人の瞳にだけ映っていた幻


からっぽが呼吸している無風の箱


各々のどうしようもなく遠い個々


花畑みたいな色の花が咲く
きみがぼくに付けたぼくより大きい傷



夕焼けの有限の星で眠った



隙間から、ひかりが声を発してる



月の宛先は腕の先 つめを切る
存在しないものばかり浮かぶ窓


新作の昔話を書き上げる


すいめんに水だった雲ゆれている


飲食禁止の貼り紙食べるヤギ
嘘なんかいつもついてる四月馬鹿

入社式先輩風で風邪をひく

花粉症霞んでるのは目か空か

春の雷見て見ぬふりの自己嫌悪

誕生日もうロウソクは増やさない
この声がとおくの場所で鳴っている



赤や黄や緑が春に揺れている



思い入れのある思い出の出入口



春の蟲轟々と蠢く車



満月がめちゃくちゃキラーンて ....
吐く息や言葉で景色がくもっていく



あなたの知らない朝にあなたを知る



喫茶店 メロンソーダ色の記憶
          自由律、再投稿
{引用=いろいろ至らない所がありますが、}


 どうでも良 いけど、ねえ、髪 切らないの?


 馬鹿ね。アタ シたちオバサン とオッサンよ

 ....
草木たち 話に花を咲かせてる



星はひとみたいに滅んでまた星に



「ないっすか? ナイスな椅子は」「ないっすね」



かき氷みたいな色の穏やかさ



人 ....
悠久のおしりが放つ悠久の屁 悲しみを抽象的にした言葉



ノリノリで私は駄菓子を食べている



本来の未来が見本でやって来た



句点の先にある空を見つめてる。
あっち向きこっち向いてよチーバくん


*チーバくんは千葉県のマスコットキャラクター。
いつも城北しか見てないけど池上は城南だから
この街を春は迎えに来たらしい



街の喧騒へと溶けていく喧騒



美しい言葉を愛し続ける街
マンボウをマクラがわりにシュンミン詩 えええぇー!! ここで会ったが100年目ー!?


UFOに乗って夕焼け眺めてる


銀河系よりすこしだけ強い人


あの店の美味しいパンを食べたい!!!!
川柳のように短い糸だった


文末の句点がもってる円周率。


文章の外へ脱字は逃げてった


匿名であなたと話す夜のまち
文字を操り操られ 繰りかえす



虚無感と空虚な虚空と感無量



本当に何も分からん時もある



熱い展開になってきた焼き肉



明日は明日の 火星は火星の風が ....
青空のように真っ青だった空



すごろくをすごくつくってすごす図工



どこかの地層に残っていた涙



ただひとつだけ言えることずっと言う
星ひとつ分の光がありました



くまさんが秘密の蜂蜜見つめてる



詩的な酢飲んで、酢的な詩を読むよ



わたしと同じ声質の犬ですね



きみを夢見てい ....
そこからの道は霞んで未知だった



牛を伴った仙人についての件



具体的な名前で何かを呼んでいる



涙こぼれ水平に戻ってくこころ
辛丑(かのとうし) 牛も辛いが 自粛する

泣きぼくろ 愛した君の 三番目

真っ白な スケジュール帳 もう二月

ペンギンは 鳴かず飛ばずの にんきもの

帰れない パンダの気持ち  ....
パラソルを立てるとパラレルワールドに



僕の目が今日はいい天気だと言う



喋る蝶 翻訳調で翻る



いつだってあの日の声が温かい
重力に運ばれてた命の運命


命運の命たてれば運動に
10000年前の夢を見てた猫



1000000000年前の夢を見てた犬



1000000000000000年前の夢を見てた風



100000000000000000 ....
4月みたいに穏やかなガードレール



すずめたち飛んで時間をつかまえる



暗闇を夜と名付けて光らせた



そこはかとなく底しれない底力



底のない数字と夢へ ....
今更、、、断固反対 新コロナ 人々の戸を二度引くと日々になる




あのころをころっとこころはわすれたい




その日々は日記の内側で生まれた




待っている舞っている魔っている魔王

 ....
夜景色の鉛筆が書いた電燈



違う宇宙にタンポポは手をふった



短歌より歌詞が少ない長い歌



未来みたく希望になった昨日たち



夜の景色は夜景の色なんだね ....
態変か助詞を捕まえ喉つかえ のみこんだ言葉が僕の夜になる



壊れかけのゲーム機懐かしい形



夜に降る欠片をいつも見てた人



実在しなかった日々に暮らす手紙



墓のなか きみは後悔し ....
正十二面体たちの綺麗な街

水星に彗星おちる 修正を




物語の上を流れていった紙




作品のように夕陽は固まった


空が茜に染まってる方が西
川柳
タイトル 投稿者 Point 日付
見たい水宮うみ7*21/4/20 21:23
つめあと2*21/4/17 17:02
昔話2*21/4/14 17:50
君も僕も四月TwoRiv...4*21/4/13 19:43
巡る蠢く春めく水宮うみ021/4/10 22:52
何も言わない空が眩しい3*21/4/5 19:16
蕎麦屋にて墨晶2*21/4/3 5:51
花の輪水宮うみ4*21/4/2 16:51
悠久古本屋ETF...221/3/31 9:38
点る水宮うみ2*21/3/26 11:05
よ!チーバくん足立らどみ1*21/3/26 6:26
街を水宮うみ1*21/3/23 20:04
夢シリーズ足立らどみ2*21/3/20 13:00
ここで会った水宮うみ2*21/3/20 12:56
川柳のような3*21/3/20 12:40
操りかえす2*21/3/12 18:10
ここは午後4*21/3/6 14:16
歳月を経てお月様また見上げ1*21/3/3 20:10
みずからの霞み2*21/2/28 15:51
白と黒TwoRiv...8*21/2/27 20:02
パラソルワールド水宮うみ1*21/2/25 16:14
重力逆さまさ1*21/2/22 21:35
あの頃2*21/2/22 19:31
回る4*21/2/19 6:04
受けながし和流にのるのも川柳か足立らどみ2*21/2/19 5:07
内側の朝水宮うみ3*21/2/15 17:52
長い夜1*21/2/13 12:58
いいかい。助詞は流れにのせて。形容詞は再構築して。そしてトド ...足立らどみ121/2/9 6:12
のみこむこのみ水宮うみ2*21/2/8 19:39
かたい2*21/2/5 20:19

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【川柳】17音律「5.7.5」を基本とした川柳作品のみ受け付けます。川柳批評は散文のカテゴリへ。
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