フニクリフニクラ わたしの行く先
海の中の快楽主義者
太陽のせいだ。
といった男は
今頃どう ....
{引用=*

風の遺書



風の遺書を
思い思いに握りしめた
少年たちの
あしあ ....
静かで音ひとつしない水辺に座る

木のベンチは既に湿っていて私の体温を脅かす

平らな水の広 ....
拝啓オフクロ様
すいません またやっちまいました
銭に困りチンチロリンをやっていたらそのままポリ ....
視覚と聴覚の片思い同士は

平行線を、走るもの

それをつなぐ、言葉という名の拙いランライン ....
生意気なおっぱい、生意気なおっぱい。ああ!
ユキオはそう言う。 
小ぶりなおっぱい、ああ!生意気 ....
今夜の晩飯について考えている。

湘南台行きの市営地下鉄は、ごうごうと音を立てて規則的に進む。
 ....



 行く年は

 「あい」で
 締め

 新年は

 「うえお」
 目指し ....
その紙の持つ意味を考えて
結果的に意味はなく
効力もなく
なにも
なにも存在しなくても

 ....
『鼻を失敗したの』
『だから自殺するの』
吊り革を握る手に力が入る。私は、隣りに立つ女が手に持っ ....
ひかりの葬列のような夕暮れに沈む、
クラチャニツァ修道院のベンチに凭れる、
白いスカーフの女の胸 ....



足早に

通り過ぎる

一瞬の



裸の 木々 の

合間から

冬のかけらが

光を 浴 ....
田舎過ぎる 悪魔が 自涜に 浸るように
その工場では 自由の鐘を 製造している
父母が 歌い易く ....
指専用のバス停に
思い思いの格好で指が並んでいる
やがて指専用のバスがくると
指たちは順番に乗 ....
聞きたくないことは聞かなくていい
見たくないものは見なくていい
耳を塞いで 目を瞑って 心を閉じ ....
ストライプに絡め獲られた虫が
偶然に向かって落下する
人間の筋肉運動
の名前、螺旋
テストの ....
枕灯を見上げて
思った

こんなに
近くにいるのに

こんなに
遠い存在

あのひ ....
毎日何もしないで家にいると
余計なことばかり考えてしまう
たとえば今日もまた
死にたい願望が表 ....
カッターナイフを握り締めて逃げていた
青々とした森林の中を
踏み外しては転びそうになり
木々の ....
こどもたちが
口を真っ赤にしながら
園庭であそんでいる
誰かをつかまえ
気に食わなければ噛み ....
三日に一度は
インスタント食品レトルト食品

ベッドに広げられたシーツの皺のように
時間は寄 ....

鬱ロックを聞きにハンガリーに行く。
俺は25で死ぬけどどうする?

きらめくギターやドラムが綺麗で、やっぱり俺は赤が好きだと思ったんだ。

左目なんともないの。 ....
雨がまず髪を染め
くたびれた道を舗装する
雨が黒いのか
眼差しが閉じているのか
景色が見えな ....
新幹線で夜を抜ける

街の明かりはゆっくりと

夜は星のようなところだ


見落として ....
わざと寄り道をして
今夜
辿り着けないでいる
いちばんほしいものは
まだまだ手に入れないでい ....



夜は更けり
桃の甘きに
酔わされて
涙溢るる
みつきの空よ





最後まで
射しこむ視線
うっとりと透ける黄金の光に
浮かびあがる白い顔が沈黙をまもって ....
春と夏と秋と冬
春と夏と秋と冬
春と夏と秋と冬
春と夏と秋と冬

春って暖かいのに
夏っ ....
手袋の力を借りる散歩道

寒風に乗り流れくるジョンの声

恋人と過ごす間は小春かな
静かで音ひとつしない水辺に座る

木のベンチは既に湿っていて私の体温を脅かす

平らな水の広 ....
{引用=
(透明な感性とやらがほしくってそれは犬とか食べても安全?)




ビー玉が ....
神に祈る価値はあるのかと
少女に尋ねたら
当然のように頷いて微笑んで
其の瞳がいやに澄んでいる ....
「忘れた。」
口にすればそれは嘘だと
彼女は気付きながら
繰り返して、繰り返して、
 ....
朝起きる
飯を喰う
家を出る
教室に着く
椅子に座る

ありゃりゃ
机の上に首がある
 ....



季節の顔のかそけきは
年を経るたび強くなり
侘び寂びの頬を擦りては
盲いるときのい ....



たとえばおれが今夜
習慣にしている夜の散歩がてら
捨てられている、うすぎれた皮を着た ....
あなたのこと考えると
少しだけ世界が輝いてみえる
泣きそうなときでも
ちょっと笑ってみようかな ....
手を繋ぐと
聞こえる音が
聞こえなくなりそう

明日のように曖昧な
昨日の出来事のように
 ....
「もう、君はいないんだね。
 僕が愛した君は、目の前にいても、心は遠く離れてしまって、うつろのよう ....
 その日、我々は日がな鳴りっぱなしの電話の応対で仕事どころではなかった。
  「本当に痩せるんです ....
{引用=
僕が都合の良い魚になって
遡上するならあなたへ、と

   キューブを完成させる ....
「どうも最近体がだるいんですよ。けだるくて動くのがおっくうな感じが抜けなくて…」
「そうですか。ほ ....
{画像=071212001810.jpg}

光は雲に映り
雲は流れ
流れ
雲は流れ
青 ....
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2007年12月12日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
太陽のせい、であったのに。エチカ自由詩2*07-12-12 23:47
風の遺書青色銀河団自由詩1007-12-12 23:15
水辺で見た夢のこと猫のひたい撫...自由詩307-12-12 22:59
拝啓オフクロ様自由詩007-12-12 22:51
愛しているよは終わりの文句猫のひたい撫...自由詩007-12-12 22:51
鴫澤初音散文(批評...107-12-12 22:50
雪肌精斉木のりと散文(批評...007-12-12 22:43
あいうえおむむ自由詩207-12-12 22:17
婚姻届自由詩007-12-12 21:52
整形手術三州生桑未詩・独白407-12-12 20:10
十二月の手紙 デッサン前田ふむふむ自由詩23*07-12-12 19:29
春待歌李伍 翔携帯写真+...207-12-12 19:19
自由の鐘奥津 強自由詩0+07-12-12 19:07
窓ガラスたもつ自由詩1207-12-12 18:55
自己暗示ゆず自由詩2*07-12-12 18:49
ふるさとにかえる。狩心自由詩2*07-12-12 18:40
矛盾風音携帯写真+...2*07-12-12 17:07
たとえばこんな底冷えのする12月のある日涙(ルイ)自由詩4*07-12-12 16:51
森林の中でたけ いたけ自由詩007-12-12 16:13
うすいスープフユナ自由詩22*07-12-12 15:42
読書アハウ自由詩407-12-12 15:30
ハンガリー・鬱・ロック。菊池ナントカ携帯写真+...2*07-12-12 14:28
日の丸●酸素。自由詩1*07-12-12 14:13
傘をさす日佐々木妖精自由詩4*07-12-12 13:38
夜は星のようなところ吉岡ペペロ自由詩307-12-12 13:21
恋文よしおかさく...自由詩1*07-12-12 12:15
別れ秋桜短歌1*07-12-12 11:58
白い顔こしごえ自由詩9*07-12-12 11:21
休み欲しいです。太陽の獣自由詩1*07-12-12 9:18
手袋夏川ゆう俳句207-12-12 8:26
水辺で見た夢のこと猫のひたい撫...自由詩007-12-12 7:58
僕達の井戸しろいろ短歌11*07-12-12 7:26
MIDNIGHT BANKROBBER(S)000自由詩207-12-12 4:44
「隣接風景」菊尾自由詩107-12-12 3:14
潔癖kei99自由詩007-12-12 2:25
徒然 七鎖骨自由詩0*07-12-12 2:14
自由詩1*07-12-12 1:58
プレゼント優羽自由詩3*07-12-12 1:40
呼吸小川 葉自由詩507-12-12 1:25
もういない麻生ゆり散文(批評...1*07-12-12 0:57
冴えたやり方散文(批評...2*07-12-12 0:55
薄明(嘘つき)たりぽん(大...自由詩1107-12-12 0:54
りんご麻生ゆり散文(批評...2*07-12-12 0:53
哀しい空に光が映えbeebee自由詩307-12-12 0:14

加筆訂正:
/池中茉莉花[01:22]
訂正しました。
44rows, 2.87sec.