暗い夜に .... 半そでの白さをひとつ武器にして、僕らは夏に向かっていくのだ

不戦とか書き連ねるような思いなど、カレーライスに混ぜてしまえば

ほら、鐘が聞こえるようだ、この日には、この地に、俺ら、めざめゆく ....
狭くなる階段 明滅する灯り 迂闊に晒した腕が冷え行く


イカ焼きを分け合う二人 唇のおたふくソース言い訳に 吸う


「左様なら」字を確かめて噛み締める 繕う理由なんてなくても
 ....
トロイの木馬作戦が漏れているやけに激しい風が吹いてる 長かった髪をばっさり切った夜やけに激しい風が吹いてる 無職でも自称地球防衛隊やけに激しい風が吹いてる 青臭い時代遅れの言葉だとあの日隠したメモ掘り起こす


書に溺れ町に安らぐ溜めきれず流れる玩具ひとつ磨いて


記録され得なかったもの吸うために固く絞ってもっと絞って


透 ....
 ある秋近い日

秋の声きくとはいえど青葉する木々も残りて日差しも熱く

白い雲青い空にも天高く空気清浄正午の堅田

口すすぎ昼食たべて満腹の気分は豊かめざす温泉

今日もまた比良トピ ....
本当は教えたくない場所がある癒やしの風が吹き抜ける丘

二人して自転車に乗り海岸の側にあるカフェ目指して進む

心から溶けて無くなる不要なもの学び尽くした後の残骸

影が濃い真夏の色は全て ....
 友と妻とわたしと行く

わが心気分が重く曇り空湿りいて風も吹かぬも

黒雲と風吹きだしぬ夕空をカラスが一羽飛び降りてくる

雨音が車の屋根に当たる音聞きつつ街路過ぎてゆきけり

若き ....
やや黄味を帯びつつ光る宝石が恋しい海を呼んでます、ほら

台風のあとの野原の美しさ触れればくずれ珠の水々

絹糸でつながれた白玉の一番端にわたしをくくる

宝石箱のいくつかはイミテーション ....
玄関にたくさんシーサー並べてもやけに激しい風が吹いてる 長靴が釣れるわ釣れる爆釣だやけに激しい風が吹いてる しゃっくりを100回すると死ぬらしいやけに激しい風が吹いてる  .... 寝煙草が焦がすチケット今零時 見るは首尾よく落ちる夢かも 真夜中に稲川淳二のラブソングやけに激しい風が吹いてる 花嫁が投げたブーケを奪い合うやけに激しい風が吹いてる 疲れてる あの人この人言うことの悪意ばかりを追いかける夜 戦争に参加されても迷惑な奴に限って反戦主義者

恋人が召集される妄想で戦争反対非モテ系女子
ガチャピンは洗濯したら黄緑にムックはちょっと口では言えへん 暑さ浴び暑さ忘れて畑仕事熱中症が気になる季節

鮮やかな真っ赤なトマト涼しげに暑さ和らぐ夏の夕暮れ

冷たくて美味しいゼリー夏のもの熱帯夜から一瞬抜け出す

続編がない小説を読みあさる作り ....
青空と巨大な廃墟を胸に秘め光について話す放課後


手放した空がいつしか晴れ渡るようにあの日が頷いている


永遠が一瞬になるあの夏に黒板消しが落ちる瞬間


枯涸してしまったならば ....
賀茂川の



 ....
誰一人いない砂浜独り占め昼間と違う真夜中の海

海の中潜って魚と戯れる鬼ごっこするかのように見える

横顔から嘘を言ったと気がついた遠く見つめて嘘を重ねる

甘い声甘い言葉で真夜中へ引き込 ....
打ち付ける雹と雨とが塞ぐ息 冷える身体を削る轟音


雷に震え蹲る子ら二人 水を防げぬ傘で覆った


光る空 二秒遅れの雷鳴に打たれて震え まだ生きている


子ら二人近くの ....
泥酔に
たどり着くのは
チャルメラの
ラーメン臭う
至福の余韻

東坡肉
明日の覚悟に
鍋洗い
八角さがし
老酒取り出す

香り立つ
海鮮炒飯
夢失くし
いまは静かに ....
なんとなく










 ....
戦はず 逃げ出した彼 今何処 私はここで ずっと待ってる 始まりは何もなくても生み出せる自分自身が好む世界を

何処までも歩んでいこう僕たちは選んだ道は間違ってない

あの人と最後の夜を過ごした日ゆっくり部屋に潮風が来る

昔から家の近くにある空 ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
無題TAT015/8/30 22:58
半そでの白さが夏と戦う武器でしたたにがわR115/8/30 20:46
挨拶深水遊脚2*15/8/30 8:38
トロイの木馬作戦が漏れているやけに激しい風が吹いてる北大路京介515/8/27 12:15
長かった髪をばっさり切った夜やけに激しい風が吹いてる415/8/27 12:15
無職でも自称地球防衛隊やけに激しい風が吹いてる415/8/27 12:15
夏の終わりに深水遊脚4*15/8/25 21:36
ある秋近い日生田 稔015/8/25 16:37
真夏夏川ゆう215/8/25 6:02
友と妻とわたしと行く生田 稔115/8/24 10:55
真珠のうたそらの珊瑚9*15/8/22 9:26
玄関にたくさんシーサー並べてもやけに激しい風が吹いてる北大路京介815/8/22 0:33
長靴が釣れるわ釣れる爆釣だやけに激しい風が吹いてる215/8/22 0:33
しゃっくりを100回すると死ぬらしいやけに激しい風が吹いてる215/8/22 0:33
無題TAT015/8/21 18:15
_id=523...115/8/20 22:20
真夜中に稲川淳二のラブソングやけに激しい風が吹いてる北大路京介415/8/20 22:19
花嫁が投げたブーケを奪い合うやけに激しい風が吹いてる115/8/20 22:19
~2015.08.20もっぷ4*15/8/20 11:10
戦争短歌1花形新次015/8/19 19:58
ガチャピンは洗濯したら黄緑にムックはちょっと口では言えへん北大路京介215/8/18 23:26
暑さ夏川ゆう115/8/18 5:56
光について本木はじめ315/8/15 20:05
無題TAT015/8/15 14:42
昼間夏川ゆう115/8/11 6:05
バスを待つ深水遊脚2*15/8/9 7:44
中華レタス115/8/6 23:52
無題TAT015/8/4 21:33
荒野にてwithin115/8/4 21:05
始まり夏川ゆう015/8/4 6:11

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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