○ 家一軒だけが消えた場所は
真四角く切り取られたかのようで
三方は静かな住居に囲まれている
そしてさらに、後ろは山脈
この沈黙は三方どの面も硬直しているからだ
街灯は影を作れども
この場所に ....
半粘性の液がとくとくと垂れ流れている
青緑の、今は白反射な広野に透き緑な液が注がれている
心地よく伸びる地平線に赤若い太陽は沈もうとしていて
斜度の低い残光が針としてサバンナを走り抜ける
その ....
彼女は私を自動的強制的に愛するシステムだということを私は知ってしまった!
彼女からの愛は総てプログラムによって事前に定められたものであったのだった!
彼女の笑みは必ず口角を30度上げ唇を潤わせて行 ....
彼女は私を自動的強制的に愛するシステムだということを私は知ってしまった!
彼女からの愛は総てプログラムによって事前に定められたものであったのだった!
彼女の笑みは必ず口角を30度上げ唇を潤わせて行 ....
猫と戯れ
猫と遊び
猫引きちぎり
猫死ぬ。
思えば
元から猫を嬲っていただけで
元から猫は死ぬ未来だったわけで。
猫死んだ。
かわいい猫死んだ。
いつまでもいっしょにいたいって
わがままかもしれないけれど
でも心の底からそうおもってるの
運命の人に出会えたシアワセ
それをずっと抱きしめていたい


キミをすきになればなるほど
キ ....
※当該作品はその詳密な内容から筆者が児童ポルノ禁止法に違反する物品を所持している疑いがあるため
また児童ポルノを詳細に扱った情報が公開されることはさらなる犯罪を誘発すると判断されたため
運営により ....
濁流に心を投げ入れる日々の反芻で
いつしか下流には心が貯まっていき
知らずのうちに大きな中州を作ってくれる
途切れることなく供給される心心心
振りかぶって乱暴に
半ば自暴自棄に
橋の真ん中 ....
暗く淀む沼があって、
底のない沼があって、
死体でそれを埋めたてて、
若者達の死体で埋めたてて、
死体はどれも血まみれで、
瞳は濁って光が無くて、
なかには首が折れているのもあって、
そ ....
時の流れなど感じていないかのような
安古いこのモーテルは中も狭い
下着もつけないままで
君はテレビを黙って見ている
やる気のない企画物が垂れ流れている
俺はベッドに座り煙草をくゆらせる
君 ....
 ありがとう
 美少女がささやく
 愛しています
 ありがとう

       僕は拳で殴りつける
       美少女の身体は跳ね
       顔面が赤く腫れる


      ....
県道沿いの山は粘土質だ。
いつも湿っていて、
一歩ごとに靴底へべったりと張り付く。
私は墨染みた卒塔婆を背負っては、
暗き夜に忍び歩く。
夜露は私の身体をぬらす。
ぬれながら、泥で汚れなが ....
県道沿いに転がる店の死骸
人影のなごりも蠢かず
静寂が壁を黒ずませている

MIDIの安音源で
存在しない人の歌を歌おう
忘れられた空間に
テレビ画面だけが浮かんでいる
僕は息を潜め
 ....
つめたい水が流れ
ゆられる水草たち
淡色 葉は白く薄く
沈んだ石は絶えず
千年晒され続け
削れる なめらかにすべるように

潤う瞳には 空 遥か天の先は遠すぎて
持たない腕を水の上 伸 ....
300万もの脛毛の荒野
300万もの脛毛の荒野
300万もの脛毛の荒野

酸っぱい空気充ち満ちていた箱たちが
汗だくの肉溜まり又は骨皮を閉じ込めていた箱たちが
その重い戸をついに封しきれな ....
まるで出血かのように
両耳から桜が吹き出して
耳の軟骨との摩擦音をたてながら
桃色の花びらは足元に散る
無理にでも平静を保とうと
目の前の私へ必死に笑いかける彼女
しかしその表情は崩れてし ....
上品に澄ました顔のこけし こけし
ほほえみながら くるくる
軸を中心にしてこけし くるくる
和洋折衷な旅館のロビーで
置物達の中に並んでこけし
くるくる くるくる
かわいいこけし くるくる ....
流れゆくあなたのすべてを抱きしめていたい
たとえそれが崩れゆくとしても

明星光る夜の夜
怪しげに光る塵と砂
あなたの目だけは無限の宇宙の底面をのぞくように
地球の真ん中のごった煮の体
 ....
魑魅魍魎不可思議は
もはや
幻想の中でさえも朧げで
血も吐けない
死に体

蓬莱よ 月の光
コロニーのダイオードで滅された
神秘よさようなら
貴方達を残して 人間は進みます
ごめん ....
雪は音を吸い
空間は静寂する
踏まれた雪は含んでいた音を漏らし
ぐもっ ぐもっ ぐもっ
と音をたてる

雪は彩度を吸い
空は鈍色になる
彩度を吸った雪は重くなり
空から落ち
地を白 ....
魑魅魍魎不可思議は
もはや
幻想の中でさえも朧げで
血も吐けない
死に体

蓬莱よ 月の光
コロニーのダイオードで滅された
神秘よさようなら
貴方達を残して 人間は進みます
ごめん ....
Silent night 聖夜の修道院
Sing hymn 子供達が讃美歌を歌う
ああ この一時……
僕の耳からは讃美歌がただ漏れ
全神経を眼球に集中させている!
ああ 豊胸なシスターさん
 ....
宇宙の裏側にいこう
この世にいると君はあざだらけだから
僕も泣いてしまうから
狭いけれど一緒にそこへ行こう

そこで背中を合わせて座ろう
手はつないで
だけど顔は合わせずに

空から ....
模型のようなチョコレート工場が頭の上に浮いている
私の身体は検体かのよう堅いベッドに固定されている
七色の熱電球が工場を派手にデコレーションして
轟々鳴る機械音は蛮人の儀式のよう響き渡っている
 ....
美少女を
殴って
頬骨を折る
脳の中で。
美少女を
蹴って
腰骨を割る
脳の中で。
半透明な両手で
きめ細やかな肌のかよわい首を絞める
どす黒い痣が残るほど強く強く絞め上げる
塞 ....
無数にドライバーを突き刺され
美しきあなたの肉体よ
鋼鉄の逞しき肉体よ
それが端から崩されていく
何百人もの工員があなたの上を這って
いやらしく群がっては蠢いて
そしてみずみずしい肉体を剥 ....
子供たちと浜辺を歩いた
漁港の電球は強くて
横に並んだ僕らの影を
黒い波にくっきりと映していた
夜の散歩に子供たちははしゃいでいた
僕は海側の一番端にいたので
きゃっきゃ舞う子供たちは
 ....
スクランブル交差点のあちらこちらで
余裕無い人達が両手をぶるぶる
すれ違い行き交う人の流れの中で
置き石のよう立ち留まり焦っている

黄信号 腕の残像 照り返る熱気
鳴り重なる足音 靴底の ....
長い黒髪 風にゆらめかせ
女子高生 夕陽を望む
滑らかな曲線を描くシルエットが
逆光によって赤い校庭に写し出される
女子高生は
ゆっくりと
こちらを向いて
その顔面が落ちる
ストンスト ....
渡辺八畳@祝儀敷(33)
タイトル カテゴリ Point 日付
啓蟄自由詩118/8/25 17:29
空き地自由詩118/7/6 19:04
サバンナの光と液自由詩318/7/2 19:18
ラブ・ラプソディ(文学極道Version)自由詩1*18/7/1 0:08
ラブ・ラプソディ自由詩3*18/6/25 0:46
自由詩3*18/3/3 7:57
ワタシのきもち (エルサポエム)自由詩2*18/1/31 2:40
少女ヌード写真集から見る昭和性風俗 ―雑誌『(検閲済)』を中 ...自由詩118/1/23 2:05
寂しくて辛い自由詩117/11/10 16:16
埋めたてて自由詩517/11/5 16:50
氷の女王自由詩117/10/27 19:26
ありがとう自由詩117/10/23 23:13
卒塔婆を背負いて山をゆく自由詩12+17/10/18 20:31
つぶれたカラオケボックス自由詩117/8/28 18:42
水底から空を自由詩117/7/27 20:27
現代詩「恒心」自由詩217/7/25 12:33
桜散る自由詩017/7/23 14:49
こけし自由詩117/7/20 23:09
布踊る北のかなたのこの塊には  ~あほいすぃ「械躰神書」から ...自由詩017/7/18 21:59
神秘よさようなら自由詩217/7/16 23:29
自由詩7*17/7/13 20:56
神秘よさようなら自由詩117/7/11 20:14
豊胸マリア様自由詩117/7/10 1:33
手はつないで自由詩217/7/8 12:11
kissはチョコの味自由詩1*17/6/30 4:49
脳の中で自由詩017/6/25 13:41
解体自由詩217/6/20 19:23
ある夜の思い出自由詩417/6/18 0:51
余裕は無い自由詩217/6/15 14:06
夕陽に顔面自由詩317/6/13 17:11

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