君と僕とを繋ぐのは
見えない手錠の様なもの
かなり前から付けていた様で
もう、付けている事すら ....
雨はピアノの高音部の二音
交互に鳴らすシトシト雨

旋律を奏でる背景は
ある人は無人の公園を ....
君の声がどうやって千切れてゆくのか知らない

どうか耳をよせてください
いいやよせないでくださ ....
手を伸ばした先に
掴みかけた陽射し
するりと零れ落ちる

温もりが少しあって
冷たさがやっ ....
散々と降り注ぐ陽射しの野辺

昼が過ぎ夜

深々と舞い落ちる雪の路上

カーテンの隙間に ....
自分の寝息の音で目を覚ます
確かに呼吸していた
口を開いたままで
もう聞こえない

ずいぶ ....

この世の全ては必然だという

あなたと出逢ったことも
必然だというのだろうか

傷つく ....
しまわれたミシンのように寝た夜

確かにじわり夏が
やってきて
背中は
しずかに暖かい
 ....
空を見上げた
あまりに高い空なので
空に落ちていく妄想に
とらわれた

空の片隅には
誰 ....
振り返るな
数分前の忠告を
もう忘れそうになっている

繰り返すな
何をしたところで
出 ....
二人の姉妹がいる
妹が年上だ
あとから生まれたのに年が上。
姉が年下
先に生まれたのに年が ....
歪みの無いブラウン管に
その三原色は飛ぶことを忘れ
DVDの回転は
私の輪廻になったのでしょう ....
この体の中 真っ赤な血が 堕ちてゆく

 シアワセな夢よりも 最低の悪夢に
 与えられた愛より ....
ベランダから見上げる夜に
存在しなかった
色彩は
どこにいってしまったのか

青も白も赤も ....
眠りに就く時間
西の窓に月明かり
眺めて寝るには
ちょうどいい

感じるほどの冷たさに
 ....
夢のような激しい恋
それは夢のままだから美しい
それが身を持って分かったのだから
あるいは私は ....

二年前にコップを地面にたたきつけた
この左手と


昨日捨て犬みたいな顔をしたおっさんを ....
どーせぁたぃのコトバでは
足りなくて
むずかしくて
バカみたぃに聞こえるだろうから。

だ ....
学校の先生は真剣な顔で いろいろと語った
いつものつまらない雑学なんかじゃない

山田くんのは ....
雪はまだ止まないが
長かった冬の休みは
もうそろそろ終わる
約束の時だ
僕は自由になる

 ....
「それはいわゆる反抗期という奴です。」
それはボクにもなんとなくわかる。
わかるからと言って、こ ....
ダイナマイトを食った事があるが 胃がちくちくする
そんな時もおいらは極めてクール むしろバーニング ....
花に触れるとき

手のひらは
香りにも触れている

手のひらでは
匂い
感じられないけ ....
穏やかな春の陽光がイトオシク感じるようになるころ
青年時代という果実は爛熟のときをむかえる。
熟 ....
ぼくには人間であるという誇りがあって
なんにでもかんにでも
名前をつけて
上か下か
いいか悪 ....
津波が 津波が

消える ああおぱsjf

ありysgほ

あrふぁあrtfあkfkご ....


引き出しのなかでちいさな人が読むおおきな人のつくる天体





鱗粉を撒く蝶々 ....
ほんとはなんか
おもしろい おはなし
おもいついてる

でも
はなしては やらないんだー
 ....
大人になってようやく
犬の声が聞こえ始めた
後ろから駆け抜けてきた茶色い奴は
振り向きざまにこ ....
遠くさいごのやつが
行ってしまった

しろい世界
やけに鮮明なこの二本の
赤錆びたレール
 ....
伸ばす手に
目覚めて気づく
静けさに
冷めた空気は
この手の先に



知らず 知らずのうちに
離れていくのでしょ

手の届かない彼方へと

身を引くこと ....
隣のクラスの美少女が
休み時間に
ざわつくしじまのなか
窓際のぼくの席までやってきて
ぼくの ....
やさしくしたら
「うそくさい」
自然にしてりゃ
「わからない」
受けをねらっちゃ
「つまら ....
距離にたたずむ私の{ルビ首=こうべ}は
ついに飛び去ることはなく
天と地を結び
{ルビ収斂=し ....
その姿は太古の時代と寸分違わぬという。
その遺伝子はなにを聴き、なにを目撃してきたのだろうか。
 ....
つながり、とういものについて考えるとき、
ぼくらはともすると即物的になってしまったりする。

 ....

暑い影の中で佇む夕日

どこかへ行けば
きっと遠いものが近くなる

見えるものな ....
真夜中
雪に埋もれた
冷蔵庫の中には
月がひとつ
ぼんやりと
輝いていた
待ち合い室の窓辺には
枯れそうな観葉植物がいて
誰もそれに気付かないまま
誰もがうつむいている

た ....
「タンポポまるかじりー」というセリフが何の漫画に出てきたのか思い出せなかった日
たとえば夜中にひと ....
あれから幾年月が経ったのだろう
あなたがこの現実にさよならした日から
幾年月が経ったのだろう
 ....
ずっと抱えていた影は
君の光で消し飛んだ
強烈で鮮烈な光

君は持っている

強烈で鮮 ....
遠いむかしの風景は
なぜだかいま眺めるそれよりも
幾分ちいさくてちっぽけだとさえ言える

それは自分 ....
胎内の命いとおし幸せな君らの目方は51?

手に余るサイズとなった乳房に戸惑いながら自慢する君
 ....

あなたの為に言葉を捜す

あなたが言えない想いを言葉に託す

少しだけ

私の ....

鋭敏な指先が覚えた悪戯は

忌まわの際を心に刻む

それは穢れとなり

禊をし ....
冬の朝
古い郊外列車に乗って
まだ仄暗いモスクワの駅を発つ

灯りのまばらな町並みを抜け
 ....
言葉など、要らない。









凛とした、外気に映える朝に。

高い高いビルとビルの間に真冬でも
青々とした葉っぱをいっぱいにつけた大きな木があって

そ ....
知床
疾風怒涛の波が吹き
今日も浪の花が空を飛ぶ
問わず語りの幻と癒しの大地・・・知床

 ....
日溜まりの青空でダンスを踊る君は
或る日
突然
斑模様の水面となって
5番目のドアを叩き続け ....
両手いっぱいの雨に
涙がまじっていたら


うけとめる方がいいのか
ふれない方がいい ....
5/27 5:26
from:俺
Sub:俺へ
─────────────
屋台いきたいな、あと立ち ....
渋谷の町で何をためらうのか野良犬がひとり
歩道橋の前で階段を見上げている
さもエスカレーターかの ....
仮面つけ惹かれた恋は外したら冷めてしまうか試してみたい

肩書きや体裁なんていらないよ必要なのは ....
わたしは存生するが故に
眼を側める

80デシベルの空の為に
耳を欹てる

ノスタルジッ ....
太陽は私の心を照らし

元気をくれる

雨は私の心に{ルビ靄=もや}をかけ

寂しさをく ....
 風通し悪い部屋
 北窓の部屋

 たばこで煙ってる部屋
 ぼくが途方にくれてる部屋

 ....
百星霜 未来に生きる人々は
この開拓をいかに想うか

この身体 明日をも知らぬ命ゆえ
わずか ....
さわらせてよう

というので
さわらせてやったら泣いた
どっちかっつーとそういうのが感じるほ ....
 ぼくの周りには怪獣がたくさんいる
 おそらくぼくも怪獣なんだろう
 波長の合う者同士が足並みを ....
ピッチャー第一球投げましたら
虫捕り網で捕まえて
ボール掴んで三塁側に走る
とみせかけて
ベ ....
初めてデートした日の事 覚えてる
電車の窓から 花火が見えて
君は幸せそうに 笑っていたね
僕 ....
唇が着くか着かないかくらい
斜め右から見るあなたの顔が好き

嫌なのは嘘ともつかない
稚拙な ....

わかってもらいたかった

全部じゃなく
ほんの少しであっても
重なる部分が欲しかった
 ....
やりたくなくてもやってしまう

動きたくなくても動いてしまう

戦いたくなくても戦ってしまう ....
あなたはときどきふとんにくるまっては
失ったら気持ちがいいものについてばかり妄想する

図星?
連絡通路には窓がある
この下を、通る線には空がある
小さな窓枠から顔だけを出して
呼吸、をする ....
たとえようのない。。。。

はっと寒気がして  
ふっと後ろを振り向いたらなにもいなくて
  ....
服を着た悪魔 身を乗り出し覗いた先
ずぶ濡れの女がひとり歩く先に断末

声もなく花もなく ただ ....
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2006年1月11日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
理解海月自由詩5*06-1-11 23:59
音叉の波紋maumi自由詩1*06-1-11 23:35
千切れてふるる自由詩16+*06-1-11 23:35
陽射しを追って松本 卓也自由詩6*06-1-11 23:23
まだ見ぬ君へ、冬大城 小町自由詩006-1-11 23:18
ホワイトアスパラガス蒼木りん未詩・独白406-1-11 23:05
定めなの?柚姫自由詩106-1-11 22:58
便乗鴎自由詩4*06-1-11 22:57
高い空たかよし自由詩506-1-11 22:49
ためらい和泉 誠未詩・独白0*06-1-11 22:49
妹が年上殿岡秀秋自由詩206-1-11 22:46
のぞみススメ自由詩006-1-11 22:46
あたしの中のベティに捧ぐスイレンユキ...自由詩106-1-11 22:44
夜色自由詩7*06-1-11 22:33
静寂なるLEO自由詩3*06-1-11 22:21
若者よ和泉 誠自由詩4*06-1-11 22:02
シチュー・ド・コミュニケィション仲本いすら未詩・独白306-1-11 21:50
どーでもいい。まなみ自由詩2*06-1-11 21:40
山田くんのはなし仲本いすら自由詩1+*06-1-11 21:33
たぶん君宛の手紙和泉 誠自由詩2*06-1-11 21:26
乾いた涙がボクの心を濡らした時雨自由詩1*06-1-11 21:19
坊さん髪伸ばせ猛毒黒パンテ...自由詩106-1-11 21:02
花と手のひら小池房枝自由詩1206-1-11 21:00
第二章七尾きよし自由詩1*06-1-11 20:56
ぼくには自由詩2*06-1-11 20:55
薬中乱文奥津 強自由詩1*06-1-11 20:46
【mix&remix】かみさまのサディスムピッピ短歌1006-1-11 20:40
らくだ日朗歩野自由詩7*06-1-11 18:45
赤い舌太郎冠者自由詩2*06-1-11 18:18
踏み切り便乗鴎自由詩2*06-1-11 18:04
手歌436短歌2*06-1-11 17:24
ある日の別れ李音自由詩3*06-1-11 16:51
永遠のかたっぱしZUZU自由詩706-1-11 15:05
前略 N先生へ馬場 こうい...未詩・独白0*06-1-11 14:41
臨海イズムこしごえ自由詩10*06-1-11 14:24
LILY MAGNOLIA436自由詩1*06-1-11 14:09
つながり自由詩1*06-1-11 14:03
歯車としての誇りはらだよしひ...自由詩1*06-1-11 13:44
ひゃっこいおつきさんかぜきり自由詩0*06-1-11 13:31
白い待ち合い室でベンジャミン自由詩5*06-1-11 12:13
内なるチカテツ---自由詩406-1-11 12:00
あなたはここにいるきっこ自由詩206-1-11 11:18
自由詩106-1-11 11:11
遠景≦近景436携帯写真+...2*06-1-11 10:50
祝福比呂正紀短歌5*06-1-11 10:45
言魂月邑 涙香自由詩206-1-11 10:42
悪戯自由詩006-1-11 10:40
月の郊外列車にゆられて馬場 こうい...自由詩306-1-11 9:52
氷点下の温もり携帯写真+...106-1-11 8:39
クスクス松本 涼自由詩12*06-1-11 8:05
知床北原春秋自由詩206-1-11 7:26
5番目のドア恋月 ぴの自由詩15*06-1-11 7:09
涙が泣くとまほし自由詩12*06-1-11 6:56
無題---未詩・独白206-1-11 5:29
ディキシーの幽霊自由詩6*06-1-11 5:17
仮面舞踏会花水木短歌1*06-1-11 3:39
センス室生自由詩206-1-11 2:58
自然と心雪の風自由詩3*06-1-11 2:55
ヘルプミーしてえなぁ炭本 樹宏自由詩906-1-11 2:50
チェーホフに馬場 こうい...短歌106-1-11 2:12
おっぱい モリマサ公自由詩10*06-1-11 2:03
明日は何がぼくを誘う炭本 樹宏自由詩406-1-11 1:46
ハードボイルドバッティングコーチ馬場 こうい...自由詩206-1-11 1:39
fragile小倉 夢可自由詩006-1-11 1:22
好みmaumi自由詩3*06-1-11 1:20
伝わること無き 未練李音自由詩006-1-11 1:18
本能の為に電子ノ猫人自由詩006-1-11 1:03
あなたが思っているよりも僕はあなたを知っているミキ・オキタ自由詩0*06-1-11 1:03
連絡通路霜天自由詩606-1-11 0:47
たとえようのない七尾きよし自由詩1*06-1-11 0:34
身代わりの羽花maumi自由詩1*06-1-11 0:05

加筆訂正:
/便乗鴎[23:07]
題字がかぶっていたので変更 夜⇒
神依存症/span[06:34]
タイトルとあと少し変えたのでした。今。
Alone/十六夜[00:44]
タイトルを『西遊記より』から『Alone』へ変更しました。
71rows, 1.02sec.