好きになるのは簡単で。
想いを伝えるのは恥ずかしくて。
夢を見ているとすれば。
最高の夢で ....
当たり前なんだけど
不思議で仕方ないんだ
寝て起きたらきちんと
明日が来てるってこと ....
AM４時
揺れ動く時間に
プレゼントを食べました
オレンジのろうそくに
渇望して
溶け ....
獣切り
草の根裂いて
地下茎割り
鱗茎剥いで
鍋にぶちこむ
日時不明 ロリータコンプレックス
君のお尻を引き裂きたい ハウスキーパーmemo、
愛してみたい ....
中毒 海馬 部屋は暗い
殺人 海馬 ガソリンまく女子小学生
パークの真ん中 麻薬 拳銃 包丁 ....
台所の片隅で
冷蔵庫は
昨日よりもちょっと
ナーバスになっている
海の見える場所に住みた ....
ミニスカートの裾に手をかけて飛ぶ
イコノグラフィーをみんなで学ぼうぜ
ミニスカートは飛んだから笑 ....
一粒の真珠を噛み砕いてから
ようやく僕はそれが
砂糖であったことに気づく
....
小さな啄木鳥が
枝のむこうに
隠れて鳴いている
霜に白く
苔に覆われた墓石の上に
....
上等だよ！！くそ食らえ！！
祈り？信仰？題目？
むやみな提唱はいらない！！
何故解 ....
飛んでいた意識を呼び戻し
気付いた時には
独り取り残された
残ったもの ....
｛引用＝瑠美ちゃん、３百円のフカヒレラーメン
本物のフカヒレは入っているの？
理恵ちゃん、横 ....
町から街へ
子供から大人へ
僕の小さな足が
大きな坂道を下る
池の周りを囲う家並み
....
平和を
願いながら
少女は
鶴を折った
病にも
苦しみにも
負けずに
少女は
....
なつかしい
海岸に
今は
１人でいる
あなたと
二人で昔
この海岸に
ドライブに
....
愛とは
お互いが
惹かれあうこと
愛するとは
互いが
思いやりを
持つこと
愛 ....
あなたの眼を見ていると
あたし 何にも云えなくなるよ
もうこれ以上 何も壊したくないから
大切 ....
梅雨明けの
夜空に開く｛ルビ紫陽花＝あじさい｝は
ひと間に消える
....
此れは私の左の膝小僧が小耳に挟んだ話
涸れ井戸の中の蛙が水泳大会で
目も眩むようなドルフ ....
｛ルビ霞＝かすみ｝のかかる朝
交差点を横切る車の窓に
雲間から射す
日が光った
....
冬の波寄せては返す寒さかな
本当はサンタの正体知っている
熱燗に助け求める寒き夜
狭い部屋の真ん中に
敷かれたダンボールの
その上で私は呼吸をしている
腕を伸ばした状態
....
ぼちぼち夜空も透明になってゆく
そんなことを考えながら歩く
田舎の道は
陽射しの衰えを感じさせ ....
北斗七星をはじめて見たのは
最近のことだ
ぼくが少年期を過ごした街は
空が区切られて
オリオ ....
ただ、好きなだけじゃダメなんだ。
力も何も持たない僕は。
ただ、頷くだけ。
ただ、 ....
私はそこを目指していくから
必ずいくから
たどりついたそのときは
手をとってもらえませんか
....
「「オイルは焦がすわ。
しょうゆ、がいろじゅ、ぼちゃん！
ステンレス坊や 「「ラルゴ・ラ ....
人のことばかり
自分のことばかり
自分はそれでいいの
でも満足してない
自分の中の自分
き ....
とても遠いところに
家族がいる
つまり今は
一人で暮らしている
自分以外にしない
呼吸 ....
それからあなたは
セブンスターに火をつけて
煙を吐き
蚊取り線香みたいだ
と思った
私 ....
江古田のアパートで阿鼻叫喚していた頃
鎌倉高校前の砂浜で
途方に暮れる
溢れる涙は
....
僕は愛しい君と北鎌倉を歩く
新緑萌ゆる樹々
色鮮やかな草花
心地よい音を奏でる清流
....
鍋の底残った蟹の赤い足
今年も灯るあの子の家のイルミネーション
猫行司コタツの土俵で足相 ....
｛画像＝110417072954.jpg｝
そうだ
ぼくたちは みんな
夢中になっている ....
女一人二十過ぐれば寂しくもありケーキに増えるロウソクの数
父親が母と婚約した年にとうとう追いつ ....
あいつが吠えてるよ
母親に毛並みが嫌いといわれて
吠えてるよ
妹の庭で吠えてるよ
姉の美味し ....
ぬばたまの闇の髪持てる乙女よ
汝が思ひ出の道をたどれ
我が元に来たれ我が元に戻れ
汝に相応しき ....
私の心で
確かな感覚がある種の傘として開いた
陸はまるで白く
今私のどこに
電気が流れて ....
夜明けまで待ち続けた。
音も無く流れてゆく涙のように、
「静かすぎるよ」
....
１、私
道路のわきに沿っている
白いはしごがひどくゆがんで見える
テールライトが砕け散 ....
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