それは今でも
ザクセンの古城の地下室で回っている
どこからもエネルギーを補給されることなく
永 ....
 私は今、七年ぶりに訪れた遠藤周作先生の墓前にいる。墓石の下
に供えた僕の第一詩集「風の配達する手 ....
いつも一生懸命予定を立てて
ひとつひとつ階段を登るように
こなしていくあなたへ

肩の力を抜 ....
からからと跳ねつつ下り
流れゆく清らな水の
その音に誘われたのか
遠くから鳥も近寄る

さ ....
本当に美味しい朝食 最高! サイコにさせる。 
2階の窓からアスファルトへ ダイブ!
足が折れた ....
僕のタラコ唇がもぐもぐと動く!
抵抗するアスパラガス
主張するマヨネーズ
おでこに咲いたコ ....
僕達はまた 戻れない過去に涙する

出会うとき 僕達は出会うべくして出会ったのだと
無意識に確 ....

何年か前、東京に遊びに行った時、靖国神社に行った。
友達と、てくてく歩いて、神社の敷地内に入っ ....
押し寄せる人波を
私は独り、逆流する。 
東京駅の地下に蒸す夏。 
目の前の{ルビ陽炎=かげろ ....






うどんを袂にしのばせてみる
ねちょりとした響き




 ....
にびいろのうまにまた
がりしがみついてたて
髪をほどく風になるふたり、昔より
さしだされ ....
最近咲いたこの花は
いつか寂れてしまうだろうか
哀しいあまり枯れるなら
いっそ千切れてし ....

ボク達は、記号というヤツに囚われてると思う。

それが悪い方向に転ぶか、いい方向に転ぶかは
 ....



鳥が くわえたたましいを
離すたびに緑は深く
深く 深く
枝は水紋


土に ....

   月ではまだ
   冬の初めで季節が
   止まっているようだった


   浅い ....
そんなに意地になって
突付かなくても、いいんじゃないですかね?

軽く、ちょっと力を加えるだけ ....

            省かれる泉

            稜線を寸断して

     ....

意識が
眠りに向かう中
蝉の声が
ぐるぐるまわっていた
夏の匂いと
消毒液の匂い
ま ....
あばらが広がる音木星を抑えきれず

雉逃がして頸動脈を光らせる

きれいな布の折り目からつが ....
おおきなとりが 
そらからおちて
わたしにあかい 
きばを、みせる

あいたくちのは
き ....
繰返してはいけないと思っていても
繰返してしまう
それはちょうど悪戯っ子が
すぐにばれてしまう ....

きらきらをかんじるものは
たくさんあって
様々なものが
息をひそめているのだけれど
それ ....

 眼の前にひろがる
 ゆびさきに触れて
 ひとつ ひとつ
 つながる
 つながっ ....
君の不慣れな指が

ここは
触れてもいい場所だろうかと

ぎこちなく髪を撫でるたび

 ....
見るすべのない
その果ては
限りない過去で
追い付けない未来

この{ルビ一文字=ひともじ ....
哀れ

彼女の吐いた息の白さに何人の男が感嘆の息をついただろうか

少女から女に変わるその間 ....


何処かへ行きたい衝動が
どうしようもなく高まって

東京タワー
エレベーターに運ばれた展望室
見 ....
生きるものにとって
その生の躍動が大きく羽ばたく頃
森の中にそっと足を踏み入れる
静かな朝
 ....
真夜中にそうめんを茹でます
今日の君は優しかった
明日の君はわからない
焼酎を飲みながら 君の ....
飛び越えることができないだろうか
飛び越えたい、プロセスを
僕を縛るその制約を
飛び越えること ....
夜間歩行 夜間歩行
昔ほどの新鮮さを無くし
ただ暗い夜道を歩くだけの行為に成り下がった
愛が全 ....
長い陽も沈むよう
医院の外灯が付いて
傘の影が三つにひらく
バス停にひとり

何も捉えぬ目 ....

画家ルオーの缶詰を賢人ピタゴラスに贈ったら
開け方が分からないから
サンダルで踏みつけて
 ....
キミはいつもそんな顔をする

窓辺に咲いた硝子の花を
こともなげに砕いたキミは
心の傷を空に ....

 なまぬるい部屋で己の性をかんがみる
 生命力に乏しい僕は生きることが修羅の門
 遠くに行け ....
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2006年8月13日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
大車輪紀ノ川つかさ自由詩506-8-13 23:26
遠藤周作の墓前にて。服部 剛散文(批評...5*06-8-13 23:20
*あなたへ*かおる自由詩8*06-8-13 23:03
清らな水を追いかけてぽえむ君自由詩7*06-8-13 22:37
お馬さん!手に入れました狩心自由詩4*06-8-13 22:08
明るい朝を迎えたい自由詩3*06-8-13 22:05
後悔ウデラコウ自由詩1*06-8-13 21:57
靖国神社、その眼で確かめて逢坂桜散文(批評...4*06-8-13 21:22
東京駅 服部 剛自由詩11*06-8-13 21:15
メーとの夏バーバ子自由詩006-8-13 20:24
にびいろのゆめ自由詩206-8-13 20:09
六月のはなhiroto自由詩006-8-13 20:04
記号の人仲本いすら散文(批評...306-8-13 19:59
ノート(ひとり ひびき)木立 悟自由詩606-8-13 19:54
月面観測嘉野千尋自由詩16*06-8-13 19:50
たまたまなきもち仲本いすら自由詩206-8-13 19:47
砂/丘静山和生自由詩306-8-13 19:44
ぐるりとまわる七条 優自由詩206-8-13 19:04
キャトルミュー黒川排除 (...川柳406-8-13 17:12
天啓ミゼット自由詩4*06-8-13 17:08
それぞれの夏恋月 ぴの自由詩28*06-8-13 16:10
いとおしむ七条 優自由詩106-8-13 16:02
吐息自由詩106-8-13 15:53
不慣れな指スプートニク自由詩3*06-8-13 15:08
17、宇宙 【うちゅう】雨宮 之人自由詩006-8-13 14:31
転換mamei自由詩3*06-8-13 11:39
東京タワーで叫んでみるベンジャミン自由詩2*06-8-13 11:35
過ぎゆく時の中でぽえむ君自由詩8*06-8-13 11:05
真夜中そうめんhaniwa自由詩6*06-8-13 3:30
tada自由詩106-8-13 3:19
微笑みハンター虹村 凌自由詩3*06-8-13 2:22
待つかや自由詩6*06-8-13 0:33
流れる星のサーカス 13あおば自由詩7*06-8-13 0:27
ブラストmaumi未詩・独白1*06-8-13 0:15
凸凹道山崎 風雅自由詩206-8-13 0:08

加筆訂正:
記号の人/仲本いすら[20:04]
ミスって縦書きにしたため。
雨に目覚める/LEO[00:41]
最終連、手直し入れました。
流れる星のサーカス 13/あおば[00:31]
昔日の追憶の描く作品は→昔日の追憶の描く作品が、に修正。
35rows, 1.04sec.