毎日毎日
財布と通帳ばかり見て
毎日毎日
貧血と皮下脂肪のチェックをする
毎日毎日
....
やっと
俺好みのスタイルを持った
貴女とエッチができた
やっとね
寝姿を緩めた貴女は今
....
こぼしきれない涙と共に
君は小さな魚になった
水のような言葉を吐いて
灰色の街 ....
絆ってものが
本当にあるのなら
目に見えればいいと
俺は思う
結ばれているの ....
何か失敗してしまった時に、
私は反省をせずに、「後悔」をしてしまう。
どうして、あん ....
車座のささえたよりに 抱き地獄
腰動けどももどかしさまし
泡となって消え逝く声は
きれぎれに散って
青空へと昇る
ちぎれた声を貼り合わせ ....
あの回送列車に乗って
君の手も届かない場所へ行きたい
勝ちも負けも関係ない
隅 ....
寂しいと泣くありんこを踏み潰したら雨が降った
しとしとと
塩味を舌で確かめる
あめ
寂しいと ....
(?)
夜の路地裏で
また一歩
靴音が連れ去られていくのを見ていました
静寂の胎で
わ ....
貝殻の内側に仕舞われたような日々
僕らがいるのはそんな場所で
耳にあてるとざーざーと音がする
....
振り向いた先が
届かない思い出だったなら
胸に少しの痛みを
感じることでしょう
昔の ....
面白くない
塵と
輪郭の無い日光
ダラダラの酸素
寝起きの二酸化炭素
が
怒 ....
君の笑顔は椅子に似ていて
笑うと誰もが顔に座りたがる
散歩途中のお年寄りや
旅に疲れた旅人 ....
人に言えないことは忘れるべきなんだ
だけれど忘れたって思っても思い出す
怖くなって色々ココロを誤 ....
背を向けている女
背格好が似ていて
同じ香りもしている
手からすり抜けていった女
....
ぼくらは
まえにすすむだけじゃなく
ときおり
あわい
あたたかな
ひかりに
ここ ....
出会ったとき
あなたの笑顔は
その輪郭も儚げで
僕の硬い指が触れたら
壊してしまいそうですら ....
赤くて、赤くて。
おどろおどろしいまんじゅしゃげ。
彼岸花っていうんだね。
幼いわ ....
彼hateた斜電灯が天井を裏返し
燦々と放る-ド-
彼hateた毛布から覗くifのナイフが
裂 ....
わたしは投げ出す
わたしは拾う
手は銀になってゆく
つばさ失く飛ぶ火が越 ....
感情ではなく観察で動くのです
見るとは何?
切りなさい
それは指ではありません
筆
まだま ....
冷たさを差し込む場所、ぬくもり、疑いようの無いぬくもり、純粋な、無い、それが無い。暗い電流が繰り返し ....
イデオロギー上海サーカス
独りぼっちの革命 落下するピエロ
メッセージ
さよならの ....
やかんの湯は沸騰間際
君は気づきもしてないみたいだ
僕がいくら噛み付いても
マゾなあんたは喜ぶ ....
だから,どうだって言うのさ
別に,いいじゃない,さぁ
そんなこと,どっちでも
何気にしてんのよ ....
あぐらをかいた男の人の
その太腿のあいだにあるその
小さな三角にすっぽりおさまるような女
....
俺の翼が
ボキリと折れた
痛みがなくて
音で気付いた
もう
お前の所へ ....
俺は
ミントティーを飲んで
少し落ち着く
今日も
さして良い事なんか無かった ....
線路脇に寝る犬は どうして今頃 雪が降るのだろう とだけ鳴く
銀色のフィルターが心地よかった
....
常にあかく
トマトを塗る
あついあつい日々が続き
想い出ゼリーが
ひんやり揺れる
縁側 ....
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