日曜の床屋の順番待ちで
向かいに座る少年が
ウルトラマンの本を開いて
手強い怪獣の輪郭を指 ....
逆さまの絵が文字になり唱になり降り来るを視るひとりけだもの
かけら ....
後ろをふりかえると
誰かがこっちをみていた
その少女は泣いているようにみえた
見たことがある気 ....
光る校舎で
囁いたわたしたちは
数年経てば紺色だった影 ....
季節だけにではなく別れを告げるということ
窓のない部屋では聞こえないということ
言葉で ....
ニューヨーク市場大爆発
株式史上最悪
全米が泣いた
あの名作
フランスとラ・フランス
....
夢を見た。
現実的で、非現実的な夢。
この夢、
叶えば良いのに。
今日は
小さな日です
風がとても冷たくて
今日は
小さな日です
小さな頭痛 ....
未来が濁っているのか
現在の俺の目が濁っているのか
果てしない悩みは果てしなく
揺 ....
長い間
部屋の隅に折り畳まれ
埃を被った
老人ホームの誕生表
空色の模造紙を開き ....
「目には見えない神仏は
いったい何処にいるのでしょう」
わたしの問いを聞いた師は
....
風よ お前は自由でありながら
いつも居場所をかえているね
風よ お前は気まぐれでありながら
時 ....
本当に不誠実な友がいたものだ。その発見だけが収穫とは!友情に金銭の関係が絡まるともういけない。同窓会 ....
黙り込むあなたを見習って
軽はずみに言葉を使わぬよう
恐れるべきなのかもしれない
些細な事柄も ....
水色のそらを眺めていると
水ではないのに水であるような
或いは逆でも済むような
忘れものの ....
誰も選ばなかった空白 それが僕の指定席
それ以外の空間が 僕以外の 人の席
こんな僕でも そ ....
12月になると それとなく
あなたはジョン・レノンのアルバムを引っ張り出してくれる
音楽なん ....
外では雨が降っていた
この時期なら雪に変わるだろう
ふっと外へ出てみた
Tシャツ一枚で
....
おーぃ 山小屋から鬼火がみえるぞぉ
おーぃ 竜宮城から漁火がみえるぞぉ
おーぃ 海のか ....
たった一文字を
入れるべきか
どうすべきかを
悩んでいる。
その一文字は ....
余ることも欠けることもなく
生まれて生きている
過不足なき花鳥風月
それで俺は何を感じよう ....
言葉には命がある
それは自分だけじゃなく
相手にも見える小さく大きい生き物
だから ....
がんばらない
がんばり過ぎない
がんばりすぎて
心も
身体も
壊してしまわないように
....
恋人でもなく
知り合いでもなくて
ただ
偶然に見かけた
あなたは
なぜか
美しく
みえ ....
悩むことも
苦しむことも
あるさ
だから
強くなれる
優しくなれる
前向きに
....
詩を愛する人が
亡くなったと知ったのは
今さっきのこと。
きみ、
がんば ....
フィチカ、雨の国。
春には雨の花が咲き
夏にはきらめく雨がふる
秋には雨も紅葉し
冬には ....
ユラメク洗濯物の白から
太陽がユラユラ。
暖かいいちにちは
こんな具合いに ....
体内に刻み込まれた
幾十もの年輪
季節の変わり目は
体が軋んでしまうのです
空に ....
望まずとも
夜は明け
再び影は落ち
また陽は射す
変化など求めずとも
何事に同じものはない
目を ....
どこまでものびる根に絡み取られて骸が溶ける
けっして混ざりあうことのなかったいずれの骸もへだてな ....
日々! 高度の中での 残照 悪意ある魔術 そして 安酒!
高い 眼下から 酒を 飲ませよ あの 労 ....
冬の庭秋の花咲きまだ明るい
大空を舞台と決めて舞う枯葉
山茶花の花弁ひとつ寂しげに
いつまでも 大切にしまっていたかった
けど もういいかな って 思ったんだ
冬の明けない 西 ....
雲の過ぎ行くを裾野にみては
ため息の理由
この胸の辺りまた今日も零れ落ちてゆく
明日くるを忘れさせた 空
一人 風に触れることもなく過ぎていった 午後
お漬け物と繕い物と ひな ....
君が爪弾いたギターから
粗野な音がばらまかれて
僕の部屋の天井に沁みを作る
それらは光 ....
誰もいなくなった
傷付いたスーパーマーケット
一階には生鮮食品売り場があり
上 ....
かんかん鳴る階段をあがると
お隣さんの
ドアノブにかかる
ビニ傘
ドアの前に置かれている
....
「言葉足らずでごめんね。」
君に比べれば、僕が伝えられる言葉はすごい少ない。
うまい表現や比 ....
ばっさばっさ。
ひかりがまだとおい、
ななめまえの目標は まだななめまえのまま
光源ら ....
新しい朝
新しい風だ
朝、
部屋を出て
飛び込んでくる
空の青
凛として ....
壊して
確かめる
この気持ちの意味
そして
終わったものに
ひとつずつ順番に
名前をつけ ....
ふわり
ほろりと
繋いだ手がほぐれてく
愛情も
....
全部デタラメだったから
夜の濁流に呑まれていった
慌てふためいて流れ落ちる星を見た
消え ....
クリスマスに向けてラブソングが氾濫して
でもラブソングを聞いて思い出すのは
ツリーを飾っ ....
夢の中ではいつも方向音痴
歩きなれた道なのに
なかなかたどり着けない
いろいろな障害を乗り越え ....
資格というのは裸を晒す、他のお宅の感情を出すこと、
順調に平成に変わった、自虐的にインターフォンを ....
時間の狭間は裂けながら君を飲み込もうとしている、逃れる、逃れないじゃなく
それが運命と ....
2007年12月2日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
いつかの少年
服部 剛
自由詩
6*
07-12-2 23:55
双響
木立 悟
短歌
8
07-12-2 23:52
あなたの背中を追いかけて
優羽
自由詩
2*
07-12-2 23:27
あかい頬
森さかな
自由詩
3
07-12-2 23:23
僕に雨が降るということ
たりぽん(大...
自由詩
16*
07-12-2 23:20
トミーはいかれたサラリーマン
kei99
自由詩
1
07-12-2 23:13
9
次元☆★
自由詩
0
07-12-2 22:29
小さな日
uminek...
自由詩
2*
07-12-2 22:07
未来を覗く
中原紗稀
自由詩
2
07-12-2 20:19
誕生表 〜太陽の花〜
服部 剛
自由詩
4*
07-12-2 19:40
( 石 )
〃
自由詩
0
07-12-2 19:28
風よ
涙(ルイ)
自由詩
1*
07-12-2 18:38
「妻 東京へ 行く 」を読んで
ぎょうてんか...
散文(批評...
0
07-12-2 18:02
穴居
よしおかさく...
自由詩
2+*
07-12-2 17:47
水色のそら
千波 一也
自由詩
8*
07-12-2 17:45
孤独を名乗る席
蒼穹
自由詩
5*
07-12-2 17:39
I love you now and forever
北大路京介
自由詩
6*
07-12-2 17:11
僕にはいつまでも神様のお許しが来ないんだな。
そらの とこ
自由詩
3*
07-12-2 16:36
やまびこ
信天翁
自由詩
1
07-12-2 16:09
詩あわせノイズ。
Sa;
自由詩
2
07-12-2 15:17
断片
udegeu...
自由詩
0*
07-12-2 14:26
暴言
テルテル坊主
自由詩
0
07-12-2 13:25
がんばらない
妖刀紅桜
自由詩
1*
07-12-2 12:42
恋の予感
〃
自由詩
2*
07-12-2 12:35
悩み
〃
自由詩
0*
07-12-2 12:32
ありがとう、またね。
Sa;
自由詩
0
07-12-2 11:41
フィチカ
ルナク
自由詩
44*
07-12-2 11:40
はっぴばーすでー。
Sa;
自由詩
1
07-12-2 11:08
惑星ユグドラシル
ノウム
自由詩
1
07-12-2 10:21
摂理
見崎 光
携帯写真+...
7*
07-12-2 9:57
根の国
リーフレイン
自由詩
3
07-12-2 9:39
中間地
奥津 強
自由詩
0
07-12-2 9:11
山茶花
夏川ゆう
俳句
0
07-12-2 8:56
それは
ひより
自由詩
3*
07-12-2 8:23
遠鳴り
〃
自由詩
0*
07-12-2 8:22
窓の外は冬もとけ
〃
自由詩
1*
07-12-2 8:17
プラネタリウム
藤原有絵
自由詩
3*
07-12-2 7:57
心のビル
doon
自由詩
0
07-12-2 6:18
警告
FUBAR
自由詩
5*
07-12-2 5:40
言葉、足らず。
クロイソラ
自由詩
1
07-12-2 4:13
イカロス途前
(1+1)/...
自由詩
2*
07-12-2 4:03
「新しい朝」
ソティロ
自由詩
5*
07-12-2 3:59
ラスト
大覚アキラ
自由詩
3
07-12-2 1:43
世間体
ロリータ℃。
自由詩
4
07-12-2 1:36
「プラチナ」
菊尾
自由詩
1
07-12-2 1:34
独り者には悲しい季節ですね。考え方次第だと言われても。
短角牛
自由詩
2
07-12-2 1:16
夢の中ではいつも方向音痴
壺内モモ子
自由詩
4+
07-12-2 0:33
デブが書き込む境内を横切って
青木やっちゃ...
自由詩
0
07-12-2 0:22
ホワイ
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
07-12-2 0:16
49rows, 1.03sec.