すべてのおすすめ
女の股に両の手を挟んで暖をとる冬 指遣い巧みなひとに抱かれては男など要らないことを知る 東京に透明な孤独あるものかされど孤独に色あるものか  .... 新しい
 ....
 .... エルメスとシャネルにコーチブルガリを買い占めたあと『うたつかい』読む タマネギを刻んであの日我慢した涙零れるキッチンに池 血潮、とノートに書いて貝殻のなかにたしかに海があったと

隣席のヘッドフォンから砂の音が聴き分けられる夏の江ノ電

ふたりで海を見たのは一度 いつまで、と互いに決められないままいた ....
オリオンがオリオンである星空を見上げた頃はまだ恋でした  赤羽のラブホテルを出た後で良いからお前に抱きしめてほしい

 ぼそぼそとしゃべるわりによく届くお前の声を聞きながら出す

 どうしようもない歌だ俺のどうしようもないちんこのことだ

 ....
僕は見た巨大な影がこの町を海の深くへ沈めているのを あの人が舐めるナイフの冷たさを頬で感じた(栗山千明)

実感がないというより年末の実感自体実在すんの?

泣き止めば殺さずにすむ恋心みどりの魚も赤く熟した

たましいになってしまえばたまし ....
お口からヘリウムガスが出てくるの フーセンガムでちょっとだけ浮くの 今朝君は
泣いてないって
しょうがない
涙にぬれた
別れを告げた
閉店までコンドーム売ってる棚の前でけわしい顔してるだけのバイト

謝るからリズムよくフィギュアの首を抜いたり挿したりするのやめてよ

第一回写メ撮られるまでカマキリの真似して街を練り歩くオフ
 ....
 妻と居て

 秋の日の午後3時に妻と居て今日は彼女がきれいに見える

 窓越しのゴーヤは枯れて涼しい日空気は清く部屋は静かな

 九月より妻は黒髪あきらめて白髪を抜かずともよしと言う
さびしさとタスクバーの片隅にひかる閃光全身で雨



名付け/ず/に//季節/を/過す////青春/////の/区/切り/を憂うこ/と/の/な/き/よ/う



カーテンやライトをすべ ....
錆びたチェーン 剥げた塗装と 積もる塵 空気の抜けた タイヤ、十年


伸びた腕 煉瓦色の肌 高い声 母のうでから 抜け出る十年


深くなる シワも記憶も愛もみな 未来だけが 淡 ....
ひとりきりだった昼には、髪を耳にかける仕草で、私は私である事を保つ。 賽を振る
見知らぬ土地で
星六つ
進め進めど
見知らぬ光景
ある程度
鈍器で殴り
放置する
立とうとしたり
寝たきりだったり
太陽がバターみたいに溶けてゆく
まどろむように夜を迎える

君が見た世界は僕と違ってて
うれしいような かなしいような

かさねると おもたくなるのは仕様です
背負ってゆくより  ....
ヤスデさん 溺死まぬがれ僕の家 来たはいいけど踏殺されて
ヤスデさん 優しい人に会えたなら もっと長生きできただろうに
ヤスデさん 広い世界の片隅で 僕に会ったが運の尽き哉
歌誌よみて見れば向こうの妻しんぶんの束をめくりておりぬ

図書館の向こうの青き林にも何かゆめ見るきょうのわれらよ

妻の死を悔やむ歌からよみとれるそのひとと夫人の関係など

愛の詩集を手に ....
あの頃わたしが持っていた
やさしい言葉の群れは
ぜんぶ捨てたよ。
肋骨のついた肉片食べる街あいさつないけど生きてる四肢。

死にたい生きていたくない言うなれば「おまえに説明してなんになる」

熱が出た横隔膜をつきさして引きぬいたら混ざってしまった






痙攣を ....
屋根裏に集めた傘をさす 息が飛行機雲のようにまぶしい ねころんでしまえばみんな楽なのに歩いてあるいてすこしかなしい



封筒の中はほのかに明るくてあなたが届いたとまちがえる



枯菊を握りつぶしてからだじゅうみずみずしいまでや ....
俯いて揺らめく朝日避けれども天井に星照らす髪留め
はるなさんの短歌おすすめリスト(123)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「肉の冬」- 宇野康平短歌213-12-3
指遣い- 佐野まこ短歌413-10-26
_- もっぷ短歌213-9-27
正しいセックスのしかた- TAT短歌3*13-8-18
HELLO_GOOD_MORNING_SUNSHINE_- TAT短歌3*13-7-28
花形新次の良さが分からない奴はまぁ二流だ- TAT短歌1*13-7-24
エルメスとシャネルにコーチブルガリを買い占めたあと『うたつか ...- 北大路京 ...短歌213-7-23
タマネギを刻んであの日我慢した涙零れるキッチンに池- 北大路京 ...短歌213-6-22
夏音〜KANON〜- Rin.短歌813-6-19
オリオンがオリオンである星空を見上げた頃はまだ恋でした- 北大路京 ...短歌413-4-24
どうしようもない歌だ- キッチン短歌213-3-5
夜が来る- 水瀬游短歌113-2-16
桃色の泡を吐き出す世界ではみどりの魚も赤く熟した- 木屋 亞 ...短歌3*13-2-11
ガム- 有無谷六 ...短歌312-12-13
別れ- 舞蛍等短歌112-11-12
空飛ぶ紐パン- 魚屋スイ ...短歌3*12-9-4
妻といて- 生田 稔短歌1012-9-4
ヘリウムガスと絶望と恋- 佐伯黒子短歌612-8-23
十年- やや短歌4*12-8-20
昼食- 山岸美香短歌112-8-6
_- 子役大好 ...短歌112-8-5
_- 子役大好 ...短歌112-8-5
金星- ゆうと短歌212-7-30
ヤスデさん- 只野亜峰短歌312-7-12
図書館- 生田 稔短歌512-7-9
箱の中の女の額の痣の青- 青土よし短歌612-3-24
本音をあかせ- 榊 慧短歌312-2-28
すべての傘をさします- 佐藤真夏短歌6*12-2-20
Isis- とろり短歌112-1-29
電車にて- 早川翼短歌1*12-1-22

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