マシンガンにチョコレート詰めてぶっ放す発情都市への宣戦布告
マシンガンにチョコレート詰めてぶっ放す蜂の巣になる君が好きでした
マシンガンにチョコレート詰めてぶっ放すたやすく好きとかいうなばかもの
 ....
{引用=
コンビニエンスストア
レジにバイトのオバちゃん
ビターの板チョコ1枚だけ買おうとする若い男
店内、他に お客はいない


レジ:おにいちゃん、なんでチョコレート買うねんなぁ
 ....
きょーも
会社でA型のおんなにいじわるされた
A型のおんなはなんであんなにいじわるなんだろう
かげぐちばかり
根に持つし
あやまったじゃんかあたしは
反省してませんけどそりゃ

小学校 ....
この町は俺に冷たくなってきた
よりによってこんな時に
駅前のマイナーなコンビニも汚い本屋も潰れていた
どっちもやけにエロ本が充実していたのに
久しぶりにエロ本を買おうと思ったのに
彼女にフラ ....
静まれー 静まれ−!
俺はこの世の中に魔法をかけたい
水戸黄門のように悪を成敗したい
いや、水戸黄門ではダメだ
権力を傘に着て戦いたくはない 権力の方が悪っぽいし
大体俺が悪代官だったら 葵 ....
生まれ変わったら
あなたの家のそばの
電柱の脇
段ボール箱に捨てられた
白い雪のような猫になるの
あなたはすこし困ったような顔で
にゃあとなくあたしを拾い上げるわ

赤いプレゼント箱は ....
{引用=
いつまでも白でいたいと言ったから、代わりに黒でいようと思った。



熱にうかされて追いかけた影

幸せだったか思い出せない



金平糖を噛み砕く癖・紫煙を燻らせる仕 ....
星は星に座って
星を広げた
片手で星をすすりながら
遠くの星で、星たちが殺し合うのを知った
星の上に、ひとしずく星が流れた
空に散って 風に舞った
遠くなればなるほど
小さな星は小さ ....
 
話す声が小さくなっていく、朝
きみは一冊の
ノートになった

軽くなった身体をめくって
話の続きを書く
これからは大切なことも
大切、とは少し違うことも
こうしなければきみに届か ....
お兄ちゃんがまた
女の人に振られてしまったよ
かわいそうに
死んでしまいそうに落ち込んでるよ

幼いころから
おっちょこちょいな人だったよ
がまんしてればよいものを
いつもちょっとかた ....
間遠に灯るガス燈の火を
ひとつひとつ落としながら
どこまでも
迷い道をたどってきました

鳩色の街に
静かに降り積もる粉雪
きしきしと
水晶が発振する音が聞こえます

いつの日にか ....
使い古されたピアノが一台
早朝の小さな港から
出航する

ピアノの幅、奥行、高さ
しかもたないのに
言い訳をすることなく
ただ外海を目指していく

誰もが自分自身のことを語りたがる
 ....
おい、蛍の光
俺はお前が大っ嫌いだ
閉店間際のシャノアールで流れるお前はあまりにも脅迫的だ
穏やかなメロディの裏でお前は俺たち客に「とっとと帰れ」と急かしてるんだ
やさしい顔してやることが怖い ....
オープニング
どこまでも行く
つきあたりを右折
空港がある
  教師のAさん(仮称)は空港を黒板に板書していく
  重要なところは赤いチョークで
  重要だがそれより重要度の低いところは黄 ....
 
 
夜になると
鳥は空を飛ぶことを諦め
自らの隙間を飛ぶ

高い建物の立ち並ぶ様子が
都会、と呼ばれるように
鳥は鳥の言葉で
空を埋めていってしまう

知らないことは罪ではな ....
昨日哀しみを突き放し
今日の瞼は何も隔てない

地表を渡る細波を
裸足でなぞり
葉の無い枝のように
四方へと手指を広げている

数羽の鳥が羽を休める
屋根の上には
ソーダ色の空が
 ....
 
 
海賊が泣いていた
アスファルトの水たまりを見て
海を思い出していたのだろう

海の歌を歌ってほしいと言うので
何曲か歌った
関係ない歌もいくつかあったけれど
気づかれることは ....
薄着して
地下のパイプ椅子に座っています
怖すぎて
あのひとからの四日前のメールがひらけないマジで振られる五秒前なむさんだ

薄着して
横断歩道では冗談のように雪です
きっと風邪をひいて ....
 
長いものに
巻かれている
巻かれたまま
雨にうたれている
門柱に汚れた表札
無い
と思う

年末の大掃除の
音と匂いが
街を満たす
そんなに好きなら
大掃除だけしていれば ....
歯ブラシを持って
弟がどこまでも走っていく
小さいころから助走をつけないと
歯磨きのできない子だった
誰よりも美しい
世界で一番の助走だと思った
最近人の目を見て話ができるようになった ....
時計は空を飛んだ
時間のことなどすっかり忘れて

町工場の青い屋根と
遊園地の小さな乗り物と
チャペルへと向かう花嫁が見えた
風景はずっと続いているようだった

やがて良い感じのする原 ....
けっこうそれは近いのだ
もし呪いだとしたら
あまりにも空白であり
ところで私は充たされているのだ
あまりにも空白であり
公園の側の枯れた並木を通る
あまりにも空白であり
ところで私は充た ....
 
 
瞬きをすると虹が溢れてしまう目があるので
笑うと発音しないPを吐いてしまう口があるので
まだ誰にも褒められたことのない君が
冷蔵庫に自分の耳を並べている

僕は機関車と同じ匂いの ....
町から街へ
子供から大人へ

僕の小さな足が
大きな坂道を下る

池の周りを囲う家並み
そこら中で
夕食の匂いがして―

母さんも料理を始める
僕は父さんの為に
ビールのグラス ....
指専用のバス停に
思い思いの格好で指が並んでいる
やがて指専用のバスがくると
指たちは順番に乗り込んでいく
おそらく指にしか
行けないところがあるのだ
慰めが必要だったのは
本当は誰だっ ....
朝口の犬とのサンポ日課とし
夫征きてより一年過ぎし
薄い網戸の向こう
何かの割れる音がする
今日は朝から寂しいものが降っているから
話しかけるみたいに一日を生きたい

消えていくシャーペン工場で作られた最後の一本が
同じ価格で店頭に並ぶ ....
反省がたくさん出来る三面鏡


一駅を歩いた分がお小遣い


働いて石鹸汚し働いて


小春日や謝っておく手短に


配っても配っても煙突


冬銀河こたつの上にあるとい ....
かなしいふちに降る雪が、
しろくしろいねむりにつき
冷気をはりつめて
その肺にひびいている。
しぃん、とした熱が、
深淵から徐々にひろがり
焼けた声となって吐き出され
冬の空 ....
フィチカ、雨の国。

春には雨の花が咲き
夏にはきらめく雨がふる
秋には雨も紅葉し
冬には白い雨がふる

   (誰か)が「冷たかろう」と言い
   (誰か)が「寂しかろう」と言う
 ....
soft_machineさんのおすすめリスト(1853)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
チョコレイトマシンガン- しろいろ短歌16+*08-2-14
2月14日、前日のコンビニ- 北大路京 ...自由詩19*08-2-13
虹と紙ヒコーキ- ふぁんバ ...自由詩9*08-2-12
冷たい町- 新守山ダ ...自由詩308-2-9
水戸黄門- 新守山ダ ...自由詩408-2-7
あなたの猫になりたい- ふぁんバ ...自由詩7*08-2-6
名前をつけて保存*.txt- 士狼(銀)短歌11*08-2-6
星は星に座って- 氷水蒸流自由詩508-2-1
軽い身体- たもつ自由詩2108-1-28
お兄ちゃんへ- ふぁんバ ...自由詩9*08-1-24
光の骸(再々改訂版)- ダーザイ ...自由詩1708-1-22
沈黙- たもつ自由詩1908-1-16
蛍の光(PARENTAL_ADVISORY)- 新守山ダ ...自由詩708-1-12
オープニング- たもつ自由詩808-1-9
鳥の隙間- たもつ自由詩24*08-1-3
記号- 松本 涼自由詩1108-1-2
大晦日- たもつ自由詩1507-12-31
薄着して- ふぁんバ ...自由詩5*07-12-30
見送る- たもつ自由詩607-12-27
助走- たもつ自由詩907-12-23
準備- たもつ自由詩907-12-18
風塵- 石川和広自由詩8*07-12-18
機関車とくじら- たもつ自由詩1307-12-16
TOWN- Porter自由詩807-12-15
窓ガラス- たもつ自由詩1207-12-12
平成十九年十二月十日- むさこ短歌2*07-12-10
網戸- たもつ自由詩807-12-9
無題- しみまん川柳3*07-12-8
ゆきをんなとわたくし- こしごえ自由詩10*07-12-8
フィチカ- ルナク自由詩44*07-12-2

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