もう終わってしまったのか

傷だらけの心ひた隠し

歌ってみても

心には響かない

生きる術をなくしてしまった

存在しているだけの歪んだ心は

現実を捉えることはできず
 ....
 いくらかんがえても

  わからんなあ

ひとりでさけでものもうかのう
情けない

評価ばかり気にしていた事が

そんな生き方が情けない

嫌われても

けなされても

自分の道を歩めばいい

自分を失うな

飾りすぎるな

私は私の道を行 ....
四丁目の角で組頭のライオンが吠えていたので
ゴリラの警察官に通報し
池袋で親友の牛さんと焼き肉を食べた後
キリンの娘と買い物をしてぶらぶらした
蟻の介護士にお袋の面倒を見てもらい
鯨の同僚と ....
まっくろ雨雲ひきつれて

熱風が吹いてきます

雷さまが ごろごろ ごろん と泣いています

私も怖くて泣いています

  

夕立がふり出しました

どんぴしゃり ごろ ぴし ....
むかしむかし 暗黒の世界に 満月が生まれた
青白く闇を照らし 人は詩を詠むようになった
狼はその光に 遠吠えながら 仲間を呼んだ
満月の夜には 事件が起こり 語り継がれた

むかしむかし 乙 ....
マグカップに世界の全てを注ぎ込み

飲み干してみる

月も星も太陽も

銀河の全てを胃袋に流し込む

人類の紛争も文化も経済も

文明全てを胃袋に流し込む

天地創造の後の全て ....
外は今日も猛暑だそうだ

私はエアコンの利いた部屋でくつろいでいる

バナナとキューイフルーツを食べながら新聞に目を通し

アイスコーヒーを飲んでいる

身も心も健やかだ

何の問 ....
エアコンは熱を帯び

扇風機は首を振り続ける

連日の熱帯夜に熱帯魚が泳ぐ

凍り付いたポカリのボトルで

熱中症対策 孤独死対策

夜空に奇麗なフロンガスの運河が浮かび

地 ....
    僕は夏に恋した そして君に出会った 波寄せる海岸で
  たかなる胸 夏恋しい 海恋しい 君恋しい 


  生まれて初めての海 まるで初恋のよう
  僕の心 ....
雑草の陰から誰かが覗いていた

見つめていた

真昼の情事を繰り返すふたり

野良猫が横切り

伸びをする

汗ばむ肉体

ねじれる肉欲

雑草の陰から誰かが覗いていた
 ....
夏空に真っ赤な花弁が広がり
老いぼれの私を覆ってゆく
忘れかけた情熱が蘇る
ヘリコプターが燃え堕ち
子犬が吠える

勘弁してくれ!

真っ赤な 真っ赤な花が咲き誇り
情熱の世界がメ ....
高層ビルの灯りを見つめて 黒いドレスに着がえる
サファイヤの瞳をガードして ソファーに独り寝そべる

孤独を鏡に映して 黒い口紅を舐める そして闇に消えてゆく

セクシーに足覗かせ 白い肌を ....
微細な雨粒に濡れ
その森へと足を踏み入れる

目を凝らしさらに進む
身も心も癒されてゆく気分だ

コウモリが空を舞いとび
草むらで山鳩が鳴いている

くるくると回る空を見上げ
幻想 ....
気分が晴れないブルーな朝は 甘味ツアーに行きましょう

クリーム餡蜜 黒蜜絡め 至福の時を楽しみましょう

ダイエットなんて気にしない これでテンションあがるなら


 ....
まだまだだね おいらの人格 色々だろう 人それぞれだよ

スーパーグループも歌ってるよ たった一つの花なんだよ

完全無欠の大先生よ あんまりだろう みんな人の子 神じゃない わかってくれ ....
好きと嫌いの狭間で

嫉妬の影が揺れている

分裂する心に悩まされ

居場所を失う

愛と憎しみの共存は

私を苦しめる

統合不可能な自我を

愛で占領する
岩の様に動かず 力を吸収しなさい そして風を捕まえろ

一言も語らず 自分の時を待ちなさい そして知恵を語るがいい

まるで夜中の様に静かに 安らげばいい まどろめばいい

  
豹の様 ....
孤独な籠を愛している
傷つきたくはない
臆病者の世界は狭い
程よい距離で愛し合って
能面の様な顔はひた隠し
いい顔だけ見せていたい
シャイなのかもしれないが
プライドが高いだけ
寂しが ....
身体も心もふやけている
刺激のない生活に倦怠感を覚え
今日も途方に暮れては
細い女性的な指を絡ませて 
じっと見つめる 

「惨めだ」

欲望が誤算を生み
連日の睡眠不足で家を出る
 ....
私は羊です

か弱い羊です

草ばかり食べています

誰とも争わず

戦いません

穏やかです

しかし狼です

言いたくはないし

知りたくもないのですが

羊の ....
この町の朝は静かだ

平和に時が流れて行く

幸せも不幸せも包み込み

一日が始まる

貴重な時間に流されながら

物思いにふける

心は幾分穏やか

私を脅かす影はない
 ....
優しさに包まれると

他人にも 自分にも優しくなれる

他人を裁かず 自分も裁かない

そんな優しい連れがいるから

私は救われている 癒されている

優しさ 甘さに どっぷり浸か ....
私の世界に色が付く

海の黒 空の赤 空気の朱

山の白 風の紫 街の黄

みんな変な色 

異端な色に染まってしまった

太陽は凍り付き 月は溶ける

私の世界が変な色に染ま ....
チッチッ チッチッ チッチッ

チッチッ チッチッ チッチッ

時計の音が響く 真夜中の部屋

暗闇に大きな白い花が咲いた

花の香りに誘われ

私は幻を見た 私の最期である

 ....
シャンソンの流れるレストラン
店のライトに揺れる貴方
酔いに任せて涙を零す
細切れの記憶の中に
二人歩いた夏の日の思い出達
野イチゴが揺れていた
白いドレスから覗く細い肩抱き寄せ
赤い髪 ....
黄昏ブルースカイ
   
雨上がりの夕暮れは

気分がいい

ライトビール飲み干し

無責任な夜を迎える

無感覚な理性はそのままに

テレビニュース覗き込み

堕天使の様 ....
タイム・イズ・マネー スピードが命かい?
電車の時刻表は分単位 踏み切りで一期一会

俺達は大切な何かを忘れているのさ
与えられた時の短さのせいかい?

何かにあおられながら何時も急ぎ足
 ....
恵みの雨が降りしきる朝

庭先で虫たちが鳴いている

ミクロの泡が舞い飛ぶ空に

小鳥が囀り

町の生活音が入り交じる

私は何者なのか

イエスキリストの肖像画を見つめると
 ....
私は猫になりたい

気ままに暮らし

餌には不自由しない猫になりたい

人間は嫌いだが

たまに寂しくなると擦り寄り

撫でてもらえる猫になりたい
星丘涙(346)
タイトル カテゴリ Point 日付
もう・・・自由詩2*16/7/7 9:42
わからんなあ自由詩1*16/7/6 17:51
正直な詩自由詩8*16/7/5 23:30
いきものがかり自由詩116/7/5 21:45
夕立自由詩1*16/7/5 7:12
満月の物語自由詩4*16/7/4 22:48
世界征服自由詩1*16/7/3 21:48
ある日曜の朝自由詩2*16/7/3 16:17
地球温暖化自由詩0*16/7/2 22:42
夏のアルバム~たかなる胸自由詩1*16/7/2 21:34
情事自由詩0*16/7/2 15:43
最期の誘惑自由詩1*16/7/1 22:32
黒豹自由詩0*16/7/1 21:05
自由詩6*16/6/30 21:25
甘味ツアーに行きましょう自由詩1*16/6/30 18:13
おいらは未完成自由詩0*16/6/29 21:09
アンビバレント自由詩016/6/29 11:27
静・動・冷・熱自由詩1*16/6/28 20:32
孤独な籠と破滅の方程式自由詩1*16/6/28 17:01
不眠自由詩1*16/6/28 11:11
偽羊自由詩016/6/27 17:13
逃避自由詩2*16/6/27 16:01
愛のイメージ自由詩3*16/6/26 12:23
心の叫び自由詩4*16/6/26 10:15
真夜中の白い花自由詩2*16/6/25 20:32
六月の花嫁自由詩1*16/6/25 5:54
黄昏ブルースカイ自由詩1*16/6/24 18:30
ファーストフード自由詩0*16/6/24 16:55
雨音自由詩3*16/6/23 18:07
猫になりたい自由詩1*16/6/23 17:38

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