久しぶりに僕は自転車に乗ると、景色を流れた。自転車はその時の季節を感じさせる乗り物。冬の日は、僕はあまり自転車に乗らないのだとしても。夕暮れに照らされた街。日の差す角度と、それから、風の涼しさがある。 .... 埴谷雄高の書く韜晦で見事な文章に惑はされた若者ほど、虚体に惑はされてはならぬ。それは何故かと言ふと、虚体は埴谷雄高のでっち上げた崇高な精神の象徴に過ぎず、虚体に深遠なる意味は全くないのだ。虚体と言へば .... 今使っている自転車をいつ買ったのかを思い出すと、それはかなり昔の話だった。当時は、神奈川に住んでいた。駅の向こうにある、自転車屋でそれを確か、僕は買ったのだった。オレンジのつなぎを着た人の売ってくれた .... 先週免許の更新に行ったのだけれど、そこでは講習はやっていないとのことで、門前払いされた。ハガキをよく見ると、確かにその誤った解釈を指摘する内容のことが書いてあった。帰り道は不愉快で駅前でやっていたダン ....  何日も詩が書けないと不安になる。これは昔からそうだが、特にインターネットを通して詩を発表するようになってからはその傾向にますます拍車がかかったように思える。そのため、年間100篇とか詩を書くようにな .... 黙秘も表現である。密室の外では表現者である。
密室を作るのが表現者である。お前は誰だ?
密室の外の空気を吸いたいと表現者の歌が聞える、
国民であることの罪での終身刑を表現者が歌った。
密室の外 ....
途切れていることが多くて
連休のときに、宿をさがしたら、1ヵ所しか受付をしていなかった。
けれどいくつかの宿の登録があったので、料理が上手なのに職場の復旧がままならず
包丁をにぎっていないひとが ....
こうして生きていることで、眠くなる日々を感じている。雨が降っていたけれど、止んでいた。窓の向こうからは、今は、子供の声はしなかった。僕も子供の頃は、あんな風に大声を出しては、こんな風に大人になって .... nowhere
15年飼っていた猫が死んだ。
5月8日、18時50分頃。
もうどこにもいない。冷蔵庫の上にも、出窓にも、いない。
nowhere

no here
最後の ....
石ころを拾う。
できると決めていたことをすること。

こどもを神輿にかつがせてはいけない。それ物凄い大事。大事なんだから。
私よほど自身がないんだね。
なぜこんなにも、偉い大人にならないといけないのか、どうしてこうも金を稼げない引け目が取れないのか、と考えたが、大人になるということは、責任を持たなければならないのだ。どういう責任かと言うと、子供たちに .... 木から木へと歩くことで、知る。そこに、立っていると、今日も、月を見ているその下で。影には時々人がいて、どうも、そこでスマホをいじっているようだ。光るから、読めるのだろう。情報を得る手段が雑誌だった .... まだ何も知らない頃から詩を書いていた。日記と詩と。いまでもときどき読み返す。あちこちから出てくるからだ。何も知らなかったけど、本当のことが書いてある。知っているよりも多くのことが書いてある。これは .... 雨の合間を縫って、少し外を歩いた。公園のベンチに座る、誰かの背中を通り過ぎながら。そこにいる人は、でも、夜も遅いのに何をしているのだろう。そんなことを考えながら、人気のない通りの上を渡ると、昼ごろ思い .... 街に時々カメラを持って出るのだ。最近は、でも、カメラを持っているのを誰も見かけなかった。だからカメラを持っていることは不自然なことなのかも知れないと思うけれど。今日は空を見上げると、僕は雲が漂っていた .... 木は何本か、いつも行く道には生えている。名前すらもない、その、何年もそこに根を下ろした姿を空に晒して。自転車が通り過ぎる日も、同じ車が来た日にも、変わらず、木はそこに生え続けさせられていたのだろう。桜 .... このなんでもない時間を知る時に。倒れていた自転車が記憶の中で蘇る。そして近所にあった広い公園の景色が見える。ぼんやりとしていて、何をしていたわけではないけれど、眠かった。あの公園には今でも、あの頃と同 .... 昨日、街の美術館で見た、映像作品をぼんやりと思い出す。それは、ハンガリーのどこかの工場で清掃作業に従事している男を扱った作品だった。特に映写的効果を狙ったものではなく、男の様子を淡々と写し続けた映像に .... 物心ついたころは、半分くらい本の中に住んでた。だって外はあついしさむいしうるさいし、はやく走れないし。それから少し成長して少女のころになると、本の中にはいられなくなって、窓をのぞくみたいに本の世界 ....  沙恵は絶望しながら踊っていた。煙草を吸いながら。エイフェックス・ツインの暴力的に鮮やかな、白い花のような音楽が拡がる。絶望は居心地がいい。絶望は人を強くするかも知れない。どうなってもいい。どうせ何も .... 時々川に行くと、僕は釣りをしている人を、そこで見かける。彼らは、仕掛けは投げずに、ヘチ釣りという釣りをしているようだった。川からは、音もなく辺りは静まっていたが、でも、時々屋形船が通り過ぎていく波が立 .... 生存のしやすさに直結する能力は知力、身体能力、コミュ力だろう。

だから普通に考えれば、賢さ、肉体の強さ、コミュ力の高さを重視して相手を選び繁殖すべきだと思う。

しかし今日モテる、つまり繁殖 ....
生き残ることはスポーツやゲームではないのでは?はて?


スポーツやゲームではない世界で才能が開花しない凡才にとっての学びは続けていけば続けていくほど細分化していくし体系化していくし本質の根に近 ....
時々釣りをしながら思い出すのは、こうしてロッドを振っていた中学の頃の僕だろうか。テスト期間中はよく、同じようにロッドを持って、友達と出かけていた。近所の川や、沼だったけれど。そして、日が暮れるまで影を .... 昨夜、昔存在したシングルチャートを保存していたサイトがあったので見ていると、ぼんやりと、当時のことが思い出されて懐かしい気持ちになっていた。親の運転する車の中で聴いていたことのある色々な音楽。僕は、祖 .... 風を感じていると、生きていることも、同時に感じる。しかし今は無風だった。椅子に腰を下ろしても、遠くに海は見えない。車もなく、そこに行く足もなくしていた。金も、底をつきかけている。昔、家賃が払えなくなり .... 「なるべくよ、まったく{ルビ平=た}らになった{ルビ机=つげぇ}にほら、こんなふうに{ルビ血=トイ}を{ルビ落=ロッ}としてな」

-神鳴りした人は独特の口調でとうとうと私達に比向かいの説明を始め ....
何かを思うことははっきりしないのだが、コンビニが近所にあるということだけは知っている。TSMCという台湾の半導体メーカーは工場を世界各地に作っていて、知らないうちに日本の九州にも工場を作っていた。しか .... 昔のことを考えながら、今は見ている、何かを。電車の音がしている。そして知っている、そのことを。タイに、昔行ったときのことを思い出す。売却していなかった漫画本が本棚にはある。そして晩飯を食べに、あの .... ぐらっと、躁転したのがわかったので、病院へ行き、家のほぼすべて現金をATMにいれ、部屋をできるだけフラットに、忘れてはならない用事を大きく書き出し、あとは、あとは、、、、と考えているうちに掃除 ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
雨と散歩番田 024/6/10 1:42
惑はされるな、虚体に積 緋露雪0...024/5/31 1:08
自転車のことなど番田 024/5/29 1:34
免許センターの道のり224/5/27 1:57
多作であること岡部淳太郎224/5/24 14:29
密室での自白の強要白書易0*24/5/24 6:23
カスタマーハラスメント124/5/23 0:48
記憶と忘却番田 024/5/22 1:45
(n((o),(w)),)(h)ere)詩人はきっといつか詩 ...竜門勇気5+24/5/19 15:26
自分に言い聞かせる。白書易2*24/5/19 13:20
平和のために望むもの黒髪2*24/5/18 9:36
ニューヨークの景色番田 024/5/17 1:55
むすめのこと[group]はるな724/5/16 18:03
夜の街のどこかで番田 124/5/16 2:04
街の娯楽124/5/14 1:57
街の車窓から024/5/10 2:00
近所の公園からのカムデンロック024/5/9 1:42
ある街の美術館で024/5/7 2:07
水の中のこと[group]はるな324/5/4 22:33
エイフェックス・ツイン、永遠に(改稿)由比良 倖1*24/5/2 6:18
釣りをした日、雑誌番田 124/5/2 1:45
なぜ美男美女がモテるのか?巣本趣味124/4/30 19:36
生き残ることはスポーツやゲームではないのては?足立らどみ124/4/29 22:48
釣りの考察番田 024/4/29 2:25
子供の頃の音楽体験124/4/28 2:15
工具セットの思い出124/4/26 2:16
(再) TND(テレビ野賀動画局)放送 彼岸の人と生きる 2 ...[group]竜門勇気124/4/25 12:07
半導体と生活番田 024/4/25 1:53
夢と後悔124/4/22 1:53
日記はるな024/4/20 18:24

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 

【散文(批評随筆小説等)】散文詩は禁止。散文詩は自由詩のカテゴリへ。
0.11sec.