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あとひとつきもすればさくらがほころぶ
去年はきみと名もない小山をのぼった
ぐねぐねとした白っぽい坂道
わたしたちしかいない公園
つめたくなったマクドナルド
力のない紙袋か ....
真夜中
出張さきに着いて
部屋にはいる
FMにあわせると
モーツァルトが軽くながれた
4時間まえは
海をこえたところで
会合の司会をぐだぐだやっていた
....
オレが中二のとき生まれたおまえ
こうしていることを妻子が知ったら
いきなり難破船に乗らされるだろう
抱きしめるという行為とはいったい
戦争に引き裂かれた愛ではない
切 ....
親子であったり
夫婦であったり
友であったり
天使たちの遊戯
声のない
音のない
天使たちの遊戯
しびとになって
このよをのぞいていた
光 ....
二月の炎は
情念の
雨に濡れて
そこだけ白くさせていた
テールランプが
ひとを待つ
前かがみの傘が
きえてゆく
アスファルトから
春の香りがした
....
駐車して
夜を見上げる
月が割れている
夜の背中が割れている
おまえも見てるんか
もうすぐ総選挙やな
おまえと別れてから
二回目の総選挙やな
遠い声また聞けるな
駐車して
夜を見上 ....
ぼくらにはもう
がんばりシロがなかった
夜空にはにっこり月が
ぼくらにはぽっかり傷が
独裁者の頭のなかにある
理想の平和なんて
実現できやしない
正しいこ ....
モーツァルト奏でられるスナック
ママは上客を送りに下までおりていた
カウンターでは百合が匂っている
わたくしは聴いていた
花の匂いを
モーツァルトの調べを
宇宙 ....
冬は夜になるのがはやい
電気もないから寝るしかなかった
肉を食べると
肉といってもビーフジャーキーだったが
肉を食べるとからだがあったまった
トイレの水って
尋常じ ....
光を失う
こころで感じる
宇宙では皆さん
ひとりぼっちになって
つながっている
しあわせって
それを感じる
アンテナの数
光を失う
こころ ....
あしたから
わたくしは祈るのです
今夜から
わたくしは祈るのです
帰宅してすぐ
わたくしは祈るのです
帰宅してすぐ
今夜から
あしたから
わたくし ....
夕方から
タイ古式マッサージにゆくことを考えている
残業している社員たちに
オフィスグリコを奮発してあげる
いちにちを祈ろうと
なんどか試みたけれど
タイ古式マッサ ....
こどものしごとはなあ
勉強と
うちのお手伝いと
友達にやさしくすることやで
自転車のうしろの僕に
よくそう言っていた叔父は
定職につかず
まわりをいつも心配さ ....
兎の部分
なぜか水色
西の空に
祭りのあとの
白い月
粗雑なだけの
情事には
熱はなくて
確かめる事しかなくて
虚しい
いっぱい汁を出し ....
愛が理屈になってら
もっとじぶんのことしか考えない
ひとの時間を取り返しのつかない
そんなものにしよう
スーツのしたに隠した
暴力
大義名分
自然界のから ....
nonyaさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト
(285)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
さくら
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
09-2-22
人生の森
-
吉岡ペペ ...
自由詩
10
09-2-20
難破船
-
吉岡ペペ ...
自由詩
6
09-2-17
天使たちの遊戯
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
09-2-16
二月の炎
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
09-2-14
夜の背中
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
6
09-2-8
アメリカよ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
09-2-4
奇跡
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
09-2-1
震災ってこんなだった
-
吉岡ペペ ...
自由詩
6
09-1-30
光を失う
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
09-1-23
あしたから
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
09-1-20
俺達の夢
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
09-1-14
時は進む
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
09-1-14
水色の兎
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
09-1-13
愛が理屈
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
08-9-26
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