ビキニの食い込みを直すあなたに連発花火を向けないなんて レトロをよそおう目覚まし時計はいつのまにか目玉焼きに変わるのだ
地球は日々年老いてくのに人間は日々進化してるってたまに寂しいね

強なのに弱みたいなドライヤーじゃなおらない寝癖をなおす動きをして ....
実際の電話が鳴る

りんりんもののける黒電話の懐疑の単独的歴史性を語りだす硬くてぶっとい受話器の向こうの

わななく女の背後
にぶつかる声の影

出会い系 エロサイト スマホとオナホ ....
トイレに入ってブリブリうんこを出しておしりの穴をトイレットペーパーで拭くとうんこがずっとついてくる
うんことじぶんがしろい紙のうらとおもてでひと繋がりになってずっとおしりの穴を拭きつづける
ウォシ ....
その肌は冷凍マンモスをみた夏に似てた


ちん毛のないぼくを終末のゆりちゃんが連れ去った夏に


氷みたいに眠るための巨大さがあった夏に


強化ガラスを隔ててぼくより未来に置か ....
よみちゃんの従姉妹のみよちゃんの盗撮がはまちん先生の愛のムチを蛇に変えて理科室に追いやった放課後

体育道具をかたづけてるぼくとよみちゃんだけのグラウンドに大人びた喘ぎ声が響き渡って油蝉とツクツク ....
泣きたいくらい泣けないピコピコナイトに揺らぐネクタイと世俗主義
進歩しない進歩。インポじゃないよ。

ぜんぜんバランスに興味ないペヤングナイトを流れてく黄色いマヨビーム
アナ ザ  マイ   ....
かたい糞だすときつらいが紙いらず詰まるトイレにみのる鳥肌 (痔余り) パーテーの席で、主役のスピーチ中にとんでもなく臭いすかしっ屁をしちゃったんだ

放出したときの
胃の残留物
我慢時間
熱量
速度
無音
どれを取ってもとんでもない臭さであることは明白で ....
その夏 市民公園の木陰のそばにひなたのボッコちゃんは揺れていて たくさんのセミが鳴いていた
市役所か噴水のあるほうから水戸黄門の替え歌が聴こえてきて ぼくは長澤まさみとガチャピンがあいまいになってい ....
ロッテントマトロッテントマトうるさいものでフレッシュだったトマトはあまりない。
B級よりA級のトマトのほうがキズモノも多くて
あまり美味しく食べられない。
もう赤く熟しすぎてしまっている

 ....
大金持ちの後輩にカネより夢っすよと諭され、乞食の先輩にお前は不潔だと言われる。
翌日、借金まみれの父にカネより愛だろと諭され、潔癖症の母にアンタは不潔ねと言われる。


昨晩、オナラとオナニー ....
あなたのカロリーはセクシー あなたを摂取するカロリーはセクシー あなたが残すカロリーはセクシー あなたを捨てるカロリーはセクシー  

あなたの顔をつたう哀しみはヘルシー

からだを逃げ惑うカ ....
トイレに入ってブリブリうんこを出して おしりの穴をトイレットペーパーで拭いても拭いてもうんこがずっと紙についてくるときがある
うんことじぶんがしろい紙のうらとおもてでひと繋がりになってずっとおしりの ....











更地
祭りかと思ったら血祭りだった 町境に夜をおしのけてくる扉につまずいてはじめて足が生える 瞬きしない癇癪持ちの貴女が遅れて笑ららう
瞬きしない癇癪持ちの貴女が遅れて笑ららう

瞬きしない癇癪持ちの貴女が白く透き通る卵を一粒一粒数えて笑うように洗ららう

氷山の如く切り立つブラウス ....
そこそこイケメンがほんとうのイケメンなのに、女の人たちは信じてくれない
なぜだろ
髪の乱れやすい季節のせいだろか
排卵日なのだろか

そこそこきれいな人をほんとうにきれいだなと思ってるぼくは ....
野良猫を飼っている
すごく矛盾しているのだけれど事実なので仕方がない

ある日ベランダに出ると
エアコンの室外機のうえに
猫が丸々とおさまっていた

冷蔵庫を漁るもめぼしいものがなく
 ....
行けども行けども野梅野梅野梅ヤバイ着色の珍味と大関とすっぱいセクハラが命綱。ん。川のナマズが飛び跳ねる。わ。ぬしだぬしだと死んでる虹をナマズとみまちがえ宇宙の高さに迫ろうとも真面目も休み休みに言えとせ .... 終わる今日─

退屈な日でした
蒸れた空ばかりがずっとつづいていて
胸もとをぱたぱたさせながら
ヨーヨーを垂らし
駄菓子屋のアイスボックスの底から
メロン味をたぐり寄せ
南極の怪獣を想 ....
セックスをもたらさないベッドがある
枕をはずして
もし何かをみつめてるとすれば
終わりのない色の
壁の終わり
空間にとっては軽すぎるものだろう

夕暮れに蛇をつかまえた
金はいつも夜に ....
きみのためになにも流されないような夜には
何処にも行き場がない

すべてのネオンサインに照らされて
きみは光の街のなかで成長していく
だからせめて泣き止んでいてほしい
安らげる誰かの隣 ....
もうへんな言い合いやめようよ
卵が先か鶏が先か黄身が好きか白身が好きかきみが好きだ瞳が好きだ

すべてから切り離されたような二つの瞳の端がさ
神々に触れてさ 、
震えて濡れてくのが好き

 ....
濃くなる空
廃道には沖からの風
タイヤのない廃車
不可能な旅
消え去った日々
揺れるブイ
昔みた黄色いアドバルーン
多分、二足歩行するまえの記憶
今朝の愛についての討議
鮫と鯨みたい ....
足跡は雪にさらわれ 残されたのは 爪さき立つ



奪われたのはまなざしのゆくえ
なにも照らせない光が
ひしめいている

(今日わたしができることは思い出すことをやめること) ....
ずっと片目を瞑って─

まぼろしが氷をはった朝の
新鮮なドアノブ
静電気とひとつらなりの
なまあくび

冬の空気に刺さるしらふなガラスの不埒な断面 、
つつく鴉
首をあらう風の猫背 ....
タコベルと韓国料理店しかない町に繋がるトランジットはアトランタの大雨しかない

リュックを枕にデルタのベンチで足止めをくらう
搭乗口のスタッフもいなくなり
我慢できる程度に肌寒く
濡れた機体 ....
その思い出に─

乱暴に溢れていた
素晴らしい世界に
果てからのざわめきに、ささめく木々に

女たちは
体質をかえた乳房の
エンクレーブに
奥まりからの流れを導き入れて
そこに生ま ....
泡立つ海で腕をあらいましょう─

はいわかいましたですか明日のここにならない先方ならのメルか届かなき重くのて名無しさとアノニマスノ焚き火のとこれて待る合わせてかさもってもしょうかないとえもいま現実 ....
末下りょう(197)
タイトル カテゴリ Point 日付
冷戦短歌1*19/7/3 20:48
身だしなみ自由詩019/7/3 20:44
肉体の電話自由詩019/7/3 20:40
ループループ自由詩1*19/7/3 20:37
終末のゆりちゃん自由詩0*19/7/2 19:18
ペンペンペチン自由詩2*19/7/1 20:20
真夜中のマヨラー自由詩1*19/6/29 20:59
_短歌0*19/6/29 20:52
マダムと愛とぼくと自由詩1*19/6/27 21:46
その夏のベンチ自由詩1*19/6/25 17:56
トマトとアムロのマリネ自由詩1*19/6/23 22:58
そこはマスト自由詩019/6/23 22:54
セクシーなカロリー自由詩1*19/6/23 22:50
ループ自由詩2*19/6/21 22:40
皿と血と更地自由詩019/6/21 22:26
町境自由詩1*19/6/21 12:55
柊の実自由詩7*17/3/29 2:24
そこそこ自由詩6*17/3/19 18:23
ホトチンコスープ自由詩6*17/3/11 2:20
野梅自由詩3*17/3/7 2:18
Fw:自由詩10*17/2/9 1:51
セックスしたかった自由詩14*17/2/3 1:25
光の街自由詩4*17/2/1 1:28
フェーズ自由詩2*17/1/31 0:44
仮装して岸辺に自由詩4*17/1/28 1:28
白い沈黙/のために自由詩4*17/1/25 1:54
Fw:自由詩5*17/1/24 1:32
アトランタ 大雨 ボーイング Made in China 自由詩3*17/1/23 0:59
Fw:自由詩2*17/1/21 1:33
1分以内自由詩3*17/1/20 1:22

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