いらいらしたら

わすれられる

いらいらしたら

わすれられる

いらいらしたら

つめたくなれる

いらいらしたら

わすれられる

いらいらしたら

わすれら ....
またあえる

おやすみなさい

おいかける

たいふういっか

にじのそら

おはようひかり

あさのこえ

まもれているか

わからない

まもれているか

しがみつく

あなたのまうえ

そらのし ....
きいろい秋の街道で

あなたも僕をおもうだろう

灰色がかった青空を

見上げて僕をおもうだろう


あらゆる準備ができているよ

なんだかせえせえしているよ

もう傷つくこ ....
だれかが楽しそうなら

きみはそれがいちばん嬉しい

きみは秋の午後のひかりのなかで

だれかが楽しそうなのを見つめている

ぼくもこころでそれを見つめている


黄金いろの土を ....
なんにも傷つけもしない風が吹いています

秋は秋であることに自由なのです

暑いぐらいのことで

ことしの秋は短いだとかないだとか

決めつけるやつらがいるけれど


虫がみんな ....
月が半分です

じっと見ていたら

うす半分が見えてきます


神様からのテストはいつも突然です

おぼえてないことばかり出てきます


月が半分です

じっと見ていたら
 ....
いまは金木犀

いまは金木犀

10月のなつかしい光

幸福と切実のセット

みんなしあわせになあれ

みんなしあわせになあれ


身近なPM2.5

放射性物質は他人事 ....
ひとの一生懸命に対して

意味不明のことをしたら

されたほうは傷つくだけ


ひとの一生懸命をただじっと

深く冷たく温かく

見つめておればよかったのだ


ひとの一生 ....
雨にぬれたらあたたまって欲しい

冷えると風邪になりやすいから

ショウガを買っておうちで擦って

あつい紅茶に入れて欲しい

ハチミツなんかも入れかき混ぜて

あせらずねむらず自 ....
みどりはまるで永遠にそこにいるような

そんなふりをして風や光に揺れていた

そしてぼくたちに刹那の音楽を聴かせていた

永遠のなかで出会ったふたりの刹那を

ぼくたちは信じていたかっ ....
さよなら準備

歩きながら忘れよう

公園で忘れられていたことも

歩きながら忘れよう

さよなら秋風

いらなくなった紙切れと

いまさらながらの屁理屈も


遠ざけら ....
がんばれなくなったひとを

ぼくは見つめながら聞いていた

それは裏切りなんだろう

そんな言い方はよしてくれ

なみだが風に吹いている

ここではないどこかにあるのか

灰色 ....
きっとどこかに

月や星や雪が闇に影をつくっていることを

もう失われてしまった

地球の独り言のように感じていた

なのに

ここには闇などなかった

どこもかしこも

 ....
なんかうまく行かないなあと

あがき続けるぐらいがちょうどいいよ

アンバランスな一歩がバランスを取り戻そうとして

俺たちはまいにち歩いて行くんだから


コストダウンというと倹約 ....
彼岸花さいている

あの窓にも

道端にも

彼岸花さいている

廃炉でも

再稼動でも

彼岸花さいている


オリンピック

福島第一

半沢直樹

あま ....
煩悩を

抑えて先祖の

敵討ち
雨が地面を濡らしていた

使えない鏡のように濡らしていた

空は雲に覆われていた

寂しい景色を高速で行った

雨の日のダルビッシュ

おまえもこんな気持ちなのか

だから虚空 ....
誕生日にひとつ歳をとる

それにぼくは一年くくられる

ぼくはなにかと似ているなあ

なんだったっけと考える


そうだ水だ

実体は変幻しながらも

本質を失うことのない
 ....
目が覚めた

揺れていた

固定電話のコードが揺れていた

部屋の四隅が揺れていた

テレビをつけた

緊急地震速報だ

アナウンサーが原発のことを繰り返していた


そ ....
遅刻や忘れ物をした生徒に裸足でランニングさせていた中学校のことが体罰問題としてニュースになっていた

その中学校は遅刻や忘れ物を先天的な障害でしてしまうこどもたちにそうしていたのだろう

とん ....
夜中どれだけ風が強く吹いても

虫たちの鳴き声はやまなかった

不安にふるえながら

ぼくはそのことに感心していた

遠ざけられたらまたおかしくなる

なのに秋の虫たちはやまなかっ ....
ぼくたちの見たこともない色って想像できる? 分断されてゆく

もうなんどめの喪失感だろう

季節やこころのことは

もう書き尽くされていた

また熱帯夜がやって来ようが

秋の虫たちは鳴くのをやめなかった


考えると ....
民主党にはいれなかったけれど

民主党が圧勝したあと

ぼくは腹を決めて民主党を応援した

自民党にはいれなかったけれど

自民党が圧勝したあと

ぼくは腹を決めて自民党を応援して ....
校庭を見つめる

あんなことをして

秋の日暮れを

ぼくもまた過ごしていた

校庭を行き過ぎる

あんなことをして

秋の日暮れを

ぼくもまた過ごしていた


「 ....
だいじょうぶ

気持ちで言っても伝わらない

数字で言ったら伝わるのかな

数字で言うならいまのこと

みらいではなくていまのこと


ひとはいつの世も雰囲気にながされて

 ....
すこし雨の日の

みどりの影に窓のある

喫茶店で勉強したい

みらいに向けての

勉強がしたい

それが人生の楽しいこと


ガンダーラ

ガンダーラ

ふたりぶん ....
泣くのをがまんさせてごめん

関係ないことを喋りながら

ぼくは心のなかで祈っていた


日本の裏側で

経験している

フクシマのことを

弁明している

世界が他人が ....
二大政党は戦争を抑止できないようだ

ただ捩るだけが脳の

二大政党の夢のあと

にっぽんもまた連戦連敗かさねてゆくのか


津波や竜巻

きっと誰も

わるくない

自 ....
喪失のなかでひとは生きている

窓辺にふたり浮かべている

代替えにもならない日々を

地球のうえを歩いたりしている


今日いちにち

悲しいことはなかったろうか

タクシーに乗るために

生まれて ....
吉岡ペペロ(4238)
タイトル カテゴリ Point 日付
つめたい月自由詩913/10/17 22:02
にじのそら携帯写真+ ...613/10/17 0:22
秋の街道自由詩513/10/14 16:03
優しい秋自由詩313/10/14 13:17
秋の自由自由詩513/10/14 11:26
人生合格自由詩613/10/12 22:43
いまは金木犀自由詩713/10/8 22:47
一生懸命自由詩813/10/6 18:40
雨にぬれたら自由詩913/10/5 21:19
みどりに会いに行く自由詩213/10/3 19:56
さよなら秋風自由詩713/10/3 7:02
ここではないどこかに自由詩213/10/2 22:54
愛やつながり自由詩413/9/30 20:29
俺たちは歩いて行く自由詩213/9/29 21:52
彼岸花さいている自由詩713/9/28 12:13
煩悩を川柳213/9/26 14:01
雨の日のダルビッシュ自由詩313/9/25 18:58
誕生日自由詩713/9/21 17:22
こころ自由詩213/9/20 19:07
にっぽんのこと自由詩113/9/17 18:49
秋よ、秋の虫たちよ自由詩513/9/17 0:32
みらい自由詩413/9/16 1:40
秋の虫たち自由詩313/9/14 22:34
誓い自由詩513/9/10 16:33
秋の日暮れ自由詩413/9/9 17:58
だいじょうぶ自由詩413/9/8 11:50
ガンダーラ自由詩213/9/8 11:39
日本の裏側で自由詩213/9/6 22:24
夢のあと自由詩013/9/6 1:06
喪失のなかで携帯写真+ ...113/9/6 0:57

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