空だけが高い 世界の隅っこ

風が通ることも難しいくらい
君の息遣いが近い

呼吸と伴に薫る 林檎ジ ....
あなたがくれた腕時計
さっそく、仕事で使うことにしました

文字盤のない腕時計なんてと、思いま ....
トンネルは夜だって明るいんだ

今も人差し指の冷たい腹、小指の爪
それだけで優しく窓を見つめて ....
骨を飲み込んだ壁の絵は
歩けるようになった
かすかに影をいだいて
陽をひきずり
音を避けて
 ....
ピカピカに磨き上げられた車に
妻(きみ)の笑顔がステキ
春三月の
青空の下


 こんな ....
君が 痛い と こぼす
涙の色

君を抱きしめた腕に 鈍くて重い
滴が幾重にも重なって波紋の ....


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天井を見上げるか、
テレビの音量を上げるか、
ファンヒータのスイッチ ....
 
 
生き方の不器用な父がひとりヴァージンロードを駆け抜けていく
 
 
ベッドで遭難な ....
華やかに 山を彩る 花盛り
花盛り 誘われける 別世界
桃色に 大地を染める 花盛り
木の下に ....
どうも長生きしたいらしい
こんな家の猫なのに

あそこの猫は野良だから
こないだ急に死 ....
衣さん家のまどからは
港のクレーンがよくみえた

なにげなく衣さんのはなしを聞いていたときも
 ....
ゴミみてえな奴もいる神 篩分け


神々の戯れていて「ユリシーズ」


生の風ホロスコー ....
光と影の間を
スルスルと潜って
逃げ出した

緑と風が
そよそよと呼ぶ
鬼さんこちら
 ....

例えばこの世界に
神様がいるという
仮説をたてて

僕らは願う
救って下さい
助けて ....
甘い香りに全てを奪われ
何から伝えたらよいのかわからなくなった


不意に瞳に触れるのは
 ....
よく晴れた日の午後
麗らかな春の陽射しの中を
黄色い砂が飛んでいく
連綿と空を漂う砂の靄を
 ....
酷い映画は
暗くて見えない部分が多い
もしくはカットが早過ぎる

吐きそうなほど空は酒に塗れ ....
ちょうどたまたまリアルタイムでPOGE氏と話している最中にこのことを知った

[13:49:05 ....
『逃げるな』と
言うのは簡単。

『負けるな』と
言うのも簡単。


それは
私があ ....
浅いゆめ 逃げた夢
水色の風のリボンをなびかせて
真昼のおもいから逃げた夢
白い影を引きどこへ ....
城をあとにした。
大きな湖
山々の壮大なる
景色

もう王冠や彫刻や壁画は
うんざりだ
 ....
ぼくのいなくなったあとのことを

湯煙のほしぞらに語りかけ

実は会話はうわのそらに

 ....
モンスーンでぶちまけた紫のペンキを着たいと彼女が言うから

僕はアトモスフィアを切り出した、すぐ ....
 
自分に疑問を生んだ時
 
遠い記憶の波が
涙をさらっていく
なつかしむように
 
 ....

そう思い込ませているうちに、お前ソコは放っておいちゃダメだろ?

ってトコまで考えなくなって ....
      薄気味わるいすなおさで
 日中のきたかぜがご機嫌をなおした
築山の庭樹はようやくねむ ....







  「夢の言葉」


 わたしはあなたに声をかける
 あなたは静 ....


私は弱虫

だからいつも笑ってます


悲しい事があっても

苦しいトキでも
 ....
吐魯蕃{ルビ=トルファン}の葡萄のつるの銅{ルビ=あかがね}の
錆びた砂地に水底{ルビ=みなそこ} ....

 深く眠りに就いた帳の中で
 返す返す考察の波が
 やってくるであろう祖母の死である時
  ....
その針は何時でも人の貌をしていた
歩くようにして
ついに見る事のなかった
一枚の葉のようにして ....
 
 
 
血の色は紫
ここには受け入れられず
また次へ向かう
 
血の色は紫
昨日 ....
足元の空が、溢れるビールのやうに廻転してゐる
新しい笑顔を求めて、またさり気ない人生の表面を踏んで ....
空気は澄んで
皆心ここにあらず

旅立つ若人は靴紐を何度も結び直し
浮浪者の群れは一夜で勇者 ....
指先に載るほどの大きさの過去を
テーブルの上に置いて目を
閉じたら 重い
液体の粒が眼窩と眼球 ....
川上未映子さんが受賞した今年の中原中也賞の候補だった
小川三郎さんの詩集、『流砂による終身刑』の詩 ....
冷え切った水が緩み
地球の表面に蟲が蠢きだす
そんな時
不意に腐臭がする
今年もまた
春が ....
青空が
あまりにも
蒼くて
壊れそうになるとき
きみに会いに行く。

二十歳のきみは
 ....
まいにちが

わかりやすいしあわせに

みちた日々であれば

ぼくらはそれを

しあ ....
稚き珍獣を背に浦浪をのぞむ岡辺に
がんぜない甲の稚児の自瀆を睥睨しながら
老婆の
痴呆た癇声に ....
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2009年3月18日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
透℃愛心携帯写真+...15*09-3-18 23:23
文字盤のない腕時計壺内モモ子自由詩409-3-18 22:51
鉄路しべ自由詩309-3-18 22:32
雨小石砂木自由詩15*09-3-18 22:26
妻(きみ)に青い風自由詩7*09-3-18 21:59
夢物語〜心、染まる 紅〜もこもこわた...自由詩2*09-3-18 21:23
nowadaysあすくれかお...自由詩2*09-3-18 19:53
うそつきでいいからたもつ短歌709-3-18 19:39
花盛り&はれ予報 (2008.4)guchi_...俳句009-3-18 19:28
どうも長生きしたいらしい日雇いくん◆...自由詩4*09-3-18 18:42
クミレナートンノえりくさちえ...自由詩2*09-3-18 16:47
「ユリシーズ」アハウ俳句109-3-18 16:37
生まれ変わる未完自由詩2*09-3-18 16:18
かみさまナ ヲ ト自由詩1*09-3-18 15:45
ばらいろあ。自由詩5*09-3-18 15:24
厚顔無恥の日木屋 亞万自由詩1*09-3-18 14:55
荒れた若者の皮膚を採取狩心自由詩4*09-3-18 14:54
POGE氏の発言停止処分について構造散文(批評...509-3-18 14:09
ことばとわ自由詩109-3-18 14:04
浅いゆめ 逃げた夢石瀬琳々自由詩7*09-3-18 13:42
豚に真珠ペポパンプ自由詩4*09-3-18 12:39
湯煙のほしぞらに短角牛自由詩309-3-18 12:38
モンスーンでぶちまけた紫のペンキを着たいと彼女が言うから/dd40satyri自由詩209-3-18 12:21
迷った先に琥霙ふうり自由詩1*09-3-18 11:14
余計なコトは考えるなBOOKEN...自由詩4*09-3-18 10:29
孤影(二十)信天翁自由詩209-3-18 8:57
男一人女一人幽霊二人ヨルノテガム自由詩6*09-3-18 7:11
独り笑顔優飛自由詩4*09-3-18 4:53
時の屈折Giton短歌1*09-3-18 4:33
一時の夜doon自由詩009-3-18 3:45
草原ではない井岡護自由詩0*09-3-18 3:18
別物蟹太郎自由詩009-3-18 3:11
硬直したネクタイと額の皺を結ぶやさしさ蘆琴自由詩1*09-3-18 2:50
チャウシェスクの赤い色桐野修一自由詩209-3-18 2:07
思い出noman自由詩609-3-18 2:01
自分を見つけてしまう色分けされた世界 書評『流砂による終身刑』イダヅカマコ...散文(批評...8*09-3-18 0:49
春のゾンビ亜樹自由詩209-3-18 0:16
引き出し草野大悟自由詩3*09-3-18 0:14
春の夜吉岡ペペロ自由詩2009-3-18 0:04
陰の器アングラ少女自由詩109-3-18 0:00
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