旅は最高の女である
何人もの女を旅してきた男もいるが
俺はいくつもの旅を女にしてきた
旅 ....
冬鳥の啼く声も掠れ
野火煙る薄闇に
遠い鐘の音とともに
虚ろに舞う、
まばゆい欠片たち

 ....
心がザワついて言葉にならない
ノイズ
情動はまだカタチにならなくて

いやカタチにすると
 ....



もし僕がこの恋の気持ちならリンゴのように赤くなりたい


ミツバチに運ばれるような ....
春眠の枕もとに 暁は詩を覚えず

花はいよいよ爛漫 
スモモの愛らしさ 
ライラックの芳しさ ....
消防学校の倉庫に
翼を外したタイガー・モス機が
あったね
あれで飛ぼうよ
元どおりに組み立て ....

みさいる
飛んでく
どこまでも

みさいる
飛んでく
いつまでも

爆発なんて
 ....
信頼は財産だ
黙っていても
信じてくれる。
助けてくれる。

涙は川に流れ
貴方は図太く ....

黒は一才
生温かい
混沌
の中で
暗闇
の綻びを
手繰り寄せる

青は二才
ヒ ....
午後、雪がちらついたので
積もらないと知りながら
見知らぬ人の痛みと
繋がりはじめる
指先な ....
学寮の{ルビ公孫樹=いてふ}のみどりたかだかとそのてっぺんの知恵深き鴉


「{ルビ去年=こぞ ....
間違えずにきているのだろうか
なんて
正解を気にしている

所詮くだらないなんて
どうでも ....
この野郎、ピンポンダッシュしたろかな

マンションだと言われればそんな気もするアパートの角部屋
 ....
惜花

東風颯颯歩黄塵
句句閑吟愁色新
花影連綿湖畔夕
詩人鬱勃故園春
芳枝百囀能迎客
 ....
足の方から冷たくなっているように 
もう一人が羽を乾かさない

煙か瞳か開いたままを揺さぶって ....
顔のぼやけた数人を認めないことで
自分の価値をあげようとしてる

仮面ばかりが豪奢になったこの ....
「好き」だとかちっさく砕いて捨てたからちっさく砕いて捨てたのだから

「好き」だとかすっと呟ける ....
 校庭にあるバス停。しまった。韻を踏んでしまった。さっきから余計なものまで踏んでいる。タイムロスだ。 .... 計算ずくで来てよ
営業かけて来てよ
そのほうがスキよ

昔の歌を焼き直したみたい
でもちょ ....
呼吸は細く、長く
ゆっくりと繰り返す

名前もないような草がざくざくとしげり
時折ぽつぽつと ....
神に捧げる慰めの唄
悪魔がつかさどる哀しみの歌
天使が身にまとう憐れみの唱
地球が歌う亡びの詩 ....
生野菜
生で食べたら春の味
恋歌に憧れていた僕は
物語に紛れ込みたかった

ある日、ふと気付く
僕は目になりたいのだ
 ....
うたいましょう
レモネードのためのレモンを切って
おおきめの翼はえて
少し痛いから

目を ....
いま 窓の向こう バスが通り過ぎた
家の近くの停留所
僕の乗ったことのないバス
バスは走ってい ....
人は道を歩みながら
その道を選んでいく

人は道を歩みながら
その道を固めていく

人は ....
 
朝、
昨日から引き継いだ生まれたままの私が更新する
貪欲に蝕まれた薄いオブラートを剥しなが ....
 人や物を分類し整理する。そして種類ごとに区分けし箱詰めして、市場に出荷する。人は様々な異なるものた .... 音楽のことを考える時歌を歌いたい。
歌を歌うと何かができる。
CDショップで音楽を買いたくなる。 ....
鮮やかな 情景を描く若者は

何も言わずに そっと耳を貸してくれた

この 年老いた私の言う ....
新天地
不安を抑え
前を向く
いつか
私の街になるまで

 ティーカップを傾けながら

 竹内まりあ

  彼からの電話が嬉しくないの


 ....

 海は
 夜

 波打ち際の湿った海岸線をゆっくり
 舐めるように人類に拝聴できない声で ....
真上から一直線に射す光
眩し過ぎる
けれど見開き続ける

岩陰から動かない
考える ....


黄色のひかりがぶれる部屋で、
わたしは
左足で眠るかさぶたからゆくらゆくら
透明?
 ....






 三日月型の星に腰掛け
 釣り糸を垂らす少女の
 シルエットは明るい
 ....

こづくには
のんだからとて
鉄の右

A02

ひもの花
つめにさむきの
石灯篭 ....

やると、やりすぎる

やらないと、やらなすぎる

めちゃくちゃで、ハイな感じで、片目つむ ....
 
 
生きてるふりをするから
たくさん汗をかく
汗をかいたら洗濯するから
それ以外に選択 ....
サピア氏とウォーフ氏の眼前で
サピア氏とウォーフ氏が見ている世界と
私の見ている世界は異なる。
 ....
腐る手のひら見続けているだけ
糧すら奪われそうっつーのも見ているだけ
食わずも飲まずも飽きるもの ....

 蛇を食う蟻
 群がって
 蛇はもう動かない
 肉でしかない

 蟻は食い
 蛇は食 ....

だまって きく
だれも 口のきけない
ヒヨドリみたいに
居心地はわるいよーだ
あちこちで ....
今から2年半位前に、戸塚駅の路上ライブで出逢い 
「ぽえとりー劇場」でもゲストライブをしてくれた  ....
 
 
上ってきた階段は
そこで途切れていたけれど
僕らはもっと
上らなければならないので ....
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2009年3月31日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
新守山ダダマ自由詩109-3-31 23:38
雲肌の襖 ★atsuch...自由詩14*09-3-31 23:35
情動/ノイズ/嫌悪kauzak自由詩6*09-3-31 23:30
五人の恋模様うみとゆう短歌2*09-3-31 23:29
花のエイプリルフール楽恵自由詩1*09-3-31 22:33
創書日和【透】 スカイ・キッド大村 浩一自由詩8*09-3-31 22:33
みさいる楢山孝介自由詩2+09-3-31 22:18
ハリガネ入りのガラス窓ペポパンプ自由詩6*09-3-31 22:10
青二才nonya自由詩10*09-3-31 22:05
(無題)キキ自由詩5*09-3-31 22:05
学寮 五首非在の虹短歌109-3-31 21:57
なんて幸せひとあめ自由詩309-3-31 21:40
ピンポンダッシュは二度ベルを鳴らす恋月 ぴの自由詩22*09-3-31 21:18
漢詩 惜花三州生桑伝統定型各...309-3-31 20:19
十二支蝶自由詩009-3-31 19:56
今宵はあなたの舞踏会水島芳野自由詩509-3-31 19:35
1kgあたり200円の春国産和風モモ...短歌1+*09-3-31 19:02
超真理男兄弟[場面1−3]自由詩009-3-31 18:44
営業大好きチアーヌ自由詩209-3-31 18:42
春を呼吸するあ。自由詩4*09-3-31 16:47
そしてせかいはうたでみちて花音自由詩309-3-31 16:28
むしゃむしゃつゆ俳句2*09-3-31 16:07
恋詩木木屋 亞万自由詩4*09-3-31 15:28
生きるのですふるる自由詩8*09-3-31 14:53
バスが通り過ぎた北野つづみ自由詩409-3-31 13:04
あゆみ邦秋自由詩2*09-3-31 10:59
Waltzゆるこ自由詩109-3-31 9:21
分類される、箱詰めされる、そして僕等の元に届く。岡部淳太郎散文(批評...1109-3-31 8:43
音楽の夢。寝る話。自由詩209-3-31 7:24
モノトーン薬堂氷太自由詩3*09-3-31 7:23
始動未完自由詩1*09-3-31 6:59
どんぐり山崎 風雅自由詩209-3-31 6:13
一人の夜doon自由詩209-3-31 6:11
いろのないせかい長谷川智子自由詩6+*09-3-31 6:03
海想癖山中 烏流自由詩5*09-3-31 3:48
星から釣り糸を垂れる少女ヨルノテガム自由詩6*09-3-31 3:36
A01竜門勇気俳句0*09-3-31 3:00
あれ以上猫のひたい撫...自由詩109-3-31 2:35
命の岸辺から小川 葉自由詩309-3-31 2:28
サピア氏とウォーフ氏との(間で)立ちすくむN.K.自由詩2*09-3-31 2:26
憂さ晴らし竜門勇気自由詩1*09-3-31 2:21
蛇を食う蟻Ohatu自由詩009-3-31 2:15
スグットの丘で黙って僕たちは音楽を聴く竜門勇気自由詩009-3-31 2:03
唄歌い・杉本拓朗への手紙。 服部 剛散文(批評...209-3-31 1:36
ひだまり小川 葉自由詩409-3-31 0:35

加筆訂正:
学寮 五首/非在の虹[21:59]
ルビ付加
1kgあたり200円の春/国産和風モモンガ[21:08]
最後の一句を詠み直しました。
詩人気取り 五首/非在の虹[03:35]
タイトル修正
45rows, 1.06sec.