古いビル壊され何もない空地子供心は公園望む

古い地区何処の街にも存在し歴史伝える資料館ある

鳥の声聞いてすんなり目が覚めた日曜の朝自由を開く

有害なもの何一つない田舎ただ純粋な心に変 ....
病だれの貴様の苦渋に満ちた顔を
幾分かの罵りと叫び声の木霊する彼方へ押し付け
やんごとなき事情に濡れそぼったフリをする

破れかぶれな心情と堪らない愛撫の誘惑に負け
しどろもどろな自分をカノ ....
机の上に延びる
湯呑みの影が
お地蔵さんの姿に視える、夜

――もしや

目に映る風景の
あちらこちらに宿る
心というものか
気が遠くなる
丸い三角や四角が浮かぶ
この静けさに包まれ
気が遠くなるよ
やがて深く沈んでいくんだ
この静けさに呑み込まれ

静けさの
深淵が奏でる
 全て諦めたとき
静けさが
 ....
{引用=あなたにとってはつまらないものでも
わたしにとっては宝物なのよ}
きるからころから
 きるからころころ

キラキラした音が耳の夜に
温かい雨のように
降りしきってくるのを幾らでも 溢れるまで
宝石箱にしまおう

こぎん糸を 祖母とほどいて巻きなおした ....
あなたが深く絶望するとき
世界は絶望するけれど
その世界はぼくの世界とは違うのだけれど
そのことでごめんなさいと思うのは
あなたの絶望の世界のなんだろう
ぼくは
まあこんな人間でやってきた ....
そのキャッチコピーをナイスキャッチした


名前より前からお前さんがいる


アニメオリジナルの髪色と口癖


たとえ忘れても亡くならない心


あの人の小説みたいに降った ....
目を瞑ると
さっと広がる
闇のなか
光の気の熱の子が
くらげのように
浮遊する
泡立つ
暗い意識のなか
触手を伸ばしたり
縮めたり
反発したり
共鳴したり
それは忙しい
流動 ....
水面から飛んでいったよ
白鳥一羽
連れはいなくて

さみしさを推進力に
二度ない羽ばたき
空に刻み

一、ニ、三の
呼びかけもなく
その日になったら
後悔もなく

そんな姿を ....
いったいどこに連れてかれるのか
路地という路地
通り続けて何時間
今までになかったことが
起こっているのは確か

とにかく一人では
起きなかった事件
それでも自分の意思が
なかったら ....
日がな一日
謎は謎として取り残され
私は五感の縛りに沈む
思いは鬼火のように揺れ動き
逃れる的を掠めていく
現象する本質を
律動する思考を
掴みかけては取り逃し
夢の底で溺れている
 ....
人が消えて世界が残った

主人が消えてペットが残った

生徒が消えて消しゴムが残った

教師が消えてチョークが残った

バイトが消えて履歴書が残った

店長が消えてマニュアルが残っ ....
暗くなる写真 笑顔のまま揺れた


きみが鳴らしたその一音のことを想う


空が青くてあなたが笑っている


忘れても この目を閉じても残る風
デートの時に
よく行く喫茶店がある
両親も若い頃来ていたらしい

コーヒーが一番人気で美味しい
いつもホットコーヒーを頼む

如何にも喫茶店という感じの外観
コーヒーの香りが染みついた ....
{引用=響きわたる
主語
空砲

フレーズは
野兎となり
雪原を転げてゆく

ナナカマド
直喩への赤い奉仕

雪駄の声に
あごを引く文節

風と橇
イタリック体

お ....
君が生きて、
僕と出会って、
お前が生まれた。

そこに
運命とか、
宿命とか、
必定とか、
そういうものが、
あったにせよ、
なかったにせよ。

君が生きていて、
僕が君と ....
瓦解する、わたしの履歴が
夜の犬たちに喰われていく

まっさらな夜明けを望んだ
傷だらけの朝に、残った両目で空をみて
なくなった口で

あいしてる、と何度もなんども


空想の愛を ....
 
朝吹亮二  慶応義塾大学教授
天沢退二郎  明治学院大学教授
鮎川信夫  英米文学翻訳家
荒川洋治  愛知淑徳大学教授、紫陽社経営者
安西均  朝日新聞社勤務
安東次男  高等学校教諭 ....
段々自分、
ひとりきりの自分を思い出している
昔からいつもノートを持ち歩いているので
「何を書くんだ」とよく父に怒られた
詩を書くとは言わなかった

ペンのインクが減っていきます
インク ....
本気になれない自分がいる
今風に表現するならマジになれない自分がいた

的が外れてしまうかも知れないけど
たとえば
逃げ場のないところに追い詰められても
自らの拳を振り上げて闘えない腰抜け ....
いつもよりも暖かい
元旦の寒いイメージとは違い
過ごしやすかった

親戚が集まって賑やかになる
お節料理を食べながら会話

愚痴のようなこと
全く話すことはなく
新年に相応しい内容ば ....
星屑も、パン屑も、人間の屑である僕も、みんな、いつかは許されて。
屑としての命、その日がくれば白粉となり、神の一吹きで翔んでゆく。
この薄い感覚を泳いでいくのには
もう飽きた。
条件反射的に僕を、
ありきたりな人間にあてはめていく虚しさ。
未来が見えちゃうって悲しい。
劇的な変化なんて計算に入れずに
ずっともやもやして ....
曇り曇りでときどき晴れるブラシで触る表面(おもてづら) おしゃべりな猫と
沢山の言葉を持っている猫は違うみたいだ

沢山の言葉を持っている猫のなかには
的確なことばを伝え得る猫もいるとおもう

時宜にそって言葉をつかいこなせる
たぶん詩猫って ....
雨が降り風も強くて肌寒い秋のトンネル意外と短い

あの海に行った記憶は鮮明で君と初めてドライブした日

街を越え田舎を越えてまた街へ国道の果て目的の場所

梨が好き林檎も好きと彼は言う実家 ....
みなさんが癒されるようなツイートを してゆきてぇなぁ してゆきてえぇなぁ



いいね欄が動物画像ばかりの人には好感を持っちゃうんだよな



「尊い」と口にするみんなのことが尊いなっ ....
{引用=星々のように
ばらまかれた{ルビ言珠=ことだま}よ

おまえが
浮力を得た意味ならば
水底に沈む摩天楼は
凝固した
アニミズム

ひらがなの手は
さながら{ルビ薇=ぜんまい ....
新年の夜が深まり
姿を持たぬ思考たち
五感の縛りから解き放たれ
星空の下で踊り出す
遠い過去へと遡行する
魂の営みの始まりだ
透明な窓辺で落ち合って
僕ら、それぞれの旅に出よう
肉を携 ....
りゅうさんさんのおすすめリスト(1905)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
日曜の朝- 夏川ゆう短歌221-1-26
美女と野獣- 二宮和樹自由詩121-1-25
ひと影- 服部 剛自由詩821-1-24
後もう少し- ひだかた ...自由詩821-1-24
おまもり- 津煙保存自由詩4*21-1-24
星を縫うひと- 田中修子自由詩1121-1-22
水は流れるところへ流れる- 道草次郎自由詩7*21-1-20
オリジナル- 水宮うみ川柳4*21-1-19
幻視くらげ- ひだかた ...自由詩7*21-1-18
はなれなれて- トビラ自由詩3*21-1-17
逃避行7- 木葉 揺自由詩4*21-1-17
独白- ひだかた ...自由詩821-1-16
人が消えて- 福原冠自由詩221-1-16
浅瀬に残った- 水宮うみ川柳3*21-1-16
ホットコーヒー- 夏川ゆう自由詩221-1-16
氷海と成語- 道草次郎自由詩3*21-1-12
あったにせよ、なかったにせよ- 浮蜘蛛自由詩221-1-11
孤独の成り立ち- 瑠王自由詩421-1-11
詩人達の就労、及び副業- 墨晶散文(批評 ...3*21-1-10
ノート- 由比良 ...自由詩221-1-10
敗北者とか負け犬とか- こたきひ ...短歌721-1-10
新しい年を迎えて- 夏川ゆう自由詩321-1-9
- クーヘン自由詩3*21-1-8
これから- 由比良 ...自由詩221-1-6
水垢落として(都々逸)- 足立らど ...伝統定型各 ...221-1-5
詩猫- 梅昆布茶自由詩9*21-1-5
国道- 夏川ゆう短歌421-1-5
ツイッたんか- 水宮うみ短歌5*21-1-4
言の雫- 道草次郎自由詩2*21-1-3
新年に- ひだかた ...自由詩8*21-1-2

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