生まれた日に
燈る一本の蝋燭
その儚きこと

あの風前の灯になった日
時が経ち色あせて
病んだ夜に
誰もいない
零時過ぎの鬱病

膝を抱えて
笑う背に
忍び ....
意思の無いものが襲い掛かってくる
それを構築しているのは弱さ
しかし創造し創っているのは
薄っぺらい本を百科事典に変えようとしている家畜
どっちも悪気無く俺を傷つけていく

背後 ....
愚問を何度も唱えたら
君は何も言わず去っていた
それでも君は
そうするしかなかったのかも知れない
どうしても逃げられたような気がして
悔しくなってしまう

純粋無垢な君には私 ....
貴方は狂っている
私は狂っている
何かがおかしい
世界がおかしい

彼女の笑顔も
鳥の囀りも
風の音も
桜の花びら
私の左足
目に映るもの
耳に聴こえるもの  ....
神に祈るがいい

お前は祈るだけで
何もしようともしない
そして神は祈られるだけで
何もしようとなどしない
彼は忙しいんだろうよ
俺達に構ってられないぐらい

周りを眺 ....
俺は木が木であるように

俺は俺なのだ


大地に生えた草を

毟り取って行くような作業

それは切なくて儚くて辛くて尊い


俺と言う木を

目立たせる ....
地震が起こり

津波がやってくる

俺の知識が崩れ

俺の信じたものが流されていく

目も当てられない

だから俺はさらに高見を目指して這い上がっていくのだ

その ....
だからどうって事は無いのだけれど
流石に痩せこけたロシナンテにまたがって
幻想を追い求めるのにも限界を感じて
家来の頭の足りないサンチョ・パンサも
領主になり去ってしまって
ドン・ ....
まずは缶ビールを調達してきて
糞餓鬼どもを連れて来いよ
ぶっ飛んでそんなフリして
俺はツイてるって勘違いするんだ
音楽は大音量で
バラードでも縦ノリさ
兇器振り回して
片っ ....
私は日々洗い流している。
黒い物を流し落とすたびに失っていく、糧を失った事すらあるんだった。
そしてどれだけ時が過ぎただろう。生きているのが不思議なくらいだ。

「此処は戦場か?此処は精神 ....
日に日に曇る大気と
日々濁る海に
この体は毒されて
酸化し腐敗してゆく
絶滅の予感。。。。

アスファルトを踏みしめて
コンクリートジャングルへ身を隠す
人と言う木々を掻 ....
誰かがまた俺を陥れようとして
羊の皮をかぶるんだ
見掛け倒しのハッタリかまして
俺に取り入ろうとするんだ
いくら繕ったって
時間をかければ必ず見抜けるんだ
案の定何も分かっちゃ ....
君の弱さが優しさが
君の美しさに傷をつけ
君の寛大さにケチを付ける
それを知って
逆に認めてくれる人なんて
手を差し伸べてくれる人なんて
同じ立場を境遇し乗り越えた
余りあ ....
俺はお前らとは似ても似つかない
でもさあ
そんな振りなんて簡単なんだ

栄光に陰りを見つけても
俺には違う輝きが存在する
もうすでに折り返しな俺には
糞しみったれた心と
 ....
桜が咲き始めたなら
趣きある小道を歩こう
そして
桜が散ったらなら
綺麗な景色に向かってドライブしよう
そして
葉が色付き始めたなら
カフェでコーヒーを飲もう
そして  ....
優しく抱いた棘は
長くも儚く
鋭くも寂しく貫いて
この心を真っ二つ割ってしまった
しょうがない
一度死んで
二度と蘇えらないんだ

だからどおって事は無い
死してなお ....
イエスは言った

私があなたを愛したように

互いに愛し合いなさい

友のために自分の命を捨てること

これ以上に大きな愛はない


仏陀は言った

愛情から憂いが ....
俺をほっといてくれ
そっとしといてくれ
助けなど要らない
その心無い同情が俺を傷付けるのだ
分かるだろう?
簡単な事だ
昔は良かったなんて
言いたくないんだ
これで良か ....
誰かが俺に言ったのだ

「人を信じる前に

自分を疑え」

もうこれ以上

幻想など見続ける訳にはいかない

知らずうちにかけていた

色付き眼鏡を捨てよう

 ....
俺の手には零れ落ちるものばかり
めげずに何度もすくっているのだけれども
ことごとく零れ落ちるのだ
地球上の水を全てすくってやろうなんて考えちゃいない
俺の手に収まる範囲で慎ましくすくっ ....
流行って流れに流されてろよ
未熟な精神を毒で補うんだ
みんなで渡れば怖くないどころか楽しいか?

人形が雑誌を読み服の絵を描いている

みんな似たり寄ったりだ
未熟な意思で選択 ....
俺が掃き溜めで目覚めるともう昼下がりだった
空を見上げると曇り空だった
俺の目はグレーに染まった
俺は45口径を手にしていた
起き上がると髪はボサボサで
手で掻き揚げると手は黒に染 ....
風景が止まった日に
さかのぼる意思
切り取られた風景画は未だ引き出しの中だよ

何千年何億年経っても蘇るのだろうか
消えて逝った人たちに
出会えるのだろうか
そう、
消え ....
部屋には一本のゴムの木
でもその成長は見えていない
葉の色付き具合
前とは同じには見えない
大きな流れに逆らって進もうとしている
愚行を彼方へ置き去りにする術を手に入れるまで
 ....
聳え立つ信仰と言う名の神殿で
愛と言う名の太陽が沈むのを見た
未来と言う名の塔が崩れるのを見た
鬱屈するこの魂を
二度と戻らぬ陽光が
さらに踏みつける

切望と言う断崖から臨 ....
地球から1光年離れたなら

一年前の地球が見えるのだろうか

見えるなら

500万光年離れて

人間がどこで道を間違ったのか

見てみたいんだ

そしてついでに  ....
僕を見つけて
ここにいるよ
誰も気づいていないのかな?
この世の端の
淵の傍で待ってるから
見つけてよ

何で目を背けるんだい?
何で前を通り過ぎるだけなんだい?

 ....
ぶら下がろうと思った縄が
ちぎれてしまった
陥れるために仕組まれた陰謀か?
創造者による試練か?
嘆いてもしょうがない
擦り切れた心をそっと抱いて
壊された感情なんて捨ててしま ....
アルコールの力を借りて
こじ開けようとした世界がある
無理にこじ開けようとしたんだ
その度に嘔吐して
のた打ち回る
もう少し
もう少しだったのに

強力な抑制効果で
頭痛がしてくる
 ....
創造者よ

許してしまったのか

人が腐ってゆくことを

もう厭わないのか

地球まで犠牲にしていることを


何世紀か経てば

瓦礫の山の中で

誰か
 ....
maynard(162)
タイトル カテゴリ Point 日付
無益な素行自由詩007/4/1 0:07
フラッド自由詩207/3/30 20:35
真如=狂気自由詩007/3/29 19:49
heavy understandan自由詩107/3/28 1:53
trailer自由詩107/3/26 17:34
巨木自由詩107/3/25 17:32
クライム自由詩107/3/24 15:31
ドン・キホーテ・デ・ラマンチャ自由詩207/3/23 3:01
harrow自由詩107/3/22 2:41
告白の日々散文(批評 ...1*07/3/21 2:41
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新しい色に輝いて自由詩307/3/18 1:10
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気が腐る自由詩407/3/14 21:05
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デビルズ デビルズ デビルズ自由詩207/3/13 14:20
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水の男自由詩107/3/11 11:57
Be confined. Be human.自由詩007/3/10 4:14
2PM自由詩007/3/9 4:08
もし、自由詩007/3/8 2:02
偽モノ自由詩007/3/6 20:23
dark side自由詩307/3/5 15:51
遠い場所から自由詩207/3/4 6:06
見つけて自由詩307/3/2 23:17
Hooker自由詩107/3/1 22:22
便器自由詩207/2/28 22:20
輪廻自由詩107/2/27 21:59

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