なんでも叶う、
それはなんにもないのと同じ
訳し足りない想いがあって
研究はいつも青を望むけれど
始まりは黄色だよ
練習はもう、
夜明けのふちに立っている
当然のまま
なんて名前だったかな?
(ロン・ハバート『Battlefield Earth 1 奪われた惑星』第三部・4、入沢英江訳)


そしてそれはここに実在する。
(ロン・ハバート『Battle ....
   1

(朝は、パン♪パン、パ♪パン♪)(昼も、パン♪パン、パ、パン♪)(夜は、うどん♪うどん♪うどん!♪)巨大な一斤の食パンの被り物を頭に被った白いコックコートを着た小太りの男が、「やきたて ....
異端シャレ問の黒い影がついにオラの詩にも忍びよって喉元を強くおさえつけた。
・・・・・・しゃ、しゃ、しゃれべない、とようやくオラはどうにか自白すた
シャレべないとはいかにも結構な苦しまぎれの抗 ....
 昔々
 その昔
 あなたのもとに集い
 昔々
 その昔
 あなたの指先追いかけた
 いつしか
 あなたに弾かれて
 いつしか
 あなたに打ち出され
 散り散りになった
 かけら ....
静物たちは沈黙し続けながら俺たちの詩を見届けようとしている、きっとやつらにとっては一番興味深い現象なのだろう、そしてそれは余程の例外を除いては滅多にお目にかかれるものじゃない、当人の俺たちにしたっ .... 犯人は71歳アマチュア詩人だってさ
とうとう出やがったぜ
な、言った通りだろ
自称詩人を野放しにしては
いけないってさ

しかしアマチュアじゃない詩人って
いるのかって話だよな
どうせ ....
ゆっくり
渦巻きながら
在るという謎に
誘うヒビキヒカリ

 人、知っているのだと
 唯、覆われ忘れられて

ヒビキヒカリ言の葉舞う
想起の方途のレッドゾーン
飛び跳ね躍るヒビキヒ ....
プラットフォーム天井から 
姿見えずゆっくり繰り返し響く
低くくぐもったイキモノの鳴き声 

ふと偶然に聴いた朝、

「ハトってこんな鳴き声だっけ?!」

想わず驚き私は隣に立つ友人に ....
今日のことだけ大切で、昨日までは忘れた。
ぼくは地名も歴史もわからないし、
暮らしにはコーヒーと猫があればいいと思ってる。
AとかBとか記号のように生活を送る。


広い雨の大通りを、微生 ....
読者あっての五行歌は
高く広く深い
器を持っている
度量の大きい詩歌だ
私はそこに惚れている
令和の五月
夏のようでも冬のようでもある夢の白昼
暑さに震えて
五反野駅前を歩いた

わたしのわるい眼では
通行人の姿が見えない影だけが揺らぐ

バス停では
不揃いの椅子が並ぶ
ど ....
つきつめると
その人の
お人柄だ
宝は
その笑顔だ



欲望には
限が無い
私の
どんぐりは
光合成をする



実感は
あまり無いが
けっして私は
若くは ....
生まれつき聾唖を背負った
人生は地獄だと
一本の大きな釘が私の胸めがけて突き刺してきた
その日から私は
果てしない透明の中に自分を失いそうになりながら
無音を指揮する能力を身につけようとして ....
新緑の渓に分け入ると

この姿は透明になってしまい

緑色に染まっていった

宝石の魚はピシャリと跳ねて

日々の雑踏が彼方に消える
ヒリヒリとした感覚に指が震えた
キーボードを彷徨いながら
ポチリと確定キーを押してしまう
もう後戻りはできない

今夜は狙っていた美品の渓流竿を三点落札した
しめて約七万円が飛んでいったけ ....
あふれる想いは
言葉を見つけられないまま
ため息となって、夜空を漂い
暗い海へと吸い込まれていく

焦点の合わなくなった目には
沖合いの漁り火も星座も同じ
水平線の、さらにその向こう
 ....
繰り返し
繰り返し
思う
物は考えようだ
いちどきりの人生よ



この手と
共に
やってきた
人生
かけがえのない



かえるの
合唱で
ひとつ
ひとつの ....
ほのかに香るセレナーデ
肌着のように身につける
オシャレのアイテム香水に
含まれてるのはアルコール
人を酔わせて溶かしていく

香水は
似合う姿や人柄と
似合う場面を選ぶので
マッチ ....
霧のなかで羽ばたく
ふるえる声
光の底に沈んだ
夜の鱗揺らして


一枚のガラスのよう
結露した
   時間
鏡にしかなれない
いつも裏返ったわたしたちの
化石のような孤独 甘い ....
風のことなら風使いに聴けだなんて

なんて安易で甘ったるい考えなんだろう


僕は宇宙の心の底が知りたくて

風の声を聴きたくなったけれど

だからといって

風使い ....
 

ほんとうなんて
どう書けばいいのか
わかんないよ

夜は眠りたくないんだ
だから
アルコールなんて飲まないんだ
だから
スマホなんてみないんだ
夜は
ずーっとつづくべきな ....
せつない せつないよ、と窓が泣いているのです
泣いているのですこつこつと 風はなぐさめられながら
しわしわとかすれ
ぽろぽろくだけ
かたうでの蟹が ご飯からいくつかどうぞとならべても
どうし ....
大学の先生が言ってました
必死に追いかけたんですけどって

彼の消息を教えてやっても
よかったのではないですか

なんて言って教えるんだよ
不穏な言葉しか出てこないか?

また、また ....
時は
過ぎる
何がどうあろうと
魂は
共に在る
今 一生のことは
分からない
次の瞬間か
十年後か だから
今を大事にしたいな
私の人生はまさしく
大きなモノになっていたに
違いない

生まれ変わったら
巨根になりたい
生意気な女の横っ面を
その巨根で往復ビンタしてやるのだ
女は頬を赤く腫らしながらも
ウット ....
一突き矢の突き刺さる、
光裂この瞬間に。

  *

無数無限に
アナタたち顔その印象、
ふっと浮かび来る 
タマシイのカタチ 
それぞれにそれぞれの

 普遍大海原の神性一滴  ....
この世に神は存在しない。

ただすべての事に例外があるように

貧乏神と死神は存在する。









※3年前、ぼくは娘を心不全で亡くしました。
その日は奇しくもぼ ....
耳に届いてくる
日常の声
生活の音

どれも消えることはない
生きている限り聞こえる

元気な身体
元気な声
溢れている幸せ

日常の生活が楽しい
嫌なことはあまりない

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
当選を (習作)トビラ024/5/20 12:24
引用の詩学。田中宏輔7*24/5/20 8:46
小麦の薫る男(サンドイッチマン)本田憲嵩924/5/20 1:53
異端シャレ問菊西 夕座4*24/5/19 23:43
高嶋先生への手紙北村 守通424/5/19 23:02
散らばった骨はひとつところに集めておけばいいホロウ・シカ...5*24/5/19 21:39
スロバキア首相銃撃花形新次124/5/19 19:58
ヒビキヒカリ自我ひだかたけし224/5/19 17:55
キズキのうた624/5/19 16:45
漸近線の夜ねことら3+24/5/19 14:55
※五行歌 「私はそこに惚れている」こしごえ4*24/5/19 13:13
五反野形代 律5+24/5/19 9:02
※五行歌 四首「どんぐりは 光合成をする」こしごえ4+*24/5/19 8:47
指揮鳥星824/5/19 2:37
五行歌 渓谷レタス6*24/5/19 0:58
オークション中毒3*24/5/19 0:28
海、夜気、無言ヒロセマコト12*24/5/18 22:19
※五行歌 五首「支えられて 支えている」こしごえ3*24/5/18 13:34
有機溶剤セレナーデイオン2*24/5/18 12:41
迷宮の蜂ただのみきや5*24/5/18 12:32
熱い痛み秋葉竹324/5/18 9:01
ほんとうのよるのうた224/5/18 8:39
soft_m...7+*24/5/18 5:59
新聞紙りゅうさん224/5/18 5:10
※五行歌 「時は 過ぎる 何がどうあろうと」こしごえ5*24/5/17 22:39
※五行歌 「今 一生のことは 分からない」3+*24/5/17 22:38
もしチンポコが大きかったら花形新次0+24/5/17 18:20
光裂この瞬間にひだかたけし224/5/17 17:42
存在HAL3*24/5/17 16:13
日常の声夏川ゆう524/5/17 12:09

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