すべてのおすすめ
君といないことを意識してください
会いたいのは今ですが
ずっと ずっと
会いたいと思っていてください
君がいないことを意識してください
素直なのは心ですが
ずっと ずっと
想っていて ....
両手を西日に浸して
口数の少なくなった放課後
机に伏せている丸い背中
窓の外
ゆらゆらと 日が暮れる
大学でて、いちねんかん
訳わからんかった
へやは本と服で山積み
かたづけるには
災厄、むしろ最悪だった
りれきしょをかけないので、父は
求人チラシをときどき見せた
どちらも同 ....
ごめんなさい
あなたは、
夕方になったのに、
まだシャッターを降ろしていなかったの
ですね
わたしのシャッターは
とっくに降りていて、
だから、
まだシャッターを
降ろし ....
自分を忘れるほど
君する夜
遠いのです
東京タワー
今夜も綺麗に咲いていますか?
僕は都会が怖いので
蟻をプツプツと潰しています
これ以上苦くならない為に
部屋が散らかっているので
....
冷蔵庫には蟹がある
九本足の蟹がある
あたしは今夜見ないふり
首の赤味を押さえます
もしか
あなたが欲しいのが
甲羅の色のランプなら
あたしは ....
軋む煌き
行き先を失くした
かりそめの駅の灯り
遠く流れ着く唄は
「人見知りのブルース」
ポツリ雨
繰り返す情熱の合間に降る
孤独より苦い必然の雨
雨は溢れ ....
僕と君が出会って付き合いだしてから
僕は楽しかった
公園のベンチでも
絶叫マシーンの順番待ちでも
なにか僕たちは話していた
君の笑顔はこぼれるようで
僕も心から笑っ ....
そらばかり
みあげてたら
すいこまれたり
おっこちたりして
ときどき
こわくなる
そらのあつさと
ぼくのうすさを
シーソーで
ぐいぐい
ぎったん
するする ....
逃げ水に憩う少年の亡霊
殺された理由を知っている
水中花に己をなぞらえるが
枯れた薔薇の木である自分の骨を知っている
折れた枝 千切れた花冠 あるがままに
磨れた肌 紛れた破 ....
こんなにもまっすぐ前が見えて
とにかく死にそうだ
街路樹の下に落ちた影が
決められてもいないのに
光を失う
道の先で
郵便配達夫が方向転換する
それ ....
あーあぁ…今日も夜更かしくん
あくびを抱えて仕事をこなして
いきます
あーあぁ…今日もお寝坊さん
起きなきゃいけない残りの5分が
戦いです
毎朝、毎晩
毎朝、毎晩
それ ....
やがて知らない街で ぼくらは旅に出たことを心底憎み 育つだろう
明かりの消えた街頭が時折点滅する 宇宙の言語だテレパシー
保全のために まったき保全のための遊歩を 遊歩するんだ
こぼした飲み物の ....
誰もいない 静かな森の中で
私は手紙を書き始めた
一行書くのに 三ヶ月ほどかかった
四行書き終えて 一年が過ぎた
足の先が 少し土に埋れていた
何とか四十行 書き上がった
木の椅子か ....
みずたまり かきだせ
泥みず かきだせ
ぼく 夜の雨は好きだけど
朝の
雨がやんでしまっているときの
みずたまり
あれ
嫌い。
落ち着いた雰囲気で
何も起きない限りなにもなくて
な ....
とぼとぼ歩く田舎の道
土の道見つめて ひとり 少女が 歩いていたら
何処からか 口笛が
陽気な歌が 聞こえるのです
ふっと顔を上げたら
自転車に乗ったおじさんが 口笛を吹きながら
通り過ぎ ....
僕が叫んだら
みんな笑った
君も笑っていたし
僕も笑った
口を大きく開けて
風をたくさん食べた
悲しみから逃げる方法を知っているんだ
僕は
アパートメントの窓から
君の住んでいた方に
見惚れている
君が
虹をつむぐ
優しい指の
君が
終わりを告げる
優しい眼の ....
いっぴきの魚が 泳いでいる
水 の表面から 雫が
、 、 点と とんで
ぼくからみて
左の方へ
流れていくすじは
無限の
きらめき
へと
息絶えていく
ぼくの意志 ....
県立病院前バス停で見知らぬ女性に声をかけられて
よくよく 顔をよくよく見てみれば
あの色黒で歯のやけに白かった娘じゃないか
こんなに色白でスマートになるならば
あの日の体育 ....
雨と雨のはざまに射抜かれ
さくさくと血は流れ出る
こんなにもうつろになってはじめて
流れ込むもののまぶしさに
いくつもの目を閉じることができる
光る灰は銀ではなく
....
口に押し込んで手でふさぐまま
そんなむちゃも呑み込んでみた
のどにかたく詰まったグルテン
を流し込むのはみどりのボトル
氷にたらす焼け石の水にライム
をふりかけた無敵の溶液ばかり
....
帰る場所はないくせに帰るわって私は言った
引き寄せてもらえるのを待っているのに
引き寄せられると急にイヤイヤ
ひとりでいるとふたりでいたい
ふたりでいるとひとりにもどる
ひとりでいると気 ....
痙攣している右手で
聞いたこともない山々や
見たこともない街並みを描く君
僕はくだらない登山家として描かれ
どんな街並みなのか見ることもなく
いつまでも登り続けている
だけど君の手が震えて ....
できることなら
明るいトコに取り出して
この想い 見て欲しい
言葉では
綴りきれない
曖昧な色あいを
できることなら
あなたの心で
解説 ....
世界は
もっと不思議なままでよかったのに
虹の七色
逃げ水
姿見
知ってしまった全てが
恨めしい
君よ
その背中を覆う漆黒は
僕の夜だ
初めに与えたのは君のほう ....
砂漠のニコニコ
僕の肩を叩く
右手にレモンを握って
僕の瞳を覗き込んだ
砂漠のニコニコ
ポーンと高くレモンを
空に放り投げた
レモンは太陽にぶつかって
数えきれないほど ....
人間というのは
誰も不幸を背負って生きている
そのなかで前向きに良い未来が来ること願って
自分なりに一生懸命生きていけば
きっときっと幸せと思える日が来ると思うから
....
彼氏がいるのに
何で僕に構うの?
君がいたから僕はここまで苦しんでるんだよ?
君が僕の苦しみを癒してくれるわけじゃないでしょ?
何で僕に構うの?
構わないで
いつまでも
と誓いをたてるにはあまりに幼すぎたのだ
姉は朝食の後片付けをしながら
思い出し笑いをする
覚えてもいない妹は
今年初めて夏服に袖をとおした
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