on and on
maynard

傷付かぬよう
育んだ罪は未だに蝕んで
お前は変質してしまった
そして更に気づかないうちに
on and on

もう誰もいない部屋で
飲み残した缶ビールが発酵して
芳醇とは言いがたい異臭を放つ時
自分の変質にも気づかされる
飛び掛るネガティブを払いのけ
跳び付いた幻は
きっと狂気を孕んでいて
俺を変質させようと蝕んでくる
on and on

まるでローマ帝国
ローマ帝国末期なんだ
売春婦の装いで
売春宿のネオンで
そろそろ何かが起こる
助けてくれ
もういい加減何かが起こる
on and on


自由詩 on and on Copyright maynard 2007-05-07 01:34:33
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