授けたのだ
俺の全てを授け
君は成功した
そして俺は全てを奪われ
抜け殻になった
俺はどうやら
君に心まで授けていたらしい

君はそっと離れていった
さざ波を立てずに ....
ずっと悩んでいたんだ
懊悩、抑制、嘔吐、覚醒
を繰り返して日々生活していたんだ
でも今さら気付いた
俺は答えをずっと知っていたんだ

「出会えて良かった
ずっと確信が持てなか ....
俺が愛したその女は
くすんだ赤のワンピースに
茶色に染めたロングのウェーブヘアーに
高級な黒のブーツを履いていた
俺が先に愛想をつかすと言い張ったその女はいったんだ

「今の方が楽だし、楽 ....
リップスティックを欲しがってる
乾いた唇を補いたいんだろ
ペットを欲しがっている
あの憂い無い愛にやられてちまったんだろ

俺のせいじゃない
こんなの俺のせいじゃない
俺たち ....
産まれた日の自分からすリ抜けようとしたんだ
そして向こう側へ適応しようとしたんだ
ネイキッドな美しさに
そのつど足して大きく膨らましてゆく
それでいいんだと思っていた
それが正しい ....
傷付かぬよう
育んだ罪は未だに蝕んで
お前は変質してしまった
そして更に気づかないうちに
on and on

もう誰もいない部屋で
飲み残した缶ビールが発酵して
芳醇と ....
どんな装いだったか
お前が愛し盲目にまでさせた安定性が
うなだれて堕落した時に
絶望視した目の死体を
担架に載せて運んでいる様を
コメディにしようと必死で繕っていたっけ

お ....
こんな季節があるとは
もう何年も感じていなかった
少し汗ばむような
その汗をさらりとぬぐう風が
そっと優しく流れていて
お日様太陽

今日はゴムの木に水をやって
お外に出 ....
人を纏った邪悪な魂
俺は詠う 嫌われる詩を
毛嫌いされ 足蹴にされ
端に寄せられ 掃き溜めに追いやられる

もうすでに一張羅はボロ衣装
立っているのがようやくで
あいつ等は考 ....
恐怖を盾に
今日も前進するのだ
前線を1ミリでも詰めろ

思考の渦に飛び込み
深く沈んでいく
酷い眩暈に襲われても
酷い吐き気に見舞われても
消して後退りはするな
お ....
自分のことサイコーとか思ってんだろ
悪くは無い意外とCoolとか思ってんだろ
お前が全てを放り出してデカイ事言った時さ
あの時のお前の話さ

分かってんのか?
日本人の3人に2人 ....
思い込んだいたものが
こうも裏切られると
破壊したくなる
憤りなんて感じちゃいない

裏切り
背徳
まだ諦めちゃいない
何故生きる
怖いからか?
楽しいからか?  ....
時々生きている事を

忘れてしまっている様な気がするんだ


来るぞ死がやってくるぞ

避けるんだ回避するんだ

そんな事もう忘れてしまったんだ


その代わりに蝕む ....
狂喜の宴に正視して

そして意味も無く目を瞑るのでしょう

無鉄砲な丸腰で

死地に赴くのでしょう

この私を生に縛り付けているものは何ですか?

星は綺麗で波は永遠で僕 ....
各々の孤独と
忍び寄る不安を
周りから自分からさえも
気づかれてはならない様
無自覚な様
皆隠している

プラスチックが腐食し
輝きを失うそんなスピードで
目は緑青で ....
躍動の風が
生い茂る森を抜け
黄金色の穂をそっと揺らして
この海に波を起こして
この帆まで届くなら
そっと優しく受け止めて
時の航海を始めようじゃないか!

でも届かない ....
動物園にしろ刑務所にしろ奴隷にしろ北朝鮮にしろ
囲われているモノを見ると
それなぜだか酷く自分のような気がして
辛くなってしまう
自分の居るべき場所ははっきりと分かってるんだ

 ....
軍鼓とラッパのリズム乗せて
列を成してパレードするかのように
顔の角度は45度
上にも横にも45度
ライフル掲げて磨き上げられた靴履いて
ビシッとキメて誇らしげ
それは言われた ....
糞餓鬼どもを引き連れて生きる糧を確保しろ
海は時化へと変化する
でもいつかまた凪がやってくるんだ

そいつはその、なんだ?
安っぽい流行歌に乗っかって
ロデオボーイの様に腰を振っ ....
俺とお前の間には鉄格子がある
お前が築いた鉄格子がある
いったいどちらが囲われてるかって考えた事あるか?
俺に子供がいたら鉄格子を指して俺は言うね
あいつの目は消して覗き込んじゃいけな ....
適当な事言って
軽はずみな事しやがる
そろそろ常軌を逸してきたようだ
もう誰が味方なのか分からない
奴らはばれないようにトラップを仕掛けるらしい

俺はチューニングの合っていない ....
お前は規範を学び
人生を当たり障り無く費やして
誰かが諸手をあげて叫べば
お前も諸手を上げて叫ぶんだろう
それでもお前はアイデンティティを主張するが
社会が腐敗し堕落し大量の血が流 ....
お前は撃ち殺しても死にやしない
額に開いた穴を指差し
首をゆっくりと振りながら
笑うのだ

そしてお前は俺に喰らいつき
血を啜る
お前のせいで俺は冷血になり
愛情も糞も忘 ....
いつもと変わりなく
この広すぎる部屋を占拠し
このベッドを占領している
私はそんなに大それた男ではない
戦利品も与えられた物も大した事は無いけれど
それでも誰かと分かち合いたい
 ....
信頼は崩れた
愛情は幻想だった
意思は揺らいでいる
熱意は冷めた
己がおぞましく感じる
汚く感じる
今なら自分に
切れ味の良いナイフを突き立てるより
ノコギリで斬りつけ ....
誰かが悪者にならなければ
悪役を演じきらなければ
上手く回っていかない歯車だってあるはず
悪役と言うヒーローにしか成し得ない
荒療治がこの世には山ほどあるはず

欺瞞が蔓延して  ....
語りたくない

桜の花びらが風と駆け落ちしてしまった

次は地面と一緒になり

その次は川と一緒に何処かへ行ってしまった


でも

その生命の単純さが

ミトコン ....
強欲をまるで成功の王冠の様に被り
嫉視と言う玉座に座り
どう諂いどう虐げるか算段をする
全ての益を己の物にしようと躍起になる
全てを支配し自益をもたらそうと細く笑む

大黒柱の様 ....
機械でさえ泣き笑う
ハイテク先進し心の豊かさ後進するこの世

この太陽系の
青い星に産まれて
月の模様が兎に見える
島国で育って
アスファルトジャングルの
この街で生きて ....
日に日に増して行く
捨てたと思ったのに
そこにあったのだ

日に日に増して行く
何かが見えたのに
間違いだったのだ

どうにかしたい
どうしようもない
こんなことで ....
maynard(162)
タイトル カテゴリ Point 日付
maggot自由詩1*07/5/13 15:51
poison double自由詩0*07/5/12 15:49
bye-bye自由詩1*07/5/11 4:37
duck ville自由詩307/5/9 3:31
ハロゲン自由詩107/5/8 1:36
on and on自由詩007/5/7 1:34
Robbie自由詩207/5/1 10:09
太陽春日和自由詩007/4/29 23:23
crap自由詩307/4/28 23:01
前進せよ自由詩007/4/27 17:32
Message to自由詩107/4/25 20:59
ブギーマンの言葉自由詩007/4/24 20:02
Rape Teen Spirit自由詩207/4/23 2:57
Untitled自由詩007/4/22 0:21
あっけらかんと自由詩007/4/18 0:37
帆がたなびくなら自由詩207/4/17 0:33
Only自由詩107/4/16 0:31
パレード自由詩007/4/15 0:20
貨物船自由詩007/4/14 0:16
err[嗚呼]自由詩007/4/13 0:15
馳せれば自由詩307/4/12 0:13
Happiness theory自由詩307/4/10 23:18
a bloodsucker自由詩007/4/9 23:16
溜息が眠るまで自由詩007/4/8 23:06
欺瞞に満ちた自由詩007/4/7 22:39
インキュバス自由詩007/4/6 22:32
葉桜自由詩007/4/5 22:11
Parsifall自由詩007/4/4 20:18
砂漠と瓦礫の日までに自由詩107/4/3 20:08
Untitled自由詩107/4/2 19:43

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