赤い舌
太郎冠者

大人になってようやく
犬の声が聞こえ始めた
後ろから駆け抜けてきた茶色い奴は
振り向きざまにこの野郎とおっしゃる
ごめんね君の友達を食べたのは僕だ


自由詩 赤い舌 Copyright 太郎冠者 2006-01-11 18:18:43
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