夏を迎えた空に
片方から太陽の手が伸びていく
時々、雲をつかまえながら

よりコントラストが ....
四畳半の狭いアパートで暮らして数年が経とうとしていた
脚の折れたテーブルとポンコツのテレビと敷きぱ ....
いま掴もうとしているモノを
離しなさい
離さないと本当に大切なモノを
掴むことは出来ない
狂 ....
「幸福」を鞄に入れて、旅に出よう。

昔日、背の高い杉木立の間を 
見果てぬ明日へとまっすぐ伸 ....
源さんは 踊る。

花見の席でも
酒の宴の席でも なく

茶会にて

正座から 一礼す ....
日暮里駅から
山手線に乗り換えて
十二番のトコに来る
各駅停車の
でんしゃに乗れば

四 ....
生きていて ずっと
僕のいないところでも
ずっと


僕の行き先は決まっているから
君 ....
 そろそろ飽きたね
 誰が僕を封印した
 だせよ
 だせよ
 だせよ
 まあ、いいさ
  ....
彼方へ彼方へ
はるか彼方へ
水を求めて
足取り軽やかに
綺麗な一瞬を
あの頃の笑顔を
ホ ....
蝉の鳴き声が響く夏夜

パジャマすがたで汗をかきながら

一心不乱に望遠鏡をのぞき込む
 ....

あなたを作り出したものは
全ての泥の中に潜んでいたのでしょう
紫色の鉛筆を
その指が滑らせ ....
ぽきりと
折れてしまいたい
木よ そう思わないか
冷たい 雨と風にさらされて

いつになれ ....
どうしてなのかと聞かれても
はっきりとは答えられないけれど
いつしか人を
信じられなくなってし ....
湧き水の底から
三日月が現れて
私に問うた

空の寿命はいかほど?

さあ
太陽にも相 ....
夜道を一人で
歩く
ちょっと怖い
冒険

花火をしている公園
拳銃の音と勘違い
ブッソ ....
あついなつ
日陰の冷蔵庫
10円が鳴る
静か静か静か
ぬる風に
吊られた飛行機
白い外
 ....
僕の言葉は砥がれているか?

剃刀のように日本刀のように

メスのように鰻を切り裂く包丁のよ ....
 


  
 ちくわ
 が好きだとしても
 ぼくを獅子丸あつかいしないで
 水でっぽ ....





 ハンカチを落とした 鶏の胸肉のような色
 ペンギンが踵から剥ける
 中身は ....
 前回登場したA氏の話を続ける。月日が経ち、ネットの海辺で呆
然としていたA氏も素潜りなどできるよ ....
 インターネットが現在の詩の状況に光明をもたらすとは、じつは
露ほどにも思っていない。何らかの状況 ....
よく晴れた日 五月
赤い車いすの 青年
「コンニチハ」、と
片手を上手にあげて
僕に挨拶して ....
蝉時雨耳ふさぐ君愛しけり あなたのためにできること
それは心の中で
反省を繰り返すこと

あなたのためにできること
 ....



頭のうしろの音を聴く
揺れるかたちの音を聴く
小さくとどく濡れた羽
したたる色のう ....
おうい諏訪の兄ちゃん
どうした飲みすぎか
あーあ だから若い奴ぁだめなんだ
おいおまえら
そ ....
蝉時雨耳をふさぎて見合いけり 朝顔の 浴衣着せられ すましても
{ルビ囃子=はやし}の誘いに 鳥のはばたき

色具合 綺麗じ ....
桃たべよ
じゅるじゅるであまあまの桃たべよ?

桃をたべるのは服がべったりと張り付いて、顔もむ ....






緩やかに影を退く。
垂直に流れ落ちる彼は、
嫉妬深く、
それを ....
今日という日があるのだから
今日という日を描いてみれば
それは言葉にもなり絵にもでき
一日とい ....
競うように加速してゆく
コットンキャンディーの群れ
夜の芝のうえを 不穏に

湖につづく川面 ....
おれたちは
美しいとさえ言えるほどの偶然の果てに出会って
互いが失ってきたものを取り戻そうとして ....
外れたままの受話器で
それからの答えを待っていると
見知らぬ誰かと話が通じてしまう
こちらは、 ....


桜が咲いて
春が来て
夏が来て
秋が来る
冬が来ればお仕舞いと
舞妓さんは踊ります ....
彼の乗る機体は何でも赤い
赤服を着れば三倍速で動けて「
その素早さは肩書きに負けない
ジオンの ....
ある朝きみは命を拾う
実際には夜かもしれない
でも
それに気付くのは朝だ
夢で獄死してからだ ....
人ひとりとどめてありぬ夏の山
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2006年8月7日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
虚空にも雲ku-mi自由詩12*06-8-7 23:57
四畳半海月自由詩4*06-8-7 23:08
人はみな神の愛を分けられた子ジム・プリマ...自由詩106-8-7 22:44
幸福の谷 服部 剛自由詩14+*06-8-7 22:30
踊る源さん 〜茶会にて〜Lucy.M...自由詩5*06-8-7 22:27
バック・トゥ・ザ仲本いすら自由詩2*06-8-7 22:04
He宙空 心自由詩0*06-8-7 22:00
数字と壁画の囚人秋也未詩・独白006-8-7 21:58
最果てシャッフル自由詩1*06-8-7 21:55
僕しか知らない星達の名前こめ自由詩1006-8-7 21:44
不器用な地底人田島オスカー自由詩306-8-7 21:39
耐える北野つづみ自由詩7*06-8-7 21:10
人が信じられなくなったあなたへぽえむ君自由詩5*06-8-7 20:44
空の寿命けんご自由詩506-8-7 20:22
おかあさんペポパンプ自由詩7*06-8-7 20:00
あついなつススメ自由詩406-8-7 19:55
ナイフたかよし自由詩2*06-8-7 19:38
ちくわカンチェルス...自由詩306-8-7 18:04
きんぎょ鉄パイプ自由詩206-8-7 18:01
インターネットの閉鎖性 2いとう散文(批評...17+*06-8-7 17:10
インターネットの閉鎖性 1散文(批評...13*06-8-7 17:09
赤い車いすかのこ自由詩406-8-7 17:09
蝉時雨-2A-29俳句106-8-7 16:56
あなたのためにFUBAR自由詩3*06-8-7 16:01
夜とふるえ木立 悟自由詩306-8-7 13:46
神輿下門鮎子自由詩4*06-8-7 13:27
蝉時雨A-29俳句106-8-7 11:36
祭囃子に誘われて佐野権太短歌16*06-8-7 9:51
桃たべよかなりや自由詩306-8-7 9:25
「 亡命。 」PULL.自由詩13*06-8-7 7:33
今日という日があるのだからぽえむ君自由詩4*06-8-7 6:56
プラネタリウムの底少女的自由詩7*06-8-7 5:36
my beautiful安部行人自由詩706-8-7 2:28
風鈴霜天自由詩406-8-7 1:05
花見酒あおば未詩・独白5*06-8-7 0:44
僕らはシャアではない海月自由詩1*06-8-7 0:18
感受性応答セヨ若原光彦未詩・独白5*06-8-7 0:08
夏の山A-29俳句306-8-7 0:00
38rows, 1.03sec.