あまりにも懐疑的な人が今の世には多いのではないか。小さい頃、多分太平洋戦争中であつたと思うが、「人を見たらドロボーと思え」ということを誰ともなしに聞いた覚えがある。
そうかもしれないなと思ったが、 ....
あの娘時折ふけた顔見せる

女は鳩の一種だという人が

九十で艶々してる霊媒女
マンネリのコムスンきっとだれか

クリスチャン我人生一欠けのパン

一枚の絵をば見つけしてんらん会
早昼やパンと葡萄酒青菜添え

降りしきる巣篭り鳩の安否しる

資本論面白訳を思いつく
 面白人生講話(2)

 エーもう忘れてしまったが、コメントを寄せてくださった方経済に就いてやれということで。私も話してみたいので・・・
 経済という学問に興味を持ったのは、さる大学の経済学の先 ....
疲れてるけど可愛い妻よわが鳩よ福井の海の一夏の日に

わが心じっと離れぬこの家に妻よいつまでもいつまでも

きみがため歌を書く机のうえに花の写真と僕のなみだと
★手をかざさしても月は昇るから、また歩きなさい
傘がないときは、雨にふるえなさい
誰も知らない愛に気づいたときは
  目を閉じなさい

「鳥の歌」の巻頭はこの詩句で始まる「星屑と花束と人々を ....
日日に緑深まる狭庭辺に今朝は蛙の鳴き声がする

さきほども小雨降りいた表通り人の声して雀飛び交う

グリーグのペール・ギュントを聴きつつも紫陽花の絵をじっと見るとき

また鳩が一声 ....
妻清張われは花袋6月の空ベランダにバロック流る

午後になり雨しとしとと降りつづき朝顔の蔓つたふ土塀に

書物など喫茶に持ちて読みおれば髭の老爺(ろうや)が前に座りて

もみじ葉に ....
緑色いっそう深まり空曇りスズメさえずる朝の机に

わずかなる胸の痛みと音楽の耳にいりくる今朝の心に

マンネリか歌に心はずまずに昔作りし懐かしき歌

陽は上り妻の植えにしかわゆ ....
ブルートレインに子と妻と共まだわが家に神の在りし頃

昨日本当の伝道をしたがしたくない残念だ神は無い

これからどうするって誰もそんなこと言ってくれん

鳩のすむ枝を見むとて妻しつらう椅子 ....
 心より一切の欲消え去りて青き紅葉の葉は揺れており

 水無月に外郎を求め与えてし母の眼鏡の顔浮かびくる

 さえずりの混じりて聞こゆ玄関の机に田山花袋を読む
 鳩が来て紅葉の枝に住まいけり

 陽が上り妻のチロルの服を干す

 初西瓜妻にやるため買いにけり
  面白人生講話
 
 俺は近頃何にも面白いことがないので、仕方なくこの文章を書く。

時折詩らしきものを書くのだが、何しろ暇潰しなので、碌なものはできず、女に生まれて

いりゃぺちゃくち ....
 新しい政治について
 今日、「法の精神」(モンテスキュー)の三回目の通読を始めた。90ページまで読み、
得るところがあった。彼は議員の抽選制について述べている。一考に値することである。
彼 ....
 焼き飯の唄

捨てるにはもったいない
一山の残飯
ねぎを刻み
いり卵をこしらえ
焼き飯にしたら
妻がおいしいという

ふと若い若い頃を
思い出す
不良少年でしょうの
なか ....
青葉の日プロコフィエフ午後一時

詩が好きで詩学が好きでもみじ緑

近江富士まさおな琵琶湖子と共に
一条さんの提案というか意見というかには参加している人々の投票による決定をしてみてはいかが。投稿するのがもっと刺激になり意欲もわくのでは。パチンコや賭けマージャンなどよりずっと健全なのでは。破産に至るス .... スーパーでジャガイモ食べる人を思い出し一袋98円のを

帰るとはがき一席5万円よろしくとあり2千円がない

団塊の世代は目をつけられているというそんなこと言って良いのかな

なに ....
日本の国の由来(仮説)
 
 日本の国のルーツに関心を持つ人はそんなに多くないように思う。というのも中国人・南北朝鮮人・東南アジア人が各々よく似ているからであるからかもしれない。
 どのみちそれ ....
七十二歳になりて


 永い連休が過ぎた。5月7日72歳の誕生日である。フランス大統領は保守になった。共産党・社会党ご苦労さんである。その役割を果たし、社会主義は終焉しつつある。
 フランスは ....
 端午の日茶を入れくれし雨森庵

 波静か霞立ちたる余呉の湖

 麦酒のみ蕎麦を食いけり福井の里 
 夕べの机

つまらぬ世辞をいい
つまらぬジョークを飛ばし
人は生きてゆく
つまらぬほど人は笑い
つまらぬほど満足する

今日も日が暮れる
今宵も妻帰るを待つ
鰈を二匹 ....
四十年戦いとりしクリスチャンわが人生の武士の一分

絵教室妻よろこばすためにとぞ蜜柑の絵をば描きにかきけり

今日の日はビールを2本呑みたりき絵に勢いをつくるため
時は昼を告ぐ
車にのりて
街角にあり
見上ぐれば
欠け電球柱上にあり
冷や汗がでる

鉱夫石を掘る
広い野原
風がふく
材もなく
夕食こしらえる
女二人

蝉がささやく ....
詩集「人生の最中に」
         批評子

(序) 

 公子に

 薄暗き読書する部屋に
 時すぎゆきて30年
 海の泡のごと、生きてきしこの方
 争いもあり、愛もあり
 ....
なたね梅雨、濡れ葉に皐月近づけり

緑に薄青き色を添えし衣着る娘立ちおれり

わずかに微笑みておれり

路に水流れ、曇り空、

夕餉の魚持ちてゆっくり歩む帰り道
 ....
朝八時表の庭に出でてみれば雲間草光の中に咲き咲きにけり

妻と子とともに砂丘に立つ未来は知らずはるかな海望み

わが心の思い誰に伝えん憎しみと愛と無知

人人人の塊大阪津波でみんな死ぬなど ....
My spirit's been up to the heavens
Taking my soul on a ride
Up to the ends of the rainbow
and ....
妻が勤めに行ってしまった6時まで独り「公子!」て心に叫びが

僕達は兎の夫婦美味しそうに混ぜご飯を食べる妻を見て

もう一度生まれ代わることあらば蛙にな
ろか雛(ひよこ)になろか

 ....
生田 稔(533)
タイトル カテゴリ Point 日付
面白人生講話(3)散文(批評 ...3*07/6/18 9:37
女三人川柳2*07/6/18 7:56
夕暮れて川柳3*07/6/14 19:59
あめあめふれふれ川柳2*07/6/14 11:11
面白人生講話(2)散文(批評 ...0*07/6/13 14:35
妻三首短歌607/6/12 9:35
「鳥の歌」原田将を読んで散文(批評 ...107/6/11 14:45
ペール・ギュントの朝短歌8*07/6/9 10:36
雨降りだしぬ短歌7*07/6/8 14:28
二人できよく短歌8*07/6/5 10:13
短歌4+*07/6/4 8:18
水無月の朝短歌9*07/6/1 11:28
水無月となりて俳句107/6/1 10:56
面白人生講話散文(批評 ...5+*07/5/30 11:00
新しい政治について散文(批評 ...0*07/5/28 18:07
焼き飯の唄未詩・独白5*07/5/28 16:45
青葉の日俳句7*07/5/22 13:24
一ポイント10円案に就いて。(さらに付加ごらんあれ)散文(批評 ...0+*07/5/16 13:38
あえて数えず、韻もなし短歌2*07/5/15 12:53
日本の国の由来散文(批評 ...0+*07/5/10 11:57
七十二歳になりて散文(批評 ...13*07/5/7 9:45
皐月五日俳句3*07/5/6 22:20
夕べの机自由詩707/4/25 19:53
四月の晴れた日短歌5*07/4/19 16:03
文科系でたらめでも当たる自由詩407/4/17 9:00
詩集・人生の最中に自由詩7*07/4/11 14:46
なたね梅雨自由詩6*07/4/6 10:03
いつものように短歌8*07/3/30 9:38
ゴッホ自由詩407/3/15 16:11
生きている短歌507/3/14 14:47

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