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蜘蛛の足が
多すぎるからと言って
面白半分に引きちぎる子供
休みの日が
長すぎるからと言って
魚を釣り上げたあと
血まみれの口から
針を引き抜く釣り人 ....
なにかになる
と願いながら、
まな板の上に
かみねんどが
しろく しろく
うずくまっていて。
なに者にも
なれないままに
ただ 干乾びていく。
....
一
セミの抜け殻が立ち上がり
自分を置き去りにした
主を探し始める
何も見えない目で
広がらない翼で
動かない足で
命が生まれ変わる度に
脱ぎ捨てられ ....
涙は手頃な宝石です
貴方のほっぺを飾ります
私の心を溶かします
嘘でもいいかと許せます
嗚咽が喉を焼きだしたら
抑え込むのは無理でしょう
風に押される野火のように
貴 ....
嘘を百回繰り返してみても
それは本当にはならない
醜い自分を
美しい言葉で飾ったところで
鏡に映る本質は変わらない
皮膚の下に埋まった弾丸を
取り出して ....
世界を変えたければ
自分を変えなくちゃならない
なんて面倒くさいんだ
そこには見方の問題がある
今夜
雨上がりの空を見上げる時
誰も同じ角度からは
....
はなもとあおさんのまーつんさんおすすめリスト
(6)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
生きろなんて、言えない
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まーつん
自由詩
22*
13-6-17
やわらかく
-
まーつん
自由詩
21*
13-6-14
夏の閃光、記憶の抜け殻
-
まーつん
自由詩
13*
13-5-18
悲しみは好きですか
-
まーつん
自由詩
17*
13-5-10
ナイフと、弾丸と
-
まーつん
自由詩
6*
13-5-4
ザ・真っ当な主張
-
まーつん
自由詩
8*
13-4-25
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