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愛してよ愛してよ愛してよ中指だけでも良いから

華奢な手の中性的なあの人が男に変わる瞬間が好き

端正な横顔が好き整った髪型が好き全部壊して 

SEXを『性行為』と言うあの人がたまらな ....
さよならの時期を知らない振りをして私あなたを殺していたのね

もう二度と愛に傷付かないように私あなたと心中します

気移りをしたなら行って構わない影だけ私に残してください

味噌汁 ....
永遠の少女になるため三つ編みをきつく結んで貞操とする

今日君にあげた愛など明日には棄ててくれてもいいと思った

ライオンがアンドロイドに恋をして心臓抉って食べさせたっ ....
母さんの前でうまく笑えない



母さんは昔、私の頬を往復ビンタした

母さんは昔、私を木に縛り付けた

母さんは昔、私の手の甲に煙草の火を押し付けた

何度も

 ....
狐の嫁入りと言う言葉を聞いたのは中学生の頃


何故か白い狐の面を被った白無垢のお嫁さんを思い描いた


林の中をひっそりと進む行列が雨に濡れて哀しく思えた


何故狐の面な ....
小さい頃ボロボロの毛布をいつも持ち歩いていた

名前はぷーぷーちゃん、と言った

幼稚園に行く時もお出かけする時もいつも一緒だった

小学校に上がる時

「もうおかしいからね? ....
あの日空は群青色に染まっていた

空き缶を蹴ると仕度前の飲み屋の看板に当たった

僕は酔わない

胸の合鍵は冷めたままチャリッと鳴った

何処かへ行きたくて何処へも行けなくて今日も都バ ....
運命とはかくも恐ろしい偶然に過ぎない

あの日の笑顔は誰の為だったのか

流転する世界に一人取り残され

メビウスの輪にさえ入れずにいる

本当は赤いキャンディーが欲しかっただけ
今日私は一重瞼を二重に整形した。

もう何十年も一重であることにコンプレックスを持っていたから。
(大好きだった彼にフラれたから)
(これで世界が変わると信じていたから)

午後一時、手術 ....
壮佑さんの永乃ゆちさんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
性春時代- 永乃ゆち短歌5*13-10-26
殺人狂時代- 永乃ゆち短歌11*13-10-6
徒然愛歌- 永乃ゆち短歌5*13-8-12
母さん- 永乃ゆち自由詩8+*12-6-20
狐の嫁入り- 永乃ゆち自由詩8+*12-6-8
ぷーぷーちゃん- 永乃ゆち自由詩8+*12-6-4
都バス- 永乃ゆち自由詩6*12-5-13
運命とはかくも。- 永乃ゆち自由詩5*12-5-10
なりそこない。- 永乃ゆち自由詩5*12-5-9

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