どうしてこんなに脆い肌なんだろう。
無意識に引っ掻いた手の甲は象の皮膚の様で、ざらざらして厚みがあ ....
彼女の名前は作り物
私が名付け親であります。
私は管理を怠りました
....
開け放し砂漠のようなせまい部屋 砂糖の雰囲気を探してる
二人して抱き合うふりして寄り添って ....
阪神芦屋から山側を眺めるのが好きだ
芦屋川から山にかけて
円満な景色がほっこりと浮かんで ....
音楽にジャンルがほんとうに必要なのかということについては、個人的に割と前から疑問を持っている。音楽の ....
Tirelessly
We walk forward.
疲れることなく
前へ進む
苦しい ....
私の赤い糸は
どこに繋がっているの
早く教えて欲しい。
引き寄せると皆切れてしまう。
赤 ....
She said me,
“You are just for fun. ”
“I don't l ....
真夏のような天気だけれど
窓辺からは空に
夏にはなかった濃い青が覗いていた
箱 ....
あなたに
似合う季節は
どれとは言いがたいので
あなたへおくる言葉はすべて
どうやら ....
向こうから
すいかの香りがやってきて
私の横をかすめていった
甘やかな夏
やたら光らかす蒼天 ....
うつろをしている
ひきぎわにひとつ
あなたをみたい
とじためくら
かたちをなくした
あなた ....
世界はこんなに絶望的だ
ひかりがこんなに存在しているのに
俺を見捨てたひとはなんでみんな
金 ....
太陽はあくまでも明るい
すべての景色を照らし出す
あのころ
夜の街で
あの子へ書く手紙を抱え ....
赤い感情と青い記憶とを
つむいで
むらさきを織る
夏の恋
ひざまでの深さのつもりで
い ....
恋慕の奔流に身をまかせるとき
にじみ出していく熱がある
言葉にできないものを
言葉に ....
秋のひかりが
きみだけを手に載せ
小さな声でうたっている
{引用= ど ....
あまり器用ではない指先で黄昏時の風景を繕い始めると
....
{引用=箱舟の乗り合い名簿の吾が名消し}
君とはよく歩いた
今まで出逢った
どの人よりも
多くの距離を歩き
多くの言葉を交わした
....
陽だまりと
血だまりは
だいたいおなじ温度
抱かれてるくらいの
おなじ温度
おっぱ ....
そんなにもきみはまっすぐにぼくをみて
うんうんとうなずきながら
まるでひとかけらのまよいもな ....
罰 自然 罰 カタルシス
罰 自在 罰 カタストロフ
預言黙示書辞書辞典
考古 ....
できるだけ遠くまでいこう
できるだけ離ればなれになれるように
声もおもいだせないくらいに
....
転がっている…
私の目の前に何かがあるという 実に紛れもない事実が
何を思えばいいのだろう
....
ストーリーの2ページ目は
僕が綴っていく 君が綴っていく
人を殺す物語 人から殺され ....
空きびんのそこに
ひかりをいれるやりかた
まくらについたにおい
夜のしみついた
....
さよなら君よ
君と出会った
私は白髪が増え
共に頭を薄くし
良いも悪いも過ごした
....
雨は止め処無く
世界に降り注ぐ
重く冷たい
腕に弾け
流れる
この一滴
街を行き ....
君が笑っていると
僕は素直になれる
世の中がどんなに狂っていたって
僕は素直になれ ....
ほら
やわらかな終わりがきたよ
やさしい
天使の顔をして
私は
急に思うのだ
三途の ....
休日明けの朝
8時
初秋の太陽光は
さわやかに
澄んでいる
都心のここでも
....
32rows, 0.98sec.