夏みかん首長族のレントゲン いつか 二人で見ようと 決めた朝日を 
一人 見詰めてる

それ自体は 何てこたあない

見詰める瞳が 哀しそうに 思えたのなら
貴方は 少し 疲れているかも 知れない

待つ 月明か ....
 「天皇、日の丸、君が代、
  日本を愛しております。
  誇りに思って居ります。」

そうですか そうですか 


日本を愛し誇りに思うからこそ
天皇制・日の丸・君が代 ....
景色は遠く雲は近くに留まっている
このアパートには僕だけが居て他に誰もいない
誰もいない階段を途中まで降りては引き返す付け爪の先
膝頭が薄い壁を突き破り
部屋から聞こえてくる確かな物音に ....
喧噪の中の静けさに

慌ただしそうなスローモーションに

僕は、青の孤独を見た。



夢のような現実は

時に悪夢で、時に意味不明。

開けたドアの向こうに

知らない場 ....
例えば、「宇宙は存在するか」とか

「あなた」や「私」は一体、どんな存在かとか

私達はどこから来てどこへ行くのか、とか

私はそんな事を考えてしまう

私の頭の中には一つの宇宙があっ ....
 詩はなぜ「難しい」のだろうか。詩はなぜ「わからない」のだろうか。それは、「わかりやすい」文章が一義的であるのに対して、詩は多義的であるからだろう。解釈が一通りに容易に定まれば、何も難しいことはない。 .... やってもやらなくても苦情くる 言論の自由の中で
わたしたちは饒舌な唖になる
会葬者の囁きにも指先を踊らせるが
本心は棺の中
乾き切った筆のように横たわっている

表現の自由の中で
わたしたちは着飾ったマネキンだ
禁 ....
百年が 終わり
つめたい百年が来た
つめたい百年が終わると
もっとつめたい百年が来た
もっとつめたい百年が終わると
もっともっとつめたい百年が来て
もっともっとつめたい百年が終わると
 ....
 一


 セミの抜け殻が立ち上がり
 自分を置き去りにした
 主を探し始める

 何も見えない目で
 広がらない翼で
 動かない足で

 命が生まれ変わる度に
 脱ぎ捨てられ ....
いつも物思いに耽っているではないか
夜が明けるときの音が嫌いだ
それにしても静かな音楽が聴けなくなっている
もちろん騒音に酔いしれることもない
鼓膜は伝わる息を避けている
要するに ....
身なりを整えて 
スックと立つ背に 問いかける

実なのか 花なのか 茎なのか 葉なのか 枝なのか
もしかしたら 根じゃあ 無いのか

土壌深く 埋め込まれた 存在だ などと
どうか 決 ....
ひとはね
かんたんにじさつできないこころとからだをもって
うまれてきているもんなんだよ

いませんろにとびこもうとするきみ
いまだんがいのしたのうみにおちようとするきみ
いまこうそうびるか ....
春の風は遠くから来ます
夏の風は遠くへ行きます
あこがれ、とは違う
何処か知らない所へと
私を誘います

秋の風は通り抜けます
冬の風は通り過ぎます
喪失を知らしめ
懐かしい者どもと ....
 
 
夜、本から紙魚が出てきて
僕を食べる
文字じゃない、と言うけれど
紙魚はお構いなしに
僕の身体を食べる
だから負けずに
僕も紙魚を食べる
本当は枝豆の方が好きなのに
食べ続 ....
先生の眼じっと見つめても理解できない物理数学 後戻りはよく情けないとか
卑怯者のすることだとか
軽蔑の言葉すら浴びせられ
強い口調で諭されることも
卑怯だとまで言われることがあるけれど

そう言うひとたちにぼくは問いたい
高く跳躍す ....
思わせぶりに哀しみを首から下げて同情を拾い集める卑しい心根
人の好意に素直に応えられずにそっぽを向いている臍曲がり
拗ねて見せれば彼女の気が引けると思っている浅はかさ
自分を顧みずに周りや環境の ....
三輪車を 逆さにして
サドルを ペタンと地面に つけて
ペダルを おててでくるくるまわしながら
もうひとつの おててで 車輪に砂をかけて
しばらく くるくるまわして 突然叫ぶ
「ど ....
生まれ年のワインが不味い 千ピースのパズルに変えてやろうか ジメンに座り
深呼吸して少し休む

太陽の下
目を瞑っても
瞼の裏は赤く光る
生命の赤
戦場の赤
寝ても覚めても四六時中
追い立てられて
いるようで…今
と同一線上の未来

 ....
   ?安倍政権がなさったこと


 戦後民主主義を根底から変え、戦前に回帰する法案を
 国民のほとんどに内容が周知されていないまま
 強行採決

 天皇制のシンボルの
 抑圧と圧政の ....
捨て惜しみしない程度の見栄があるから
いま泣いているとは言わない
カタチばかりの悔しさがあるから
いまを明かしたくない

きょうがあった
さてここで蹴りを一つ入れる
あしたものこのことや ....
気難しい顔をした男が独り
横顔に夕陽を浴びて
刻まれ顔の皺の陰影
海面から反射した悪意を身に纏う

人生の黄昏時
手ぶらのまま男が独り
視線の先には水平線
海鳥の獲物を掠め取ろうと
 ....
夏の蝶献血車から華奢な腕 勝利の女神は去年死にました ある時に気が付いた。
自分の命の手綱は自らが握っていると。
不可抗力、つまり回避できない死以外では自分は死なないと。
自分は自分の命を握り締めていると。
いざとなれば大切な者の為に燃え尽きる事 ....
身体中にお経書いてやろうか
はなもとあおさんのおすすめリスト(599)
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夏みかん首長族のレントゲン- 北大路京 ...俳句313-5-21
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夏の蝶献血車から華奢な腕- 北大路京 ...俳句213-5-13
勝利の女神は去年死にました- 北大路京 ...自由詩313-5-13
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身体中にお経書いてやろうか- 北大路京 ...自由詩413-5-11

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