空を向き歩けば
雨が降る
地を向き歩けば
涙滴る
どちらを取っても

手を取り聞けば
温もりと鼓動
背を見て聞けば
悲しみと散ろう

空の音に涙を流す
地の音にも涙を流す
温 ....
こんなに好きで、

こんなに好きで、

こんなに好きで・・・



あんなに愛し合ったのに

あんな事くらいで今までの信頼が崩れるわけないよ。


そんな軽い気持ちで好きだっ ....
気持ちに余裕
自分に好意
相手に許し
心に素直に
怒りにも優しく
自分は完璧ではない
相手も完璧ではない
打つかるのは自然なこと
怖れはいらない
打つかりあり
慰めあい
いつもの ....
はじまりはとても静かであたたかで目を開けた赤子は咲く花花を見ゆ
るるるると蛙の鳴き声が聴こえてきた青い田園を目を細め眺めるそふ

なんども口づけを交わす祭りの夜の恋人達蛍や花火の真上で黙るつき
 ....
子供達は
頭の大きさほどのばくだんを抱え
海辺にたどりつくと
次々とそれを投げ込んだ

ことごとく不発のそれは
波に飲まれ
海はあざ笑った

次はよく破裂するものを持っておいで

 ....
捨てるのが苦手です。独り暮らしならいいんですが、家族とは共同生活なわけで、なるべく人の迷惑になることはしてはいけない。
今、パソコンデスクに乗っているもの。
消しゴム、たまごっち、計算ドリル、かが ....
一昔前
瞳に光を宿す僕
ドーナツの穴に飛び込む
そこで見たものは

それから
カレンダーを2回変えた頃
君に逢う
全てが君のために流れているのかと
そう思った

ドーナツの穴は
 ....
幼い頃からいつも一緒でした

わたしとあなたは

いつしか

あなたの右の指に花が咲くようになり
わたしの左の頬に花が咲くようになり

わたしたちは
その花を愛でたり食べたりするよ ....
伝えたいことがあるんだけど上手く言葉にできなくていつもそれは嘘になる。
無理やりに言葉にしたら違う風に採られてしまってまた嘘ができる。
同じことの繰り返し、いつもそんな風になってしまって少し困った ....
少し遠くに執着が見える
何もないアスファルトへの
紐を引っ張られ、首輪で引き戻す
あの好奇心 あの自己主張

かつて共に過ごした老犬の気配に
身をゆだねてみる
成し遂げた人たちの無関心に ....
無数に転がる背中のひとつ覗きこんだ
浮き出る黒いあしがた
誰かが一度
踏み潰したのだろうね
いや
踏み越えていったのかな
ああ
そうだったらいいな

「制止も聞かず走っていった」
 ....
ありがとう
誰かに向かって呟いた
空に向かって呟いた
夜の空は全て飲み込んだ

ごめんね
もう一度呟いた
違う言葉を呟いた
だけど今度は吐き出した

全てを許す気はない
冷たいの ....
カラスが
砕けていく

お金を払っていた右手が
砕けていく

赤ん坊の泣き声が
砕けていく

夕日に照らされたビルが
砕けていく

コーヒーカップが
砕けていく

さっぱ ....
干乾びた小動物の
骨を拾って土に埋めた
湿った赤土の上を
ゴム製の靴底で踏みしめたから
今度生まれてくる時は
強い動物になるのだと思い込んで
きつく きつく 手を合わす
仕来たりなど ....
ねぇ
キミは今更
なんて言葉を吐いているんだろう
キミを傷つけるくらいならなんて
そんな段階はとうに通過してるじゃない

ねぇ
アタシたちはすでに
十分傷ついているじゃない
満身創痍 ....
ああ、窓を開けてしまったじゃない
開けちゃいけないなんて
分かりきっていたのに

目の前には白い山
涙眼で鼻の頭を赤くして
不細工なあたし

むずがゆいわ

もっと差し込んで欲 ....
それはまるで
幼さの残る少女の媚びた笑みようで
みずみずしい色気が匂い立つ

薄いピンクの蕾がほころび
少しグリーンがかった白い花は
もう満開


春はなんだかエロティックだ
そこ ....
実感
いつまで経ってもこの指には絡まない
終わる素振りを見せない工事現場が
点滅する、光を放って街の一部になる
もう、戻れないところまで来ているらしい
この指には何も、絡まないけれど

 ....
笑え

 私に涙は似合わない


   だけど時々なら 泣いても良いよね

泣いても何も変わらないって言うけど
  変わるんだよ

 気持ちがすっきりしてね
    また 自然に ....
一人でご飯を食べていたんだよ

それは仕方のないことだった
わたしの家は特殊で複雑なので
他人からは簡単で残酷に思えることが
仕方の無いという言葉で片付いてしまう

祖母は一人でご飯を食 ....
あなたへの想い
ひとすくい
優しく掴み取ろう
それが全ての始まり

ぎゅっと
手で固めて
しっかりとした土台を
あなたへの愛の素を

ゆっくりと
転がそう
あなたへの愛の海で
 ....
       
      と君は
     言いかけて
    黙ってしまった
   桜の花びらが散って
  一枚が肩に落ちたんだね
  手に取って真近に見たら
  とても薄くて白くて ....
ゆっくりと雪は溶けていくのだから
膝を抱えて待っていればいいんだよ
君のこぼした涙は墨の味がしたんだ
あの黒い雨のような黒い枝のような
君は何か悲しかったんだろうか心が
だから涙を沢山沢山こ ....
大丈夫 大丈夫って自分に言い聞かせて

頑張って我慢してたけど

ダメだったみたい。

ごめんね。

私が泣けば あなたも悲しい。

わかってる。

わかってるよ。


 ....
私が見ているもの
例えば鹿(じっとこちらを見ていて近づいてこない)
例えば川(どうどうと流れる)
例えば花(枯れることはないでも滅多に見れない)
例えば影(あそこにうずくまっている)
例えば ....
光は射し込んできた
私に与えられたのかは分からないけれど

明るさは目に届いた
手触りこそなにもないけれど

それはもしかしたら他の誰かを照らすスポットライトかもしれない
けれど見える輝 ....
「なんか無性に逢いたいんだけど」って言ったら

「いつも逢いたいんだけど」って返ってきた。


あたたかいものが あふれてきて
 
こぼれないようにするのが 精一杯で

あんま話せな ....
 あまりにの空の青さに私は目を細めた
 心の中の染みは少しずつ広がり
 手を足を体を統一した
 
 痛みは無く虚しさが取り巻く
 悲しみは友の笑顔と混じり気がつけば
 私は今まで何をみてい ....
恋の始まりは 単純で 突然。

気がついたら 好きになってた。

瞳で追ってた。

探してた。

何気なくしてもらったことがうれしかったり。

名前で呼ばれてうれしかったり。 ....
出合って間もない頃
キミは言った

人が両手で抱えられるものは
とっても限られていて
だからボクは
守りたいものはいつでも守れるように
つねに片手は空けておく

そう言って手を繋いで ....
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