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雲ひとつない

真っ青な 空

広大だ、


仰いで
シャッターを切る。


現像すると


蒼い、 蒼い、

折り紙になった。
果てしない快晴の空
意識をずっと高く高く昇らせて

その先にある宇宙の広がりを
想ってごらん

無限のように広がる宇宙の
どこかに僕たちの帰る場所がある

未来も過去も
もしかした ....
 あなたの心のいろは

 なにいろですか

 かわいらしい桃いろですか

 さわやかな青いろですか

 情熱のある赤いろですか


 わたしにはまだ

 いろがありません ....
空と海とが
おなじ青だと思えるほどの
白い砂浜だった

波打ち際には
貝殻がおどっていて
それにあわせてはしゃいでいる
君がいた

スカートのすそを気にしながら
そ ....
私待ちきれなかったの
あの頃の情熱はもう私にはないけれど
あの頃のときめきは
今でも私の中に生きているわ

また私の好きな季節がやって来て
あなたと出会った頃を思い出したの

鮮やかな ....
伝えたいことを一気に打ち込んだら
何て書いてあるのか解らなくなった

変換キーを押すたびに
簡単なセリフが難しくなってゆく

それでも送信する

不思議と
何かを伝えた気になり
不 ....
金曜に夕暮れる、街の人波。 

白いステッキを手に 
太った盲目の女は、影を伸ばす。 
黄昏の凸凸道をたよりに 
まっすぐ駅の入口へ吸い込まれる、
後ろ姿 

目には見えな ....
ゴミ箱を作ったので
いらないものを捨てた
だけど、ゴミ箱はまだ満足していなかった
仕方がないので
最近、増えすぎて
持ちきれなくなった不安を捨てた
ゴミ箱は少し満足したようだった
その日 ....
小学生の頃、父と釣りに行った
昼過ぎから夕方まで
魚は一匹も釣れなかった

はら減ったべ?

タバコを吸いながら父は
僕にそう聞いた

きゅうにおなかが空いてきて
おもわず
 ....
ねぇ

あなたがいてくれたから

わたしこうして持ち直せたよ


あなたがいなかったらわたし

じぶんのいのち

食べちゃってたよ
かげろうのように
まなざしが彷徨う
冬のやわらぐ日差しのしたを
梅の木のみえる道をゆく
いくつかの季節のかどをまがり
いつのまにか
長い影が畦にのびる
ふりかえれば
遠く
畑のむこう ....
そばに
空を映す
手鏡の面

扉のない部屋の中で
人知れず
鳥になる

面の中を
千年の時の重みに耐える私が
飛び去って行く

誰もいない部屋の中で
温かな記憶が
私を探し ....
 季節はずれの大雪は
 なごり雪と呼ぶにはあまりに冷たい
 ミディアムボディのワインでは
 何一つ暖まらない一人部屋で
 一夜が過ぎた

 赤縁のめがねと
 灰色のマフラーで
 私を覆 ....
いつもより少し
上を向いて歩いたらば
いつもなら見えない
遠くの空が見えた

いつもより少し
胸をそらして歩いたらば
いつもは気が付かない
人の笑顔に気が付いた

いつもの道
い ....
風が吹いてるのではなく
人が吹いているのだ
居眠りしながら
遠いところまで吹いていくのだ

街に春が訪れたなら
それは誰かの夢のはじまりなのだ
気配を感じながら
やがて知らない街へ夢 ....
ゆきよ、つもれ




自分で自分を
追い込んでる
そんな気がした
雪の降った、日


さよならを、待ってるの?
追ってくる、影
掴まれた、腕


黒い感情


 ....
 カウ・ボーイがあたしに言った
 
 「忘れ物だよ」
 
 あたしは
 忘れたんじゃない

 わざと置いていったのだ

 もう
 いらないから

 「よかったら
  あげ ....
病室で寝ていると
コツコツと足音がする

それは
アイのサイン

病院にいる人たちは
みんなスリッパ

スタッフだって
スニーカー

革靴のあのひとの足音だけが
コツコツ響い ....
ノックをしてみる
と、きちんとノックが返ってくるので
僕は待ってる

春になって数回目の風が吹く
見上げる空の青さも
鳥の羽ばたきも
風にさらされている皮膚も
本当は多分
言葉でしか ....
神様がホームに立つと
いつのまにか
列車がやって来て
旅は始まる

次の駅は
あなたです
みずいろは
水の色なんかじゃない

水は透明だ

人が作りだすものは
透明なんかじゃない

だから
見えない気持ち
まぜこもう

ほら水色になった。
鳥の名前を覚えることから
始めようと思うの
と、その人は言った

たとえば、つばさを一瞬たたんで飛ぶ
あの鳥の名前を覚えたら
あの鳥はもう
見知らぬ鳥ではないでしょう?

さらりと雪 ....
もう離さない…確かに見えた淡く繋がる未来を


無理しないで 大丈夫貴方なら だからReset&Restart


笑顔、それは嘘だよ。まだ棘が刺さったままだ。


他人を想うあま ....
傾いた掘っ建て小屋に

青く空が映える

路地の裏


湿った日陰に

小さく咲いた花は

まるで俺みたいで


誰にも見つからないように

少しも目立たないように
 ....
石に花をそえる
草をなでる風がそれを愛でる
遠い記憶

時が冷える
夢はとうに凍えている
窓に朝の光

手の平で顔をおおう
指の隙間から溢れてくる光
生きよう。
みかんの皮をむくと
いくつかのいのちが並んでいる
土にまけば
また
みかんといういのちが
生まれていたにちがいない

くやしがっているだろうか
人の手が汚いと
叫んでいるだろうか
 ....
蒼い影を映して続く冬の森には
透き通った何かが隠れている
凛と張りつめた空気の中で
何かが動き始めている
それは凍りついた木々の向こうに
広がるはるかな世界
白いやさしい{ルビ時間=とき} ....
今日も{ルビ賑=にぎ}やかな 
職場の仲間は 
跡形も無く姿を消した 
残業の時刻 

静まり返った部屋で 
ぱらぱら 
書類の{ルビ頁=ページ}を{ルビ捲=めく}りつつ 
手にした判 ....
それからあなたは
セブンスターに火をつけて
煙を吐き

蚊取り線香みたいだ
と思った
私は
かぼそく
悲しい
と言って泣いた
お茶が入りましたよ

せんべいでも食うか

雪降り始めましたねえ

あったかいお茶はいいのう

こたつでみかんでも食べますか

雪が綺麗じゃ

もう少しこうしていますか

 ....
信天翁さんの自由詩おすすめリスト(723)
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