらん、


イルカが橋を飛び越えて行くよ。
やっぱりここは、後方3回転半ひねりだよな‥。




‥ふふっ。村主も美姫ティーも、敵じゃねーぜ。ってカンジ?
なーんも、やる気せんわー。



俺もー。

俺もー。

俺もー。

俺もー。
何、見てんだよ。


泳げるっつってんだろ!






‥ちょっと、ムーンウォークの練習してんだよ。




あっち行けよ!
さよなら。

とぼとぼと歩く夕暮れの影
何本もの電柱の、それと交わる
どこまでも伸びる悲しみ
歩幅の間隔が狭いのは、別に君のせいじゃない


車中に残るカセットテープ、再生すれば
爆 ....
やわらかい指先が、僕の人差し指を包み込む
やわらかい寝顔の中の、ふにふにした頬っぺた
やわらかい笑みを見つめながら、僕の目も一緒に
やわらかな田舎の夕暮れに、やわらかく溶けてゆく

風鈴の音 ....
その眼は、何を見つめているの、
その眼は、何を見つめているの。






無粋だな。

お前に聞いてるんだよ。
台風、大雪
そんなの、ちっとも関係無かった。



いつも、この道を歩いた。

ほんの数秒の、近道を
「さけのみ」


さけのみは うわばみ
ぐいのみで がぶのみ
なみなみと さけくみ
おつまみは しおのみ

さけのみは ひとりみ
かたすみで たたずみ
こめかみの しわもみ
 ....
びっくりした瞬間に
落っことしてしまった、っ、は

鍋の中で出汁を吸うと
綺麗な色艶に、茹で上がった。



だから皆、
美味しい!とは言わずに

おいっしい!、って叫ぶんだ。
地に埋まった男は
逆さの姿勢で固まっている


そのまま足を伸ばし続けて

彼は、いつしか
木、と呼ばれるようになった。
箱の中には
何も、入ってなかった


でも

箱が無ければ
思い出なんて、なかった
駅前の商店街
スーパーマエダの軒先に

涼、いりませんか。


手書きの夏が、添えられていた
日記を、付ける



六月二十三日、昨日から降り続く雨が鬱陶しい
飛沫を弾きながら、打たれるがままの紫陽花を見つめている
我が家の北側の窓の裾、包み込む影は徐々に沈み
零れ落ちた空の色が ....
お誕生日、おめでとう
お母さんは、いつも居間で突っ伏していて
僕は、カーネーションも、あげたのに
お母さんにも、言ってあげたのに
4日後だから、僕の番なのに
でも

お誕生日、おめでとう ....
空は
誰のものでもない美しさを携えているから
弾幕に汚れた視界の先に
ここには希望があるよ、と照らしてくれるけれど

僕の
指先が触れられる距離にあるのは銃口くらい
羽ばたく鳥を何度も握 ....
艦を降りた
降りてから数週間が経って、僕は何も変わらない
ホッと出来た反面、逃げ出したかのような
背中の角度が、そんな居心地の悪さを証明している
不必要なほどに、窮屈に歪んだ作業服の皺
綺麗 ....
人種差別の本質は
肌の色を忌み嫌うことではない
人として扱うこと
それ自体を止める行為である


 *


タスマニアン・アボリジニー
最後のひとりは女性だった
入植 ....
(67)
タイトル カテゴリ Point 日付
善意自由詩109/3/24 16:56
何事自由詩109/3/24 16:46
アナログ自由詩109/3/17 15:55
哀の劇場自由詩009/3/17 15:47
総称自由詩209/3/12 14:43
扇動自由詩109/3/12 14:37
源(みなもと)自由詩106/8/6 17:37
最近、気になること。散文(批評 ...106/3/6 20:53
いしずえ自由詩006/2/18 19:57
きろ、つきはなし自由詩306/2/11 21:19
アイディンティティ自由詩106/2/10 18:55
氷点下の温もり携帯写真+ ...106/1/11 8:39
台風一過携帯写真+ ...2205/9/8 14:57
銀盤の妖精携帯写真+ ...405/8/25 18:33
あぢー携帯写真+ ...2005/6/30 15:51
うぜー携帯写真+ ...1105/4/22 21:15
美しき日々自由詩204/12/30 12:14
鋭角自由詩204/8/17 22:54
問い掛け携帯写真+ ...504/8/16 22:45
通学路携帯写真+ ...404/8/11 19:03
まざあぐうすコレクション。其の一。自由詩4*04/8/9 22:39
海老の秘密携帯写真+ ...104/7/27 18:33
携帯写真+ ...904/7/16 21:03
消える携帯写真+ ...904/7/9 18:48
すいか携帯写真+ ...304/7/5 16:41
変遷自由詩204/6/21 20:28
リアル自由詩804/6/16 20:34
腐った魚の眼に映るのは、脚のないイタリア人のカウパー自由詩9*04/6/6 10:54
失意(望郷)自由詩6*04/5/30 0:43
禍根未詩・独白104/5/28 0:01

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