ジョセフィン博士の勧めで
手紙で紹介された
アパルトマンに引っ越すことにした
もう親離れしなけ ....
汽車の終点にて
夜道をゆく
同郷の者は足が早く
陰影が消える

この街路に
カラオケなど ....


水をいれた空に

星で満たされた大地



ボクはキミと歩き

そして

 ....
一番線のホームを
羊の群れが通過していく
海の近くに
美味しい牧草地があるのだ
その後を
 ....
私にはあんたが
次に何を言うかもう分かってるけど
じっと
じっと
待つよ

あ ....
きみの憎んでいるオトナに
私は
一足お先になってしまった

オトナはずるいよ
オトナは嘘を ....
背の高いあの人の言葉は
いつだってやさしく降り注いだ
まるで霧雨みたいに
やさしく私を包み込ん ....
蟻が空を見上げてる
土の上から
体よりもずっと小さい目で
大きな空を見上げてる
いつもは下を ....
嬉しそーな顔しちゃってさあ
しょうゆチキンとかさあ
どーでもいいからさあ

僕がそんなことで ....
大きなカエル

なるまえに
大きなおたまじゃくし

処分されました
ひとりの犬
も ....
都心の夜空にそびえ立つ
遥かなるバベル 
地中から湧上る人々が
巡礼のように押し寄せ 群れる
 ....
生まれてしばらく麓で過ごし
それから春の谷をひたすら駆け上り
今やっと夏の頂上に辿り着いた
そ ....
京阪電車で
素直に終点まで行けばよいものを
門真市でモノレールに乗り換える
車でも持っていない ....
一緒に生きて死のうよ、ね?

眼球から雫
白紙に転がる鉛筆

遺書でも書く心算だった ....
いろんな人生のベストセレクション

そんなものを読みとばすみたいに

生きてゆけないのが感情 ....
新幹線は満員だった

連結部分に立っていた

勝手にひとりになっていた

それは俺が
 ....
何ひとつ
うまくいかない

そんな日常の中に
見つけたもの

探して探して
暗い夜道を ....
日曜日

午後8時42分発の

のぞみ

六月の夜をゆく

後悔は

じぶんを守 ....
ぼくはひとから無力だといわれたので
無力をぶきにしてみました
みんなが笑いました
無力をぶき ....
道路に
白い羽根
一枚 落ちていた

こんなところに
鳥がいるのかな

空を見上げた
 ....

『おはよう』と
交わす言葉に
込み上げる
今日の愛しさ
噛み締め生きる


『また ....
果てしないと儚いの違いが
正直あまり分からない

息を覚えた頃
気付いた
ここにいるべきで ....
目が覚めたら朝が来ました
目が覚めても朝が来ました

昨日と同じ今日が怖いので
今日と違う明 ....
ためらはず さしかけられて傘に入り
片身ぬらせし君が気になる

足悪き子雀来たり 今朝もまた
 ....
火種が落ちたキャスターを
未練たらしくまだ指先で挟んでいる
甘ったるい味と匂いも
灰のそれしか ....
あの人が誰かにライターをあげたせいで
私はあの人にライターを奪われた
だから今、私は
見知らぬ ....
我が北大路家は 代々 京都守護の仕事をしている

昔 空海が張ったとされる結界を 現在は父が張り ....
好きな人には、恋人がいました。

可愛くて、イイコな、私の親友です。

だから、

悲しいけど、つら ....
“信”故に盲目なれば

“信”故に死すとも

構わぬか?


そう言わしめるのは

 ....
Castelles "Heavenly Father" (1955)にのせて
 ....
この度は当社の製品をお買い上げまことにありがとうございます
つきましては、使用上の注意についてお知 ....
夏至も間近
積もると
真っ黒になる雪を想像してみる
アルベドはゼロ
全ての波長を吸収し
構 ....
夢染める 折々の日々 同じ時 流れ流れて どこどこ憩う


日記にて 徒々なる日 綴りては 積 ....
テレビの中のぬいぐるみ
パンダの格好で喋ってる

テレビの外の馬鹿野郎
ピエロの格好で笑って ....
★手をかざさしても月は昇るから、また歩きなさい
傘がないときは、雨にふるえなさい
誰も知らない愛 ....
夏の夜空に輝く星の中に
刹那に煌く
流れ星

煌きは夏の夜空に
消えてなくなり

消え ....
大切に使ってほしいからと
単純な直方体ではなく
いろいろな形の消しゴムが
たくさん作られた
 ....






夫の背中には口がある。
だから夫は、
背中を向いて、
わたしに ....
てばなしても
いいものをもっていて
届かない
雨あがり
ガラスむこうのひかりへ
わずかに
 ....
ペンチで噛んで ニッパーで切って もう有り触れたもんじゃ感じない
ベンチで病んで アッパーで飛んで ....
悲しみの中でしか人は
本当に出会わないのだとすれば
これほどの奇跡はない

眩しさの中で大 ....
ユラリ ユラ
波間に揉まれてたゆたって
いつのまにやら
フワリ フワ
骨抜き薄皮


 ....
突然の激しい雨に言葉切り
雨戸を閉めた君の白腕


さぁさぁと静寂の中に衣擦れと
息遣いの ....
偏狭きわまる
愚か者
精々逃げろ
愚か者
 
 
私が造った
この銃で
嗚呼、さらば ....
金木犀が香っていました
東京に重くのしかかる雲が
甘くかんだ乳首にみえた



なんど壊 ....



ゆれてゆれていま夏風に何問うのでしょうあじさい紫陽花この白昼夢


青い花いいない ....

カエルの傘を買ってもらった

二才半のひなちゃんは

雨も降ってないのに傘をさし

お部屋の中でも ....

例えば

地雷で盲目になった戦争孤児の少女の状況は

誰かがひざまづき心をこめて祈ったと ....
己が道を求め
憧れながら
それでも道を外れ
手を伸ばしもせず
そのくせ夢を語り
あぁ何するものぞ
何 ....
あの人が
死んだ
という報せを聞いて

青い河を小さな舟で
ゆっくりと
ゆったりと
流 ....
ほとんどの人は、もう
溺れているの
誰も気づいていないだけ

澄んだ指さきが
アルカディア ....
Go straight on the street.
道には何もない
蜃気楼
ジーンズ

 ....
生きる希望などこの世界には無い。
あるとするなら、それは君の胸のうちにしかないものだろう。

押してだめでも
引けないときがある

一歩でも下がれば
負けてしまうと思うときがある
 ....
午前6時まだ昨日、サンシャイン滑り込む部屋も瞼の先は夜。換気扇がぬるい空気を吸って吐いてを同時に行っ ....
なくし物を忘れることと
さがし物を思い出すのは
どこか似ている
{引用=これでおわりかもし ....
ドレス姿の君の影と
ちぎりちぎった招待状とを
蒼穹に投げ放つ

傷つけたくはないけれど
少 ....
長い長い 
夜が明けてゆくよ 
夜行列車で目覚める 
旅先の朝だよ 

寝ぼけ眼を手でこす ....
朝になると
夫が焼き上がるいい匂いがしてきて街へ出荷されます
街ではどれも似たような顔の男が売ら ....
そんなことどうだっていいじゃん
って思うけどとりあえずニッコリする
思うことすべて言って歩いてい ....





歯の抜けた火星人。
―そりゃどっちも発見だっ!
さし歯が光る火星人。
―こ ....
真面目ぶって受ける授業と
最低賃金のバイト

作り出した自分に囚われて
結局そこに生み出され ....
しょんぼりとした小さなおまるに
可愛いらしい赤裸の小鳥
小さな口ばしふにゃりと動かす
椿がひと ....
瓦解する理想と砕け散る空想

食い散らかされた世界へ

折れた背骨のように転がり落ちる  ....
悲しいからといって

泣けるわけではない

それはきっと

悲しいことではない

と ....
 新緑の大草原で海から吹き抜けてくる風を全身に浴びて 君は古内東子の『淡い花色』を唄った 君の甘くも ....


雨降りて 蛙も宿りに 帰りたり


窓枠に 狭しと並ぶ 白きもの


 ....
アア 頭ガオカシクナリソウダ

という
正常の線上で
コンクリートみたいに固まっていく気がす ....
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2007年6月11日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
博士からの手紙(アパルトマン推敲)yoyo自由詩11*07-6-11 23:55
帰路自由詩6*07-6-11 23:53
想夜夕焼け空自由詩5*07-6-11 23:41
行程たもつ自由詩1907-6-11 23:35
押し言葉なかがわひろ...自由詩3*07-6-11 23:34
オトナuminek...自由詩4*07-6-11 23:33
灰色の海、透明な傘と衿野果歩自由詩6*07-6-11 23:20
蟻が空を見上げてるぽえむ君自由詩9*07-6-11 23:06
親孝行可能?うおくきん自由詩3*07-6-11 22:37
かしこいひとたちチアーヌ自由詩607-6-11 22:35
遥かなるバベルいねむり猫自由詩107-6-11 22:29
羚羊小川 葉自由詩107-6-11 22:09
十三深水遊脚未詩・独白1*07-6-11 22:07
凍てつく左手朽木 裕自由詩4*07-6-11 21:59
他人が書いた詩を読むように吉岡ペペロ自由詩407-6-11 21:53
ひとりであること自由詩007-6-11 21:52
ハヤテ ココロ和森朱希自由詩407-6-11 21:51
六月の夜をゆく吉岡ペペロ自由詩207-6-11 21:50
ケレドアマル・シャ...自由詩3*07-6-11 21:15
天使の羽根ひろいましたLucy.M...自由詩3*07-6-11 21:08
あいさつ秋桜短歌7*07-6-11 21:01
創作する訣ロカニクス自由詩507-6-11 20:49
ピエロ。もののあはれ自由詩14*07-6-11 20:46
15P 「短歌2」よりむさこ短歌5*07-6-11 20:02
キャスター(ワンカートン)太陽の獣自由詩1*07-6-11 19:13
その火は点かない小松 Ann...未詩・独白107-6-11 19:08
京都守護北大路京介未詩・独白14*07-6-11 19:07
初めて失恋をしました。愛心携帯写真+...4*07-6-11 18:37
★信★森川仁自由詩107-6-11 16:46
ある日んなこたーな...自由詩007-6-11 16:32
使用上の注意柚木自由詩607-6-11 15:48
暗黒の六華小池房枝自由詩7*07-6-11 15:31
ありがとうの六首おるふぇ短歌607-6-11 15:17
テレビウォッチャーkei99自由詩207-6-11 14:48
「鳥の歌」原田将を読んで生田 稔散文(批評...107-6-11 14:45
流れ星OLGA自由詩107-6-11 14:24
大切な消しゴムぽえむ君自由詩5*07-6-11 14:20
「 夫の背中。 」PULL.自由詩4*07-6-11 14:12
想撮空間「手」リアリズム紀茉莉携帯写真+...307-6-11 14:03
ペンチ北大路京介自由詩8*07-6-11 13:17
美しい人アマル・シャ...自由詩607-6-11 13:14
become jelly萌歌自由詩1*07-6-11 12:57
しぐれた日いまいまい短歌7*07-6-11 12:57
神が狩り殿様が得る自由詩107-6-11 12:56
おっぱいa.u.i.自由詩007-6-11 12:33
あじさいアイバ シュ...短歌207-6-11 12:15
傘とひなちゃんa/t携帯写真+...1007-6-11 12:13
祈る携帯写真+...607-6-11 11:30
力弱き信奉者プル式携帯写真+...3*07-6-11 11:29
青い河大覚アキラ自由詩2*07-6-11 11:24
アルカディア佐野権太自由詩27*07-6-11 11:02
真直ぐペポパンプ自由詩7*07-6-11 9:26
希望DoGear自由詩307-6-11 8:21
意地っ張り優飛自由詩7*07-6-11 7:39
ピース・ピース・ピース・ピース・ピースnm6自由詩607-6-11 6:46
傾く唐草フウ自由詩14*07-6-11 5:31
離離FUBAR自由詩5*07-6-11 5:19
旅の夜明け 〜能登号にて〜 服部 剛自由詩5*07-6-11 5:12
小川 葉自由詩2*07-6-11 2:44
どうだっていいことチアーヌ自由詩207-6-11 1:21
未確認物語ヨルノテガム自由詩207-6-11 1:00
チェリーコーク柚木自由詩407-6-11 0:55
鳥による景色山桃自由詩207-6-11 0:46
現実というもの鈴木カルラ自由詩1*07-6-11 0:43
おっぱいa.u.i.自由詩107-6-11 0:42
ランジェリー・ラヴはじめ自由詩4*07-6-11 0:20
梅雨秋桜俳句4*07-6-11 0:12
チーズ蒼木りん未詩・独白307-6-11 0:00

加筆訂正:
ぎんいろ/恋月 ぴの[17:20]
ちょこっと訂正
祈る/a/t[11:41]
改行変更。携帯だと判りにくい。
68rows, 1.04sec.