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キタキツネの
ふわふわした
尾っぽのように
跳んでゆく白いキツネの
襟足のような北国の君の姿を
粉雪の舞 ....
冬の北海道は寒い・・
君の手は温かいよ・

「「あ、雪」」
って言おうとした

『あ』


口の中に雪


数えきれないほどの

全国に少しずつ降る


その一 ....
会社というのは、(まぁ)、ひとりでも出来るわけですが、

多くの会社はふたり以上、いる。いる。いる。

かいしゃ、かいしゃ、かいしゃっ、いや、かぞく、かぞく、かぞくっ、

、(まぁ)、ふた ....
僕らはそっと歌い出す
僕らが作ったその歌詞で月を見ながら独りごと
私はあの星取ってきてピアスにするの
そう呟いた妹はあははと笑って輝いた

海辺で私たちが散歩する
私たちの歩いた足跡で浜辺 ....
職場にとても変わった人が入社してきた。
出張者の手配をする仕事。
ひたすらJRや飛行機の発券をする仕事。

そして彼女は
聞いてもないことをよく言ってくる。

「わたし、電車が大好きなん ....
知らないよ!!!
ぼくはまだ無知で白くて真っ白で真っ白で
真っ白で真っ白でいつもお庭をぐるぐる
駆け回っているから

知らないよ!!!
大きい人はなんでも教えてくれるんだけど
ぼくには大 ....
家から
ずいぶん歩いたところに
金魚屋があった
知らなかった

金魚屋のおばさんは
15センチくらいの
お腹の大きな金魚を
ひょいと手のひらに乗せて
「こんなこともできるしさ」
な ....
もう出掛けなきゃならないってのに

まだ、おまえにすがりたい。

冷え切った体がおまえの温もりを求める。

こんなんじゃ駄目だって昨日も感じてたのに。

今日もまた、

お ....
良い人たちが国を造った
とりあえずの法律と
良い人たちだけの政府を造った
僕らはその人たちに
従えばそれでいい

悪い人たちは
殺してしまえばいい
良い人たちは口をそろえ ....
とらえようのない
いま この きもち

ふと なみだが こぼれて
あたたかさに おどろく
どこを あるいているのか
どこに あるいていきたいのか


いまは あなたを おもいだし ....
まみれてしまった
人知れず汚れていく生き様
心凍えてもう戻れないと
君は言うけれど
凍える世界にいればこそ
私たちの吐息は白く輝く
だから大丈夫
まだ君は
歩いてゆける
正月ぼけで出勤すると
コーヒーメーカーで淹れたコーヒー
汚い共用灰皿からこぼれる煙草
   不愉快だったり
コンピュータのご機嫌と上司の会議
会議中の上司への電話
俺には意味不明な伝言
 ....
僕がどん底で苦しんでいた時
ある友達が頑張れって言ってくれた
僕はありがとうと応えた
おかげで乗り越える事が出来た

別の友達が苦しんでいた時
僕は頑張れって言ってあげた
彼は余計なお世 ....
男は病気にかかっていた。

しかし、とっても幸せだ。
なによりも心が満たされている。

だって、家に帰ると大好きな人が待っていた。

だから仕事も辛いと思わないし、体も苦しいと思わ ....
年の瀬に電話をかけた
君の声が聞きたくて
何気ない会話
何気ない時間
それじゃと言う
電話の向こう
次に話すは誰の声
あるところに男と女がいて
であって 好きあって
子供ができて 家庭を持った

あるところにできた二人の家庭は
明るい家庭で
子供は二人
跳ねて 飛んで

子供の頃によ ....
はずしたあの日から

つけてなかった

やけ食いして
飲みまくって
ごろごろして

気づいたら
もう

はいりません
途中で止まる

だから思うのです


もう
あ ....
「心は繋がってる」なんて言われても
淋しさや 切なさや 胸の痛みは消えない

ホンマは あんたから逃げられへんように 繋がれてるんちゃうか?

逢いに来てくれない 触れてくれない 抱 ....
知らなかった
気づかなかった

低温火傷
してたってこと


気づかなかった
気づけなかった

あなたの心も
熱かったってこと


ずっと触っていたかった
一日を積み重ねていくと日々になる

日々を束ねていくと年月になる

年月を固めていくと人生になる

まずは一日がある
それで ええねん


そんなふうに やさしくしてくれたりな


そんなことでも ええねん


その気がないことだとか

そんなことは ええねん


むしろ 期待することが  ....
ニュースが 今日も流れている。

イヤになることばかりが流れこんでくる。

世界は どうして、そんなふうにまわっているんだろう。


また、 弱いものから つぶされていく。

 ....
石と罵声が飛び交うなか
彼女はそっとギロチン台へと足をかける
嵐のような時代を駆け抜け
今は不思議と心は静かだ

ふと
あるメロディが聞こえた気がした

幼い頃の
小さなモーツァルト ....
ここは田舎町だから
電車の中はいつもの様子
ポツンポツンと
どこに座れば良いのか
迷ってしまう
どうせ辿り着いてしまう

ガタンゴトン
揺れる
窓の外には
見慣れているという
さ ....
メモ帳のハジッコを食いちぎる足が
ある
過去帳の真ん中に指を突き立てて
先祖の位牌を燃やす
あれは
おれは
過去から来たのではないのだと
ググったら855件もでてきやがった
過 ....
綺麗な言葉なんて書けないけど
あたしがふと呟いた 小さな言葉たちを
拾い上げて共感してくれる

そんな人たちが この広い世界のどこかに
ぽろぽろと存在している

それってしあわせな事 ....
世界中の人たちが

みんなみんな仲が良かったら

パスポートなんて必要ないよね


僕は

君という国に永住したいんだけど



承認してくれるかい?


最近
妻が出来た
嫁を娶ったのではない
わたしは女であるから

正確にいえば
嫁の方から勝手に来たんである

或る夜のことだった
四百円を手にちゃらちゃらさせながら
 ....
いつの間にか知らない人が
座っていた
「どちらさまですか」
と言いながら
焼きたてのスコーンを差し出して
わたしも座った
誰でもいいのだ
もうすぐお湯が沸く
−ブッシュ大統領、9月11日のテレビ演説より抜粋−

今日、多くの市民と我々の生活そして自由そのものが、一連の計画的な、命を奪うテロ行為で攻撃にさらされた。数千の命が、邪悪で卑劣な行為 ....
うめバアさんの自由詩おすすめリスト(724)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
窓からみる- あおば自由詩8*07-1-19
・本日、口の中に雪・- はち自由詩607-1-18
不特定多数のしわよせ- 花丸ぺけ自由詩3*07-1-16
金魚が溺れ死んだ- プル式自由詩6*07-1-8
トーマス- ごまたれ自由詩69+*07-1-7
無知の知- 一絵自由詩407-1-6
金魚屋- チアーヌ自由詩1007-1-5
女々しい俺- カネコ□ ...自由詩5*07-1-5
良い人の国- なかがわ ...自由詩14*07-1-5
こころ_の_きょり- 玉兎自由詩307-1-5
白夜- アマル・ ...自由詩707-1-4
きょう仕事が始まった- 佐野みお自由詩507-1-4
レンタルショルダー- 1486 106自由詩9*07-1-2
『_思_い_』- しらいし ...自由詩607-1-1
糸電話- プル式自由詩3*07-1-1
あるところに- 水在らあ ...自由詩74+*06-12-19
・指輪・- はち自由詩606-12-11
繋がり- 北大路京 ...自由詩16*06-12-8
・低温火傷・- はち自由詩806-12-8
原材料は- 436自由詩2*06-12-7
せやねん- わら自由詩27*06-12-6
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マリー_アントワネット- ごまたれ自由詩15*06-11-24
車窓- 青山スイ自由詩6906-11-15
sayonara.com- あおば自由詩9*06-11-13
しあわせのかけら- 蒼依自由詩206-10-22
パスポート- ささやま ...自由詩7*06-10-22
妻の話- 吉田ぐん ...自由詩2706-10-6
お茶の時間- チアーヌ自由詩806-9-29
昨日、神様と少しだけ- いとう自由詩14*06-9-14

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