ねぇ、あんた。
怨念とか、憎悪とか、俺に見せてくれないか。
ストレス なんていう半端なものでも、 ....
冥王星よ
君は一人じゃない

家族の中の冥王星
クラスの中の冥王星
会社の中の冥王星

 ....
セミよ
そんなに急ぐな

さっきから
空を見上げてばかりじゃないか
お前の
自慢のその羽 ....
ああ、もっと
ああぅん、もっとほしいの
ぐが
こじくりまわせ
孤児栗真早稲
メソポタミア
 ....
ぽつぽつと落ちてくる水滴が
汗と一緒に芝生に染み渡ってく

うなり声を上げて
宙を舞う砂
 ....
窓窓をを開開いいてて男男をを誘誘いい出出せせ



ふ             う    ....



幽霊を見たの
午後の日差しが溢れ
光に満たされたプール
はしゃぎ声の中
私は幽霊 ....




一.

戦争を俺は知らないんだと はじめて思い知ったのは
キプロス島に ある朝 ....
つかめない{ルビ触=ふ}れられないし見ることもできないものが動き始めた ひざまずけば 祈りの
耳のたかさで やぶれた
約束を ささやきながら
ひらくから とこしえに
 ....
読みかけの本が
テーブルの上で
風を受ける

ぱら ぱらぱら

微睡みの中から
引っ張 ....
{引用=悪いのは誰?}
目の前の{ルビ眼=まなこ}にもう書いてある
理解なら出来るさ 赤ん坊でも ....
何の間違いか
朝にこの世に出てしまった
しかもよりよって
大都会の大きな駅の改札口にだ

 ....




     ある日いきなりあらわれた
    「さぁわたしの手を取りなさい」
   ....
『・・・・・うぶか?
 ・・・・大丈夫か?!』

   はっ!

私は目を覚ましました
 ....

空を飛ぶ音速機のうしろを
分度器が追いかけていく
私たちの経験したいくつかは
戦いと何が違 ....
働けど
「けど」「でも」ほどの
夢もなく

ジャズ時雨
マウント・フジにも
日の染みて

住んでいるアパートの階段で
小さな蜘蛛が巣を張っていた

それは何処にでもいる小さな蜘蛛で
 ....
あの人に愛された
私の体のパーツ
ひとつずつ
指でなぞっていく

マッチのように
こすっ ....
目が覚めたら
雑巾になっていたらいい
汚れていくのが仕事だから
ただ汚れていけばいい
そして ....
おとなになること

もう学校に行かずにすむこと
(学校のセンセイを除く)

お中元とお歳暮 ....
海岸の岩場のシーワールドでは
イルカが芸をしている
イルカを若い母親と女の子が見ている
ぼくは ....
全くの新しさをかかえて とったばかりの免許を財布に入れて 跨る車体
気持ちとは連動していなくて よ ....


西野は佐川透あてに手紙を書いていた。佐川は西野の年来の友人である。

「……先日はお招 ....
時々鮮やかな夢を見る
誰かが微笑む夢を見る

白いテーブルの向こう側に
時がさらさらと流れて ....
まどから そとを みつめる

あかいや さまざまないろの うつくしいはなや

のをまう しろ ....
真夏の太陽の届かない遮光カーテンの向こう
効き過ぎた冷房に身を震わせて
羽毛布団の中で君と抱き合 ....
陽も昇らぬうちに
何も知らない街に辿り着く
深夜の高速道路をタクシーで飛ばして
何も知らない街 ....
畳の上に
横たわった


1匹

その声は
力無く

最期の
叫びを

虚 ....






せっくすの意味を知ったのは、
煙草を覚えた日だった。
せっくすの ....
空が大きいこの町で
小さな命が生きている
一つ一つは小さいけれど
空に負けないくらい純粋で
 ....
わたしが生まれ育った郷里では
要らぬものを裏山に投げた
村外れを流れる川に流した
囀る野鳥の気 ....
なんだか疲れてしまうのだ

徹夜明けのこの時間 月が沈み太陽が顔を出す時間

チッチッ と小 ....
今のままが良い 
出来ることならこのままが
忘れたくないんだ
そのキスの味も掌の温もりも

 ....
投げ捨てたものを
拾い上げてみて
鳥肌が立って吐き気がして
また投げ捨てる

生きるってこ ....
ついでだからそれも(どこか遠くへ)
捨てておいてよ
使い切れなかった、使い捨ての
積み残してい ....






うつむいて着替える、
きみの後ろ姿。
どろどろに熔けて、
あい ....
お前 生きてしまえよ
時代がどうだとか言う奴もいるよ
金だ鉄だと騒ぐ奴もいるよ
いいんだよもう ....
私はIDDMで、
解りやすく書けば一型糖尿病だ。
日に4回のインシュリン注射で命を保つ。

 ....
「今年の夏も台風が多いでしょう」
 テレビで気象予報士がいう。
 梅雨も明けぬうちから、報道され ....

 夏日がまぶしいアトリエで
 ほんのささいな視線の遭遇
 目立たない娘だった
 ただ僕にお ....
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2006年8月28日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
恐怖体験ツアーイグチユウイ...自由詩206-8-28 23:56
冥王星の逆襲新守山ダダマ自由詩1306-8-28 23:32
夜のセミuminek...自由詩14*06-8-28 23:21
人身売買狩心自由詩2*06-8-28 23:13
サマーフェスティバルKeico自由詩5*06-8-28 22:54
蛇林我(じゃりんが)狩心自由詩2*06-8-28 22:52
あなたはいきてねススメ自由詩106-8-28 22:31
白樺とキャラバンと夏の予定と水在らあらあ自由詩44*06-8-28 22:11
なにか一代 歩短歌106-8-28 21:48
そろもん(傷痕の話)みつべえ自由詩506-8-28 21:22
午後自由詩306-8-28 21:21
ヘイトレッド橙午自由詩1*06-8-28 21:05
朝に出た幽霊ぽえむ君自由詩10*06-8-28 20:58
ほしいのはあなただけ逢坂桜自由詩5*06-8-28 20:07
金魚の再会愛心自由詩106-8-28 19:52
こすもすたもつ自由詩506-8-28 19:37
手を見ないのかふくだわらま...俳句106-8-28 19:19
喉が渇くほどジャズが聴きたい俳句306-8-28 19:18
潮騒を包む風は優しくプル式自由詩9*06-8-28 18:34
埋み火とうどうせい...自由詩8*06-8-28 18:24
雑巾になりたいZUZU自由詩606-8-28 18:15
otonaうめバア自由詩406-8-28 17:21
岩場にて杉菜 晃自由詩3*06-8-28 16:28
アステリスク吉原 麻自由詩006-8-28 15:32
荒絵葉leaf自由詩7+*06-8-28 14:53
夢を見る未有花自由詩14*06-8-28 13:33
あなたはせかいいちのむすめよ虹ノ夢広自由詩106-8-28 13:12
暖かい暖かい暖かい幸せ虹村 凌自由詩2*06-8-28 11:48
アーリーバード自由詩1*06-8-28 11:29
蝉の死骸、ビル・エヴァンス043BLU...自由詩106-8-28 11:07
「 せっくす。 」PULL.自由詩20*06-8-28 7:46
一つ一つは小さいけれどぽえむ君自由詩14*06-8-28 7:16
見えない力恋月 ぴの自由詩28*06-8-28 6:35
altostratus梔子自由詩106-8-28 6:18
匂いイヴ自由詩106-8-28 3:39
ロシアン・ルーレット大覚アキラ自由詩306-8-28 2:39
サマー(アゲイン)霜天自由詩506-8-28 1:42
「 夏希。 」PULL.自由詩3*06-8-28 1:19
ハートフルヴォイス若原光彦未詩・独白6*06-8-28 0:56
独白実夜未詩・独白0*06-8-28 0:46
サマーキャンプMOJO散文(批評...1*06-8-28 0:35
存在理由山崎 風雅自由詩406-8-28 0:08

加筆訂正:
「 せっくす。 」/PULL.[20:23]
はい、脱字です。ご指摘いただき、ありがとうございました。今後の反省のために、このままにしておく事にしました。
見えない力/恋月 ぴの[06:41]
タイトル変更しました。
独りの夜/松本 卓也[00:23]
癖で縦書きにしてしまってたので、横書きに修正。
42rows, 1.05sec.