すべてのおすすめ
あなたが今夜あの子に目をつけてることは
すぐにわかるよ
わたしの前でも堂々とやるんだね
それとも気がつかないとでも思ってるのかな
まぁどちらでもいいや
そうかあの子ですか
顔も学歴も体型も ....
 なかなか踏み出せないでいる

 突っ立っているだけじゃ進めないことは
 分かってる

       だけど

 上手くいかないかもしれない、不安でたまらない
 ― 横切るマイナス、現 ....
 
 聖地の方角へ向けて祈る
 巡礼者のような面持ちで
 私は此処に立っていた
 星たちの第五待合室


 そこにある伝言板に
 私が一行書き加えると
 誰かが四行詩で返信する
  ....
手を合わせて下さい
いただきます


お前なあ
食べるの遅すぎやで
普通なあ
先輩より先に食べ初めて
先に食べ終わるもんやぞ
猫舌とか言うてもなあ
現場じゃあ
通用せえへんぞ
 ....
あの人は頭にツノがありました
ある日
頭にツノがあって大変ですね
と言うと
あなたはツノがなくて大変ですね
そう答えました
あれを初恋と呼んでいいものか
今でも戸惑います
ただ、あ ....
君が欲しい
君が好き

君のションベンが飲みたい
君のウンコが食べたい
君の全身にキスマークをつけたい
君を抱きしめたい
君に甘えたい

君のことを考えると胸がいたい

君が欲し ....
14歳の冬
生理が1ヶ月近く
止まらなかったことがあった
わたしは学校で倒れ
保健室に運ばれた
どうしたのと先生に
やさしく聞かれても
上手く話せない
自分でもわからない
母親に病院 ....
嗚呼
こうやって、河原でのんびりと
コンビニライスもエエネ

うん、照れるわ
顔を見るの、結構恥ずかしいんやから

ああん、もう!

何か、素でうれしいわ
おれ、シャイな人間やから ....
いつまでも
笑っていて下さい
たとえ離れていても
同じ空の下ですから
お前が好きだ
どこにでもいる女だって思ってた
悔しいけど違った
お前の魔法にかかっちまった
お前のことが頭から離れねえ
何とかしてくれ
お前に電話したくてしょうがねえんだよ
どうにもなら ....
皮膚のすぐ下は清冽
流れゆく血が私を
結びつけているのだ
家と人と肉と そして
全ての生きているものたちと


血によって私は
辿り直されることを許す
血によって私は
絶えず内 ....
船の停泊しない
図書室には
匂いがない

ブラインドの隙間から
斜陽
カウンターに落ちた
向こうで
司書が背中の羽を
二度動かす

白い付箋のはられた
いくつかの椅子は ....
そうね 私間違ってた  メール見ろよってさぁ 考忘
プライドも思想も簡単  初めから電話をかけろ えれ
超簡単に排気できるわ  あ いや やっぱいい ろろ
自分凡人 タンカンよ  独りぼっちにし ....
質の中に量があり
落下の中に流れがある
無数にまとまる一つ
雨と呼ばれるものの名
儀式のように繰り返され
思い出された最初の音
絶えず動きながら
点在する光を導き
生かしてゆく雨の ....
シャワーを浴び
体をすみずみまで洗って
髪をつやつやにブローし
化粧水
美容液
下地
コンシーラー
ファンデーション
粉白粉
ここまでがベース
眉を書き
アイシャドウを入れ
ア ....
 
歌と踊り
    
                失った恋人に



歌と踊り1



それはむかしの
それはお ....
一度切りの湾曲をとうに終え
錆び果てたガードレールは死んだように安堵している
その影に紛れた舗道の一部は黒々と陥没し消滅している


その上空を傷付ける有刺鉄線、私ではな ....
泣いているこどもは
湯気が立っていて
かわいい匂いがする

抱き締めて
頭に鼻をくっつけて
くんくん嗅ぐよ

産まれたてのときは
わたしの内臓の匂いがした

今も少し
する
 ....
 
 たった一言交わして
 すれ違うだけの人にも
 私を憶えていてほしい
 それは贅沢なことだろうか


 食卓や墓地や廃屋にさえ
 いつも人の面影があった
 私の生まれは人だから
 ....
パパの鞄抱えて憧れてた
格好良いパパみたいになりたいな

ママのサンダル履いて夢見てた
優しいママみたいになりたいな

父上
無視を決め込まないでよ…
母上
何で子供に気遣ってるの? ....
暗くなるまえにはかえってきます
さがさないでください
            ひふみ

電話のとなりのちいさな紙片にしるし
やわらかな革のサンダルをはいて
砂利をふんだ
わたしはこれから ....
ゆうぐれが
ひとつずつ死んでいく

さよなら、それでも
また明日
会えるといい。

なんども手をふる
彼は
東ばかりを見る



橙の
奥 ふかく
つめたく 
や ....
いつもそこに
置き去りにされているものがある
薄い皮膜が複雑に重なり増殖して
蛍光灯の白い光りを乱反射させている
そのプリズムに照らされて
痙攣を繰り返す白い体
それが私の感情だろうか
 ....
倉吉病院にきちがいを連れて行くと5000円もらえる
倉吉病院の裏山には隔離施設と秘密の沼と竹林があって山を越えると
東伯郡になって梨園に出て夏になるとおいしく食べられる
竹林の奥の井戸のトタン板 ....
夜に
夜光虫の海で泳いだことがあります

そのとき
月が出ていたのかどうか

  指先を
  差し入れた瞬間にセントエルモの火

  揺さぶってみた
  舫い綱に冷たい篝り火

 ....
 
わたしの家の近くに加茂川という名の川がある
川べりはきれいな遊歩道になっていて
朝はきもちのいいミルク色のもやがかかる
わたしと子供はその中を自転車ではしっていくのがすきだ
わたしは愛車 ....
秋葉原の中央通りをデブ爆走!
秋葉原の中央通りをデブ爆走!
肩には一眼レフ!
首が伸びたTシャツ!
胸には何かのでかいロゴ!
アイツはスイカップ!
やたらパンパンのバッグ!
そして手には ....
柔らかい絹のような髪
風に遊ばせて 君が笑う
まだうっすらと 幼さをまとった
伸びやかな脚を
揺らしながら

少しかどのある硬そうな膝小僧
二つ並べて 君が笑う
若草のそよぐ野原を ....
深く広い穴を掘ったけど
埋めるものがないことに気付いて
自分が横たわった
気付くと夫が隣に寝ていた
空が少し高く感じた


深く広い穴を掘ったけど
埋めるものがないことに気付いて
 ....
ぼくの 内側には
ふたつのいろをした 
無数のコトバが はりついていて
ぼくは それを通して 
世界を みている
 
 ぼくのお弁当のスウプをみんなわらった
 カバンをぬらし ....
ヤギさんの自由詩おすすめリスト(682)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
忘年会- チアーヌ自由詩504-11-26
一歩- 智之自由詩204-11-26
待合室にて_(2004.11.22)- 和泉 輪自由詩1804-11-23
大人の給食- ねなぎ自由詩304-11-23
童話(初恋)- たもつ自由詩42*04-11-17
盲目- 蒼空と緑自由詩204-11-17
子宮の大きさ- チアーヌ自由詩5104-11-15
ソー・ヤング- くれいじ ...自由詩104-11-14
この空の下- 春日野佐 ...自由詩304-11-11
女心の裏の裏- 不老産兄 ...自由詩304-11-7
血_(2004.10.29)- 和泉 輪自由詩1904-10-29
図書室- たもつ自由詩3704-10-21
駄目な人達- リヅ自由詩3*04-10-16
返詩_雨_(2004.10.12)- 和泉 輪自由詩1404-10-14
フルメイク- チアーヌ自由詩504-10-9
歌と踊り- 渡邉建志自由詩7*04-10-9
あるカーブで- A道化自由詩3204-10-8
かわいい匂い- チアーヌ自由詩7204-10-4
人_(2004.9.25)- 和泉 輪自由詩2904-9-25
回想- HEDWIG自由詩2*04-9-24
おきてがみ- 竹節一二 ...自由詩404-9-12
土の匂いを噛む- 自由詩13*04-9-10
白い感情- 加藤小判自由詩504-9-10
光線- 馬野ミキ自由詩29*04-9-9
夜光虫夜想曲- 小池房枝自由詩8*04-9-4
川縁の風- 渡邉建志自由詩7*04-8-30
デブ爆走- マスイジ ...自由詩14*04-8-28
_少女- さち自由詩4*04-8-20
穴の唄_(2)- 桜 葉一自由詩404-8-18
ボトル・ランゲージ- 汐見ハル自由詩8*04-8-17

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