隆盛の花嫁
関係無いねとばかりにふるふる流星雨
小鹿は震えながら立ち上がろうとして
気の良い老人とサボリの少年は
それを真剣に真剣に見つめている

一つの執念場

かたや企 ....
下手な詩を下手に唄って何が悪い
下手な人間は
上手くはなれんのだから
下手なように歌うしかないというのに
反発しあう網膜剥離
浮遊した視力は宇宙に飛散して
リベラルな学問となる日中の情事
いわゆる貧困女子と言われる私は
全くもってわからない処女をたぎらせる
蜜を育て吐き出す身体は非常に不器用に曲 ....
浅はかな自由を追いあの風見鶏は失墜した

今私たちは乱れている
何もかもが自由だなんだ
オレの権利だ私のものだ
まやかしのコインの様に貪られている事に気づかずに

私の片半分は一体どこへ ....
とある強迫観念から
色恋沙汰から離れて数年
が経てしまい未だ恋愛小説が読めずにいる午後
デ・クーニングなる画家の記事を見つけた
クーニング、クーニング聞いたことないなまた東京か
等と他愛のな ....
頭の少し上、左の方に、誰かのわらう顔が見えておりましたが、
私は幸福にも柿を持っておりました。
柿を持っておりますと、クーという犬が側にやってくるのです。
何年か前死んだ、少しみえっぱりの犬 ....
干からびて漢方の様になったみみずに悶える恋ね犬 また たびに出る猫と共に吠えろ 生命を吠えろ そう願わずにはいられない愛犬の死を受け入れた去年 初恋はうすべにいろにて
遠く遠くにおもうもの
昇華していとしい記憶となり

そして母になる
夕暮れのしらべ
訥々と素朴に語っている場合では無い
もう叫ばなければならないのである

自由に生きねばならない自由と
自由に生きてはならない自由の
二つの自由をもってして

どでかい声で
「生かしてく ....
止まった宿り木より
リアカーをひく爺が見える
ねぇ母さま飴玉ちょうだい
擬似的にでも大切な儀式
幸せってなんだろう
終わりがあることだろうと、宿り木から飛び立ったわ鴉
気を付けよう案外あんたもまだ女

痴話喧嘩眺めてはぼっち飯

口だけで宣言しては華さかせるが喧嘩なり

つかれた時つかれたと言えるしあわせ
深き空見上げ涙の透明は雪に染入り失恋を泣く

濃紺の着物に袖を通しつつ色のない我この笑み遠く

橙を餅にのせる日遠からず思い返すは冬逝きし君
うらがなしさに気が付けば
亡霊どもの行脚である
呆然としていた私の元に寄ってきては
かと思いきや全くこちらをうかがうだけであったり
それは母を捜すこどもの様で

ぼうれいはいえへかえりなさ ....
生きるも死ぬも自分次第でありますが
死んでくれと言われるよりは
生きてくれと面と向かって言われた方が
わたくしは嬉しいのであります

わたくしには愛しい想い人はおりません
わたくしには守る ....
泣いて謝るくらいなら最初からするな

礼節をわきまえろ

自己満足の罪悪感ほど迷惑なものはない

堂々としていろ

そしてあいつに礼を言え
ふわふわ(15)
タイトル カテゴリ Point 日付
神のすかしっぺ自由詩016/3/23 19:10
下手自由詩5*15/1/12 20:44
唯一の自由詩2*15/1/12 17:13
自由自由詩1*15/1/6 7:47
水の中の女に惚れ自由詩2*15/1/5 17:00
クーの正月自由詩7*15/1/5 13:25
あけまして自由詩3*15/1/4 14:01
初恋はうすべにいろにて自由詩115/1/4 11:41
生かしてくれ自由詩3*15/1/3 17:54
とりねぎしお(頭文字とったり詩自由詩015/1/2 11:26
ランダム川柳1*14/12/31 23:54
iro短歌2*14/12/31 23:40
言葉足らず自由詩014/12/31 23:36
五文字ながらも自由詩3*14/12/31 17:23
ありがとう自由詩114/12/31 17:14

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