夜にこてんと横になったときの
すべり台の温かさを知っています
昼にそんなことしてると
子どもが ....
「わたし、あなたのこと嫌いなの」
と、笑顔で言ってしまえよ。

群がることが大好きで
独りを ....
諧謔の逆恨みが背ビレを落とした。松子は不審げな眼差しで次々と串刺し、にする。わたしはそんな中で胎児の .... 宅配便の到着を知らせる呼び鈴に立ち上がると
私の下半身を跨ぐように放屁ひとつ
あけすけな音と不摂 ....


なんにもないんなら

僕の言うことをただ聞いていればいい

それもできないんなら
 ....
 
軽やかな装いの男が
日がな一日長椅子に座っている
うららかに、年老いた象の目回りに皺が刻ま ....
あなたが昔くれたものだけ
眺める生活に飽き飽きしている
あなたが昔くれてものだけ
大切にする生 ....



帰り道は
いつも心が弾む
悲しいことや
辛いことがあった日も
雨の日も
雪の日も
いつも同じ道 ....
ぼってりと
赤い花びらが
葉の間に
傾げる
月の光の冴える頃
時満ちて
ゆっくり
地面 ....
桜咲く

胸痛くなる

木蓮がそれを告げる

傷つく準備かたくする

君と再会してし ....
夜中の2時半頃目が覚めまして
閑散とした部屋の床に
月が煌々と
其の明りを灯しておりました
 ....




誰かが見た 夢のような
デタラメな 映像の洪水
想像イメージは
暖色系 ....
枝先からしたたりそうな、
花びらの数々

春のご挨拶は
今日も僕らに、みがかれた朝をもたらそうと
せ ....
dawn, down the wind
西風が
暁の女神を迎えに来ました

眠気覚ましに
 ....
地球の海が
初めて澄んだときのことを覚えている
水色はフォーレルの一番

それからまた
ス ....
鵜飼い鮎 二度も闇を 潜(くぐ)りたり
鵜飼い鮎 生命拾いも また喰われ
鵜飼い漁 丸呑み鮎を  ....
電灯が砂の雨を遮る
右肩がざらつく
悴んだ小指
血の管が萎れる時は
無力だったと思う

 ....

もくもくと
床磨き

とんとんと
整理整頓

掃除を
したのに

てんてんと
 ....
上手ね
ほらできた
よしよし
いい子だ

君ならできる
こっちは忙しいから
あっちで遊 ....
世界の秘密
そんなものが本当にあるのかは分からないけれど
それはあるとき確かに僕を迷わせ、惑わせ ....
雨上がり。
外へ飛び出す。
思いきり風と交じって透明になる。
 腹が立っている。
 なぁ〜にが腹が立っているといったって、自分のメールアドレスから自分宛にヘンテ ....
吹く風に神想起して聖書揺る


春行きて肉体は啓く霊は閉じる


天空の秘かなひみつ街の ....
貴方が仕合わせだと私は不仕合わせなの
貴方が不仕合わせでも私は不仕合わせなの

如何したら貴方 ....
一昨年の
夜店ですくった
金魚が一匹
水槽の中

いつも
そこにいるのが
あたりまえの ....
梅雨前線南下せよニッポンマイマイ銀に光れり


紫陽花に雨の痕のみ印されてかたつむりなぜ隠れ家 ....
若しかしたら全部嘘なんじゃないか
この痛みも何もかも

だって私が考えなければ今までと何も変わ ....
貴方の為に綺麗に成りたいと願った

けれども願いは見事に崩され

見向きもされない無様な私、 ....

死が冬ならば

棺に花は入れないで

死が春ならば

棺に花は入れないで

死が ....
この
ゆめ
みたい
みたい


 ....
二重投稿 暇つぶしーの塊が
四季とりどりの歯を見せる
さんさんきらめく太陽が
つきささるよに反射する
 ....
すべり台。
てっぺんに立つ。
手を伸ばす。
風と交わる。
透けてく体。



かけぬ ....
そうね 魔法かもね
この広い世界であなたと逢えた。

そうね 出来るかもね
二人ならば いつ ....



ほの暗い
雲のもとでたたずみ
空をつかむ
透けている火影姿のこぶしから 零れる灰が ....
父の命日がある季節


お墓参りもあまり行けず
貴方がどんな人だったか

よく知りま ....
岩の間に覗く空

険しい顔したアブラゼミ、
繰り返す事を惜しまずに、
悔しいだけの花の中、
 ....
皮膚病で傷だらけになった身体
爪を立て掻き毟る
こんなのは私じゃない
真っ赤に染まる指 力を加 ....








  空を食べた

  仲睦まじいかえるとかえるが飛び跳ねてハイタ ....
放たれた音が大地を震わせて
私の細胞の隅々までを揺らして
鼓動さえも支配して
{ルビ終=つい} ....




明るい金属製の音階を
来る、行く
夜の回送電車の
黄色い、黄色い、硝子、硝子の ....
考える
自分と、
自分以外のすべて、の存在だけが
この世の真実だったら
私は孤独に耐えられな ....
 
 
玉葱のにおいがしている
玉葱が匂いになって
何かしている

夏祭り
まだ日は高 ....
霧につつまれた煉瓦通りを突当たり、
古いビルの地下にその店はあった
暗い夜の匂いが滲みついた長尺 ....

乗った瞬間に途切れた緊張感で
その場に座り込みたい気持ちでいっぱいになった


夏の終わ ....
しあわせは

小さな小さな積み重ね

コツコツ貯めたつもり貯金

毎日磨いた白い靴

 ....
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2009年3月23日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
暗くなってから公園小池房枝自由詩7*09-3-23 23:43
嫌われ者の憂鬱ナ ヲ ト自由詩2*09-3-23 22:38
諧謔の逆恨みが背ビレを落としたxxxxxx...自由詩109-3-23 22:30
ふだんのひと恋月 ぴの自由詩21*09-3-23 22:04
アイスコーヒーsatyri自由詩009-3-23 22:00
春、摘まれたとして嘉村奈緒自由詩809-3-23 21:28
飽き飽きさき自由詩209-3-23 21:27
家路遊佐自由詩3*09-3-23 21:18
椿フクスケ自由詩109-3-23 21:13
桜咲く吉岡ペペロ自由詩609-3-23 20:23
月と部屋AKiHiC...自由詩109-3-23 20:06
ある朝の光景サバオ*自由詩5*09-3-23 19:50
春の粒子水島芳野携帯写真+...2*09-3-23 19:42
88鍵のためのエチュード/飛行機械海里自由詩109-3-23 19:37
88鍵のためのエチュード/天地無用自由詩209-3-23 19:36
鮎&朝もや (2008.7)guchi_...俳句009-3-23 19:00
支線しべ自由詩209-3-23 18:58
くりかえし未完自由詩4*09-3-23 18:54
子育てペポパンプ自由詩7*09-3-23 18:44
世界の秘密五十里 久図自由詩109-3-23 17:54
雨上がりユメサキハル短歌1*09-3-23 17:20
私信機能についてのエトセトラ北村 守通散文(批評...209-3-23 17:14
神の風アハウ俳句209-3-23 15:43
アナタノイロォゼユキムラ自由詩109-3-23 15:29
金魚未完自由詩1*09-3-23 14:46
かたつむりの栖  五首非在の虹短歌0*09-3-23 14:28
憧れの植物人間ユキムラ自由詩009-3-23 13:26
笑われもせず自由詩109-3-23 13:12
遺言榛原花那自由詩2*09-3-23 11:28
このくぼた自由詩009-3-23 9:34
わらべ歌に思いを馳せて詩集ただよう散文(批評...0*09-3-23 9:09
自由詩109-3-23 9:07
空へ。風に。ユメサキハル短歌4*09-3-23 8:50
マジック瀬崎 虎彦自由詩309-3-23 8:03
帰る空こしごえ自由詩10*09-3-23 6:31
父へ 出せない手紙舞狐自由詩8*09-3-23 5:59
岩の間に覗く空雨野六也自由詩009-3-23 4:37
ストレス、脅迫、これがリアル。相羽 柚希自由詩1*09-3-23 4:05
こころ 単独 音感 キスヨルノテガム自由詩409-3-23 3:58
あなたの音花の静寂自由詩0*09-3-23 1:53
プラットーホーム・シアターA道化自由詩509-3-23 1:50
はなればなれに木屋 亞万自由詩0*09-3-23 1:44
繰り返される玉葱と匂い小川 葉自由詩509-3-23 1:34
夜霧のパピヨン ★atsuch...自由詩10*09-3-23 1:21
銀座線。自由詩009-3-23 0:24
小春日和梓ゆい自由詩1*09-3-23 0:18

加筆訂正:
私信機能についてのエトセトラ/北村 守通[23:48]
再考の上一部削除しました。
私信機能についてのエトセトラ/北村 守通[21:59]
ラスト3行を追加
詩的世界のグラスファイバー/北街かな[19:53]
修正しました
鳥の論理と虫の論理など(2)/Giton[06:34]
(1)(2)とも表現を推敲しました。
46rows, 1.05sec.