赤子が泣いてる

怯えて泣いてる

しがみつき

泣きじゃくり

ぬくもり求めてる

母の胸の中

すやすや眠る

夢見てる

鳥の夢

花の夢

笑ってる
 ....
私の心のなかに
しんしんと降り積もる雪
闇にうかぶ街明かり
温かさの中に
喜びと悲しみが見える
風化した心象風景
時の流れと共に傷ついたもの達
悔みはしないさ
傷痕は生きてきた証だから ....
不安だ
乱れてゆくこころ
もてあます
壊れていく
病におかされ
ミシミシ音をたて
崩れてゆく身体

この世への未練だろうか
いや、未知への恐怖

空を見上げると
月が浮かんでい ....
ひとつ、ひとつが求道
それがまた面白い
目の前にあるものすべてが
好奇心をくすぐる
もっと、もっと上手くなりたいと
理想を求め、完璧を求め
果てない欲望の渦に巻き込まれる
白黒つくものは ....
あなたは
野の花のよう
風に吹かれて
揺れている
喜んでいる
微笑んでいる
自由なんですね
教えてください
そんな生き方を
わたしにも
教えてください
キラキラと輝く瞳
よどみ ....
あついおもいが
じょう熱が
こころふるわせる

いっしょうけんめいが
もえるこころが
こころゆさぶる

ほとばしる炎
とびちる汗
あつい
あつきこころ

もえている
明日へ ....
俺も死ぬんだ

神を信じているのに
死ぬのが怖い
愛する家族を残して
この世を去るんだ

みな、思い通りの終り方はできない
この世に未練たらたら
そして死んでゆく

生まれた時か ....
ゆーらりと
死のただ中で生きている
明滅するたましい
骸骨が怯えている

カタカタと音を立て
ボルトが緩まり 腐食する身体
錆びついた心に映る闇と光

絶望か諦めか 
すべてを受け ....
大切なもの
それは人とのふれあい

わかちあい
たわいのないことで
わらいあう
それがいい

そばにいて
おちつける
それがいい
それだけでいい

交わりに生きること
それ ....
幼いころ、友達と一緒に
崖の上から見下ろす港に向かい
よく小石を投げて遊んでいた
何度も何度も石ころを投げた
そんなことを繰り返していたら
いつの間にか投げることが得意になった
父親がわた ....
何十年も生きてきて
大抵のことは経験してきた
良きにしろ
悪しきにしろ
これからも色々とあると思うが
なんとか乗り越えられる
大丈夫さ
ここまで生きてこれたのだから
だから心配はしてな ....
詩を紡ぐということは
裸にならなくてはいけない
恥ずかしがっていては
心の襞は描けない

素っ裸にはなれない
野暮な言葉を並べたくはない

ええかっこしいが邪魔をする
綺麗な言葉を並 ....
最近 笑うことをしない

たまに笑うと

笑っている自分を
不思議に思う

つい笑ってしまう
雨はあがった
空をみあげると
久しぶりの秋の空がひろがる
みな、何者かにせかされ
脅かされ
あわただしく日々を暮らしている
夢を 野望を 安心を 理想を
追い求め
そして日は暮れてゆく ....
老いてゆくこの身を
黄昏の空に
横たえている

怯えているのですか
夢みているのですか

たぶん
どちらも

闇は光を呑み込み
光りは闇を呑み込んで
絶望と希望くりかえす

 ....
ふかく息をすいこむ
落ち込んでいたこころが
いくらか楽になる
陽の光はとおいな
からだが冷たい
きえてしまいたいな
そう思うことがある
女々しいけど
しょうがない
よわいだけ
ひと ....
でこぼこ道を
なんとか歩いている
つまずいたり
たおれたり休んだり

よわいから
まけてしまうのだ

ゆがんだ心に
ふりまわされて
いつもひとりきり

こころ折れて
ふさぎこ ....
きのう花屋にたちよりました
シクラメンが並んでいました
もうこんな季節なのですね
疲れていたのですが
明るい気持ちになりました
最近、花を見るのが好きになりました
チューリップの球根でも買 ....
今日も
満員電車に
ゆられていく

わけのわからないまま
頭をかかえ
ゆられていく

何処へ
ゆくのか
何処へ
辿り着くのか
わからない

何処までも
ゆられていく
幸 ....
あめがふる
ゆめのなかにも
部屋の中にもあめがふる

あめがふるふる
あめがふる

おもいでとかして
あめがふる

トイレの中に
あめがふる

あめがふるふる
あめがふる
 ....
シルクの雨が
詩っている

やさしく語り
諭している

ほそい糸が
秋の景色と重なる

白い線ふりしきる
見上げるそら

やわらかい
まるで母の懐のよう

絹のように
 ....
日常の勝負師は
滑稽だろう
まるで冷たい海
非情だ

常に勝負にこだわり
負ける事を恐れ
楽しめない

勝つってなんだ
つまらない
逆に惨めになる
滑稽になる

負けに甘ん ....
ずいぶんと深刻に
悲観的に悩んでるけど
どうしたんだい 
意気地がないね
もっと気楽に
のんきに暮らしてみないかい
要領が悪いだけだよ

たいしたことはないさ
そんなことでくよくよし ....
生まれたばかりの朝に
人々の小さな営みの息づかい
まあたらしい魂の叫び

生まれたんだな
なにかが
よろこびも かなしみも
よちよち歩き

疲れきった夜までは
まだ時間があるようだ ....
あなたの詩に
こころ癒されました
乱れていたこころは
いまは海の底のように
しずかです
なぜだかわかりませんが
こころの痛みが
きえさりました
思いがけず
ありがとう
ありがとう
 ....
原色が好きだ

亜熱帯のようで

故郷のようで

真夏のように明るく

子供のようにシンプル

楽園のようで

希望にあふれていて

好きだ

原色に染まりたい

 ....
うまくいかないことばかり

悩んだり 愚痴ったり
戸惑ったり

なさけないけど
こんなもんさ

今夜も酒のんで
よっぱらって
憂さ晴らしてる

まあいいっか

愛する家族に ....
スピードが命だろう
つべこべぬかすな
いちかばちかの大勝負
テンポよくリズムに乗っかって
スプリング スプリング
タイムイズマネー
時は金なり
超音速で飛んで 飛んで
地球のうらまで
 ....
ストレスはぎりぎりで避けて回避
頭はさえて さえて
今夜は眠れない 

ビートに乗って
興奮と爆音のなかペガサスに乗って
サファイアもルビーでも散りばめて
空にとけてゆく 
覚めてゆく ....
朝が来るまで
めずらしい言葉をください

完ぺきでもなく なんとなく
ちりばめてみましょうか

悲しくもなく おもしろくもない
たいくつで どうでもいい言葉を
並べましょう 

い ....
星丘涙(346)
タイトル カテゴリ Point 日付
赤子が泣いてる自由詩6*18/1/10 8:59
初夢自由詩318/1/5 15:36
こころの陰自由詩3*17/11/28 8:13
極めるということ自由詩017/11/26 23:09
野の花自由詩3*17/11/18 21:41
いのち燃える自由詩017/11/17 8:51
自由詩2*17/11/12 18:47
ゆーらりと自由詩7*17/11/8 21:41
交わり自由詩3*17/11/6 1:07
海に向かい小石を投げて遊んでいた自由詩3*17/11/3 22:53
ここまで生きてきた自由詩9*17/11/3 7:43
裸になれない自由詩11*17/11/2 7:05
このごろ自由詩4*17/10/28 5:40
秋の空自由詩1*17/10/23 16:59
夕陽を見つめて自由詩7+*17/10/22 17:56
冬が来るんだな自由詩3*17/10/18 7:50
待つだけ自由詩3*17/10/18 7:09
自由詩4*17/10/16 8:05
ゆられてゆく自由詩4*17/10/15 21:07
あめがふる自由詩4*17/10/13 21:35
雨音自由詩6*17/10/13 18:53
負けてしまえ自由詩2*17/10/11 21:16
のんきにやろうよ自由詩3*17/10/9 9:08
自由詩16*17/10/8 8:45
そこツボです自由詩5*17/10/7 18:03
原色自由詩6*17/10/3 8:31
まあいいっか自由詩6*17/10/2 16:46
スピード自由詩2*17/9/30 15:05
ふれてみる自由詩2*17/9/29 22:11
いいでしょう自由詩2*17/9/29 15:00

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