あれだけ涙を流したのに
今日もまた溢れ出す涙

小さい頃の思い出はアルバムの中
大きくなって ....
天体望遠鏡を覗き込んで
名前の無い星を探していたんだ
そこにいるかもしれない住民に思いを馳せなが ....
何も考えずに済む   静かな日々が待っている
それが望んでいたこと        筈だった

 ....
頬にキスした
彼女は顔を赤らめ
愛を叫ぶ
野暮ったいから
舌を絡ませ
口を閉じた

彼 ....
行き過ぎて ふと振り返る 向日葵の黒
路面電車の響きにそして 忘れるということは
始まり 終われ ....
夕涼みに
かげふみをする
耳元に低く
音楽が流れていく
横切ってゆく鳥は
背中から胸への
 ....
{引用=            ︱大切なものをなくした日は
             ....
朝日は僕を照らし
僕の影を落とす

光は僕に燦燦と
新しい景色を輝かせる

影は僕を支配 ....
お晩でがんす

むじな似のおんな魚選る夜五つ
閉店後精肉売り場よぎる牛頭
三叉路で人待ち顔の ....
優しい人で良かった

この おじいさんは
何かが楽しくて
生きて来たんだろう

きっと  ....
貴方を探して参ります。
どうか
私を探さないで下さい。
ゾウリムシを草履虫と書かれると
私のゾウリムシなのかどうかわからなくなる

私の知っているゾウ ....
CATV
虹専門チャンネル
天気予報サイトとは別に24時間
虹だけを映している

スタッフ ....

丸まってころがると
砂ぼこりがたちました
駐車場のブロック塀に
当たってやっと止まります
 ....
親しめばいつか尾を振り向こうからここ掘れわんわん言って来るかなあ

あれこれとやな事ばかり指図し ....
ある夜
金平糖を舐めながら
階段を上っていると
月がけらけら笑うので
気分を損ねた僕は
ふ ....

古本をさがしに
町に出たのですが

足をひねって
歩くのがつらく

花屋の前に
す ....




鼻濁音めいた目覚めが蛭のように耳の裏に吸いつくから俺は三時間あまりしかレムを貪れない ....
{ルビ顎=あご}を上げれば ほら
水面が見える所まで
来てる

蒼い天辺で {ルビ揺蕩=たゆ ....
かごからあふれ出たものを、ひとつ、ひとつ取り出した。
白と、黒に、わけながら、それらをバッグにしま ....
灰色の道を 千切れた
白い線が 刹那に通り過ぎ

目で追っては 疲れた瞼を
こすりもせずに  ....

ずっと知っている
甘酸っぱい腐葉土に降り立てば
ほら、夏に焼け焦げた体の
もうすぐそこへ含 ....


友が喜んでる
望むものを手に入れた友が
俺の手を握って笑いかける


これほどの憎 ....
If you are unhappy, I am happy

If you cry, I am ....

「お会計の方が、560円になります。」

私は慣れた手つきでクラフト紙を折り
ていねいに本 ....
ラジオ体操の帰り
虹が見えた

堤防に登ったら
岬の向こうに 虹があった

診療所の前で振り返ると
 ....
 
 
大家族から核家族へ
核家族から核個人へ
人は自由を求めて
分裂 ....
貴女が逝ってしまい
一ヶ月余り

今でも貴女を思い出さない日はありません
日々弱っていく自分 ....
北西からの冷たい冬の風
少し青空が覗けているけれど
私の頭上、分厚い雲はまだ去らない
大人だか ....

暑い日の中で
シーツは 眠りにつこうとすると
部屋から ひどく遠いように
とても思える
 ....

一個の詩を思いながら
何もないのだろう 私の言葉を
日は 知っている
暮れている 私が 私 ....
目の前にいるあなたを見ているようで
私は遥か先の縁をジッと看ている
それは近い先であり
ずっと ....
ひとめぼれをして買ったお護り代わりのパレッタが
一年程見当たらなかった
こどものゴムや100円シ ....
壊れた心、臓物のように引きずって
子供たちが地下鉄から降りてくる

例えば
真夏の入道雲や
 ....

いま、帰って行った女の子は、
高級店の女の子。
いつものお店より、2倍近くも高い。
いった ....
夜が大きく手を伸ばして
落ちかけた太陽を捕まえようとする
呑み込まれそうな藍色に
目の覚めるよ ....
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2010年7月21日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
別離…@ショコラ自由詩110-7-21 23:54
未確認飛行物体1486 1...自由詩110-7-21 23:23
何も考えずに済む/静かな日々が待っているkauzak自由詩4*10-7-21 23:16
僕らは、Oz自由詩010-7-21 22:33
【連詩】 星降ると、繭古月自由詩2*10-7-21 22:25
【連詩】 半身自由詩1*10-7-21 22:24
洗濯「ま」の字自由詩1*10-7-21 22:16
Good Morningうずら豆自由詩010-7-21 22:08
金鳥の夏 …salco川柳7*10-7-21 21:36
*二輪車藤鈴呼自由詩1*10-7-21 21:18
退廃した汽車に乗って梨玖自由詩210-7-21 19:45
わたしのゾウリムシ海里自由詩2*10-7-21 19:23
虹の足元に居合わせる。自由詩1*10-7-21 19:23
日暮れの頃まひ自由詩1*10-7-21 18:20
言の葉茶釜短歌110-7-21 17:22
新月國朗自由詩310-7-21 16:29
反応まひ自由詩5*10-7-21 16:22
デッド・フラワーズ(7の月)ホロウ・シカ...自由詩010-7-21 16:14
水面下の塵薬堂氷太自由詩210-7-21 15:28
せんたくものchick自由詩1*10-7-21 14:43
瞬き薬堂氷太自由詩210-7-21 14:04
かぶとむしA道化自由詩510-7-21 10:52
Disclaimer寒雪自由詩010-7-21 10:13
私はあなたがMかわ自由詩010-7-21 10:12
ブックカバー結城 希自由詩2*10-7-21 9:00
虹の付け根アマメ庵携帯写真+...110-7-21 7:25
核分裂小川 葉自由詩210-7-21 1:42
貴女の想い@ショコラ自由詩010-7-21 1:22
曇りのち晴れかのこ自由詩310-7-21 1:20
私の夏の夢番田 自由詩210-7-21 1:18
詩の白いノート自由詩210-7-21 1:17
サンドリンク秋也自由詩010-7-21 0:56
imac(イマック)鵜飼千代子自由詩6*10-7-21 0:50
金平糖の角西天 龍自由詩010-7-21 0:41
火曜日の女はだいろ自由詩4+10-7-21 0:38
夕暮れ三上あず自由詩110-7-21 0:19

加筆訂正:
総武タイムライン/伊織[15:28]
表記違いの箇所を修正
36rows, 1.12sec.