文字を操り操られ 繰りかえす
虚無感と空虚な虚空と感無量
本当に何も分からん時もある
熱い展開になってきた焼き肉
明日は明日の 火星は火星の風が .... 
青空のように真っ青だった空
すごろくをすごくつくってすごす図工
どこかの地層に残っていた涙
ただひとつだけ言えることずっと言う 
星ひとつ分の光がありました
くまさんが秘密の蜂蜜見つめてる
詩的な酢飲んで、酢的な詩を読むよ
わたしと同じ声質の犬ですね
きみを夢見てい .... 
そこからの道は霞んで未知だった
牛を伴った仙人についての件
具体的な名前で何かを呼んでいる
涙こぼれ水平に戻ってくこころ 
辛丑(かのとうし) 牛も辛いが 自粛する
泣きぼくろ 愛した君の 三番目
真っ白な スケジュール帳 もう二月
ペンギンは 鳴かず飛ばずの にんきもの
帰れない パンダの気持ち  .... 
パラソルを立てるとパラレルワールドに
僕の目が今日はいい天気だと言う
喋る蝶 翻訳調で翻る
いつだってあの日の声が温かい 
重力に運ばれてた命の運命
命運の命たてれば運動に 
10000年前の夢を見てた猫
1000000000年前の夢を見てた犬
1000000000000000年前の夢を見てた風
100000000000000000 .... 
4月みたいに穏やかなガードレール
すずめたち飛んで時間をつかまえる
暗闇を夜と名付けて光らせた
そこはかとなく底しれない底力
底のない数字と夢へ .... 
今更、、、断固反対 新コロナ 
人々の戸を二度引くと日々になる
あのころをころっとこころはわすれたい
その日々は日記の内側で生まれた
待っている舞っている魔っている魔王
 .... 
夜景色の鉛筆が書いた電燈
違う宇宙にタンポポは手をふった
短歌より歌詞が少ない長い歌
未来みたく希望になった昨日たち
夜の景色は夜景の色なんだね .... 
態変か助詞を捕まえ喉つかえ 
のみこんだ言葉が僕の夜になる
壊れかけのゲーム機懐かしい形
夜に降る欠片をいつも見てた人
実在しなかった日々に暮らす手紙
墓のなか きみは後悔し .... 
正十二面体たちの綺麗な街
水星に彗星おちる 修正を
物語の上を流れていった紙
作品のように夕陽は固まった
空が茜に染まってる方が西 
ラブソングという名前の正方形
いつもの日 いくつもの日々 積もる日々
どことなく小説みたいな口説き方
とどかないこと どこまでもとおい午後 
訥々と、読点みたいに続く雨
星色の夜景と夢のなかに居る
足跡が幾何学 雨が円を描く
段ボールみたいに猫に好かれたい 
あのときの写真みたいに笑いたい
僕はぼくの町を見ないで歩いてる
風に掻き消されても良かった言葉
月が居る 脳とか服の左側
この淡い色をそのま .... 
入口と出口を外へ持ち出した
出口まで出会ったものを持っていく
一口には言えないことを口々に
思い出の中で出口を思い出す
入口で出くわしたのは自分だった
 .... 
潤井川 世代を越えて またぬくい 
インターネットをハンモックにして寝る
数々のかすかな星と霞む月
i光年先のi年前を見る
楽しそうにぼくらの声が反射する 
はなしだし僕らはみんな悪くない 
そのキャッチコピーをナイスキャッチした
名前より前からお前さんがいる
アニメオリジナルの髪色と口癖
たとえ忘れても亡くならない心
あの人の小説みたいに降った .... 
暗くなる写真 笑顔のまま揺れた
きみが鳴らしたその一音のことを想う
空が青くてあなたが笑っている
忘れても この目を閉じても残る風 
大晦日にだけ現れる道歩く
蜘蛛の巣につかまった風 ゆれている
雪がふる 時が止まったように白
窓ガラス あなたが星を描いただけ 
梅雨明けの夜明けを歩くキリンさん
夕焼けい という 夕方の夜景
冬 古い物語風に風がふく
秋の果て 落ち葉のように優しい顔
深海のような深夜に探しもの 
阪急の
赤紫の
電車には 
身代わりに二束三文クツシタやぁ 
生徒として徒に生きた 徒競走
空いた穴からきたハエがウエをとぶ
人知れず瞳は一人夢をみる
ねむりに落ちるときエレベーターになる
ずっと着てない洋服が不服そう
 .... 
ドーナツを選んだ夏がなつかしい
深海が仄かな星のなかにある
ほんとうのこと カーテンは風に揺れ
虚数軸方向を見る虚ろな目
一生のお願い一緒に願いたい 
 
 
 
 
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【川柳】17音律「5.7.5」を基本とした川柳作品のみ受け付けます。川柳批評は散文のカテゴリへ。
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