ひととひととひととひと


しんこきゅうをしています


ひととひととひととひと

 ....
台所には大きな窓があって
お鍋やフライパンや
お箸 スプーン ナイフ
みんなわたし以上に器用に ....
息が切れて
少し立ち止まったらもう
足元まで来てる

モラルやルールだとかから
自分を守り ....
黒いシャツにズボンじゃなくてスラックスをはいた
あどけなさの残る女の子は
中学生くらい
うつむ ....
命をかけて
白い花を咲かせ
あおいあおい実をふくらませたピーマンを
たったひとつ生ったピーマン ....
メキシコでUFO発見されし日に生まれた子らが今日成人す

制服で歩くふたりにもう僕はなれない春 ....
また

飲み込んでしまった

そして、

私はガラスのコップを握り締めたまま叩きつける
 ....
  【贋作】『サラダ記念日』

 女宛送る手紙に『友情論』を引用してるだあれあなたは

 愛 ....
   【封蝋】


 僞學生に燭の{ルビ炎=ほ}昏し落椿舞臺衣裝の襞のモノロォグ

 蝶焦 ....
朝、目が覚めると9時だった。
たったそれだけで
現実とかけ離れた甘美な夢の名残は一瞬にして暗黒に ....



波が波に描く絵が
次々と現われては消えてゆく
海を覆う点描が
鳥を照らし点滅する
 ....
あさはかな話をしましょう

あきらめじゃなく
最近は とても素直な気持ちでいるのです
あれほ ....
へらへら笑っちゃいるが嘘つかれてんじゃねぇかとびびってんのさ
屈辱に身を裂かれても馬鹿みたいに{ル ....
駅の階段を上がると
おいしいトマトソースが食べられるパスタ屋さん
「どうして地下鉄が地上にあるの ....

降るのかしら。

先のことなどわからないから
ただ ありのままを見つめる

内側で ....
{引用=(どうか、ユーエフオーと発音してください。)}




光る
夜の光
それは ....

ダメダメマンは

とても駄目なヒーロー。

早とちりや勘違いなんて

日常茶飯事。
 ....
パラフィン溶けるセロファン
オイルの浮いた水面に流れる七色
トイレのついた睡蓮に剥がれる何色
 ....
24
折れた時計の針がキャラメル

23
の中に埋め込まれていてキャ

22
ラメルか ....
なんてことはないんだ。

今朝、母は雪を見ながら(正確には彼女にしか見えていない雪だ)卵焼きを作 ....
キミの笑顔が懐かしくて涙が出る
そんな午後

キミのくれた手紙の文字が
奥にしまった記憶を揺 ....
「まな板給夫のいる」は高架線下の天使と賭けをする。
手札の伏せてあるカウンターが震える。頭上に
 ....
朝方早く、空は虹色をしていた。
世界にだまされている。
ベランダに立って、気がつけば、
世界は ....
山道を登るときには足元を見るものだが
彼は上ばかり見て
其処にのたうつ木の根があるかも知れず
 ....





夜のアンモナイトは仄かに蒼く光る。
海の恋人を想い出し、蒼くさめざめと光る。
 ....

金魚もいないのに
君は金魚鉢を買ってきて
それから金魚の餌と
水道水の塩素を中和する
透 ....
毎日は同じことの繰り返しのようでも
少しずつ違っているものだから


通勤電車の吊革をつかむ ....
海岸を歩きたい。
サンダルを引きずって。

花を育てたい。
誰にもないしょで。

野菜ジ ....
どうしても言えない“ハロー!ピース!”を
惜しげもなく言っている夢を見た
誰がなんと言おうと夢で ....
俳句・短歌入門を思い立ってから半年あまりたちました。最初のうちは両方並行してやっていくつもりだったの .... 手首の傷 生き永らえた人類の証
滑り台を滑った後の靴に入った砂の数をかぞえて
もう自分に残され ....
生まれ変わったら何になる?
いつかそう聞いたのはあなたです

あなたが
パンダになるのなら
 ....


種もつ闇の
ちらかる 真昼

夜から じっと
はりめぐらせた

たんたん ひとつ ....





傾斜した視界には、
卑猥なモザイクもないから、
グロテスクなまでに素敵にエロ ....
あなたがいないと
笑い方を忘れて
しまう
あなたがいないと
毎日どしゃ降りの
雨に
なっ ....

均一な味はひとつも変わらずにぶれる輪郭ゼラチンな夜

摺り足でただただ進む塗り絵縁空白もな ....
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2005年6月1日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
会話捨て彦自由詩205-6-1 23:46
ワン・ベットルーム捨持自由詩205-6-1 23:44
mac自由詩105-6-1 23:41
静かな風景初代ドリンク...未詩・独白5*05-6-1 23:04
みどりいろ蒼木りん未詩・独白2*05-6-1 22:55
ゆりかごから墓場までシアン短歌405-6-1 22:41
その破片が私の目に刺さればいいのに初代ドリンク...未詩・独白3*05-6-1 22:19
【贋作】『サラダ記念日』藤原 実短歌305-6-1 22:05
封蝋短歌005-6-1 22:01
最悪な日yuma自由詩105-6-1 22:00
水霊譜木立 悟自由詩605-6-1 21:27
世界の断片で見つけた真実月夜野螢未詩・独白205-6-1 21:26
KICK THE CANyuma自由詩105-6-1 20:24
東京の駅チアーヌ自由詩705-6-1 20:22
有形の不在こしごえ自由詩12*05-6-1 19:01
UFO岡部淳太郎自由詩7*05-6-1 18:57
ヒーロー六弦自由詩6*05-6-1 18:34
シルバーフィッシュエクソシズムNo.7大覚アキラ自由詩3*05-6-1 17:45
キティの魔法のハラハラ時計自由詩5*05-6-1 16:52
かすみそうを送る吉原 麻自由詩11*05-6-1 16:14
午後mac自由詩1*05-6-1 14:44
まな板給夫のいる風景プテラノドン自由詩7*05-6-1 14:39
空の朝チャオ自由詩6*05-6-1 13:24
彼は上ばかり見てヤギ自由詩2*05-6-1 10:02
「 夜のアンモナイト。 」PULL.自由詩8*05-6-1 9:01
金魚鉢たもつ自由詩1205-6-1 8:38
その角度でベンジャミン自由詩9*05-6-1 6:52
生活かのこ自由詩805-6-1 5:07
僕の言えない“ハロー!ピース!”F (fro...自由詩405-6-1 3:13
【わが短歌・俳句入門】<女性歌人と海>藤原 実散文(批評...205-6-1 3:07
一人残らず死ねばいいカンチェルス...自由詩3*05-6-1 3:04
生まれ変わりの説フォマルハウ...未詩・独白11*05-6-1 2:04
座る 真昼砂木自由詩14*05-6-1 1:54
「 傾斜。 」PULL.自由詩4*05-6-1 1:21
依存小倉 夢可自由詩205-6-1 0:59
はるのきわねいやん短歌3*05-6-1 0:00

加筆訂正:
「 夜のアンモナイト。 」/PULL.[09:29]
大幅に加筆修正。
「 傾斜。 」/PULL.[01:28]
微妙に加筆修正。
36rows, 1.05sec.