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イーダちゃん
62年目の朝が来ました

日本には あなたを苦しめた
原爆は 落ちていません

だけど この地球上で
戦争によってばらまかれた
放射能で 
殺され 傷つき ....
「それじゃあ作業に戻るから」
「うん」
「電話を切るね」
「うん。頑張ってね。」
「ありがとう。」
「おやすみ。」
「おやすみ。プツンッ…ツーツーツーツー」

僕は相手が電話を切るまで ....
阿久悠が死んだという話が
その日の俺には一番の大事件だったのだが
彼女にはそうでもなかったらしく
朝のコーヒーはインスタントだった
そういえば今日だけじゃなくて
毎日インスタントなのだがそれ ....
べれいれん…だなんて
あのひとが新聞に目を落としたまま
ひとりごとを言ったような

ヴァンヘイレンがどうしたのだなんて
おまぬけな返事をしてしまった
わたし

べ平連
ベトナムに平和 ....
 区画整理された綺麗なニュータウンの公園には滅多に人が寄り付かない。今も当たり前
のように公園は無人で、手入れだけは充分な植え込みのツツジが褪めた色の花をつけてい
る。雨が降っていて、辺りは青い薄 ....
男性は自らが余りにも単純過ぎたが為に
未知なるものを求めてきた
女性は自らそのものが未知であったが為に
自然に生きようと心掛けた
男性が見出してきた未知なるものは
最終的に女性に吸収されてき ....
私は輪廻を信じないのだけれど
ねえ、ジム、それともジムソン?
へびつかい座ホットラインなら
あたしは信じる
だからある日きっと
あなたからの連絡がくる、と
あたしは信じる
あなたが星から ....
直観の鋭い者達が五文字以内の言葉達を垂直に並べると
頭のいい奴等が散文調で「ウンチ食う?を述べ始める
勿論それを食う筈もないので、直観の鋭い者達は怒り狂って
五文字以内の言葉達を四文字以内に省略 ....
赤いザーメンが射精した時に出た
病院に行ったほうがいいんじゃない? と君は言った
構わない と答えた だが少し不安になった
再び射精した時も赤い精子が出た
少しずつ世界が変わってきているのね  ....
夏の真昼、それでも橋は
向こう岸へと道を渡していた
橋は境界を渡っていくという
意志の名前だ

それはいつも不器用な放物線で
あなたと わたしや
世界と そうでない世界と
あっちと こ ....
涼しき河原になびく草
佇み見上げて声かえる
たまや かじや と威勢が飛べば


ぽとりと落ちて線香花火
笑顔の子供がはしゃぐのよそに
おばば おじじ の憂い顔


隠れた月 ....
梅雨明けを待てずに
空は青に切り開かれて
ホウセンカの種が飛び散る

新しいサンダルが
小指を破って
滲んだ痛みは懐かしい夏

種の行方を見つめ
きみがいない、
そんなことをふと思 ....
あたしは起きると夜になっていて、
サメザイはいつも、
「おはよう。」
とは言わず、
「こんばんは。」
と言う。
それは皮肉ではないのだけれど、
あたしには ....
鼻先に突き出してやると
給食の匂いに
ひょいと頭だけを出す
小さくあくびをして
そこでは伸びも出来ないだろう
机の中の猫

小学生の夏、4年目の
算数の教科書を探そうと思ったら
手を ....


わたしの住む町にはトンネルがある
トンネルはぽっかり口を開いて
雨の日にも晴れの日にもただ
怠惰そうに横たわっている

トンネルってなんだか産道みたいだ
トンネルを通り抜けるとい ....
じっとりと雨に濡れた夜の草の匂いが外からする
窓は閉め切っているのに 雨も降っていないし 夜でもないのに 外に草むらがないのにだ


裸足で大都会を歩いて抜けて郊外に出ると風に新幹線に乗って ....
入道雲がいくらでも湧いて出てくる日に
大家さんから自転車をいただく
パンクくらいなら自分で直しちゃう人だ
これでパトロールが楽になるね 大家さんは微笑んで
ぼくは感謝のことばもない
さっ ....
何年ぶりだったろう
母のうでの中で眠っていた
幼いころに 暑がっては
アトピーの背中で いら立つわたしを
そうっと うちわで仰いで寝かせつける
記憶が 優しかった
起きたときに
とても
 ....
太陽から地球まで
宇宙天気は穏やかな状態が続いています

太陽風は次第に速度を下げ320km/秒の低速
磁場強度も2〜3nTと弱めです

昨日上昇していた太陽風の密度は
最大で10個/c ....
 


  ? 片口鰯、かく語りき


司会の片口鰯が
自分の頭をかじりながら
話をまとめようとするので
なかなかうまくいかなななないのだが

烏賊はいかんせん
自分の足をかじ ....
遠い山の稜線が
水墨画のように
かすんで

ゆるゆると
時間だけが
澱のようにたまっていく

さがしているものは
光りにはじける 青
とろりと熟した 赤

なげだされたキャンバ ....
 知ってることが全てじゃない
 あるいは歪んでみているのかも
 まっすぐ歩くつもりが
 それてしまうように
 傲慢さに気をつけよう

 限界なんて最初からない
 作るのは自分だ
  ....
世界の中心はマントルだという事実に
ぼくはすこしだけ救われたような気がする
目をこすって目ヤニを落とすと
朔ちゃんとの思いでもひとつずつ
オノマトペでも表せない音で
それはあたり前の日常のよ ....
あんなあんな、先生。
教えて欲しいねんけどな。

夜が怖いのって なんで?
 (一説には、夜は敵に襲われる危険性が高いという
  古い遺伝子レベルの刷り込みだそうです)

さよならが辛い ....
わたしは生まれて初めて牛をかっこいいと思った
君は赤い牛が真ん中でにらみをきかせた黒いTシャツを着ていた
いいだろ マイケル・ジョーダンがいるシカゴ・ブルズのだぜ
得意そうにTシャツを広げると  ....
君を連れていこう
この 干上げられてゆく都会の
最後の楽園へ
マンションに包囲されながら
奇跡のように生き残った
ちいさな田園のそばへ

君を連れていこう
この 干上げられてゆく都会の ....
           競歩のまねして
      ちゃちな市道をすりぬける
野末には瑞々しい水田がねそべっている
 くろはえにすなおな いとけない稲は
    衣擦れのそよぎこそないものの
 ....
はじまりは一本の大きな幹でした
その幹がどんなに大きくたって
みんなみんなその場所にいたから
誰かが声を発すれば
その声は確実な伝言ゲームで
紛うことなく誰かのもとに届けられました

や ....
朝霧の蒸発してゆく速さに
子供たちは
緑色の鼻先をあつめて
ただしい季節を嗅ぎわける


くったり眠っている
お父さんのバルブを
こっそりひらいて
空色を注入する
うん、うんとうな ....
手を引いて
歩く指先は、きっと
温かかったような
そんな気が
している
 
お母さん、と
間違えて呼んだ私の
頭を撫でては
大丈夫と
微笑んでいたから
 
 
髪を結う仕草の ....
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